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海外コメンタリー

グーグルもマイクロソフトも--なぜ米IT企業はインド人CEOを好むのか - (page 3)

Rajiv Rao (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2015-08-27 06:15

慎ましい生い立ちと、職場での謙虚な態度

 Pichai氏はとても謙虚な人物として有名だ。同氏が育った南インドのチェンナイにある実家の部屋数はわずか2つだったため、弟と一緒に居間で寝るという生活をしていた。同氏の母親は速記者であり、父親は部品工場のエンジニアだった。一家は自動車を所有しておらず、家に電話が引かれたのはPichai氏が12歳の時だった。ビハール州のバーガルプルという小都市の出身であるJha氏をはじめとするその他の多くのCEOも、Pichai氏と同じような境遇で育っている。

 このような背景もあってか彼らのマネジメントスタイルは、多くの人々の証言にもあるように、Bill Gates氏やSteve Ballmer氏、Steve Jobs氏、Larry Page氏などと比べると摩擦の少ないものとなっている。また、彼らは意見の違いをすり合わせる能力にも長けている。GoogleのPichai氏は、さまざまな見解がぶつかり合う場において、優れた合意形成能力を発揮することで知られている。そして同氏がAndroidの責任者に任命されたのは、Andy Rubin氏(GoogleにAndroidを売却した人物)の人と対立しがちな性格が問題視されたためである。


AdobeのShantanu Narayen氏

 AdobeのNarayen氏も、「Flash」がSteve Jobs氏の怒りを買い、「iPad」向けOSから排除された際、そのダメージをうまく緩和している。このため同氏もクールで穏やかな習性を持っていると言えるだろう。MicrosoftのNadella氏も同様であり、過ちはすぐに謝罪する(女性の昇給をめぐる同氏の失言を思い出してほしい)。また、同氏の「協調的で人当たりのよいマネジメント」は広く知られている。これは前任者である、すぐに熱くなり、好戦的かつ情熱的なBallmer氏と好対照と言えるだろう。

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