誰でもベテランの運用担当者に--「WebSAM」と「HULFT」が連携強化

田中好伸(編集部) 2007年09月13日 23時35分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 NECとセゾン情報システムズは9月13日、NECの統合運用管理ソフト「WebSAM」とセゾン情報システムズのファイル転送ソフト「HULFT」の連携強化を行ったことを発表した。

 WebSAMとHULFTはこれまで、HULFTで自動化されたシステム間連携のシステムの状況を、WebSAMで統合監視し、障害検知・通報を行うという仕組みで連携していた。

 今回の連携強化で、システムで障害が発生すると通報されるだけでなく、障害の原因を確認するとともに、起きた障害への対処方法(ナレッジ)を運用担当者に表示できるという機能「HULFTナレッジデータ」が追加された。

 HULFTナレッジデータは、ユーザー企業固有の業務に沿ったナレッジを追加登録できる。また、ナレッジに応じてWebSAMにリカバリジョブを実行させることもできる。こうした機能があることで、HULFTナレッジデータにナレッジを蓄積していけば、長期間にシステムを担当していない担当者でも、即座に障害に対応することができ、「ベテラン管理者と同等の運用能力を持つことになる」(両社)としている。

 両社によれば、中小企業のシステム運用では、選任の担当者が存在せず、ほとんどが兼務でシステムを運用させているのが実情と説明している。今回のHULFTナレッジデータは、そうしたユーザー企業のニーズに対応したものだという。

 HULFTナレッジデータは、9月末からWindows版、11月末からLinux版とUNIX版を、両社から提供予定となっている。両社は今後3年間で300システムの販売を見込んでいる。

 HULFTは、メインフレーム、UNIX、Linux、Windowsなどの複数の異なるプラットフォーム間で業界標準のTCP/IPプロトコルで、ファイル転送をトリガーに自動でシステム間連携を行うソフトウェア。企業内・企業間でLAN/WAN、SAN、公衆回線、インターネット接続など、多くのネットワーク環境に対応可能となっている。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連キーワード
ビジネスアプリケーション

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
IT部門の苦悩
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]