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ニフティ × クララオンライン提供「鴻図雲(ホンツーユン)」特別対談 「環境変化の激しい中国でこそクラウドの魅力は生きる」

渡邊太郎氏
ニフティ クラウド事業部
クラウドインテグレーション部

中戸川浩氏
クララオンライン中国
副総経理

 2015年4月にニフティとクララオンラインが共同で開始した、中国で提供するクラウドサービス「鴻図雲(ホンツーユン)」。ハイブリッド環境に対応した日本品質のクラウドサービスが中国国内でのコンサルティングサービスとあわせて利用できるとあって、日系企業からの問い合わせが急増中だ。ニフティ クラウド事業部 クラウドインテグレーション部 課長の渡邊太郎氏と、クララオンライン中国 (客乐来技术咨询(北京)有限公司) 副総経理の中戸川浩氏の対談から中国ビジネスの最新状況、成功のヒントを探る。

急速に立ち上がった中国クラウド市場

──製造業、流通業を中心に中国進出が活発です。紆余曲折を経ながらも着実に成果を挙げている企業は少なくありません。そんな企業でもIT環境には課題を抱えているようです。まずは、お二人に中国のクラウド事情の現状をご解説いただけますか。

渡邊氏:中国のクラウド事情は、この1年で一気に変わったという印象です。私がニフティの中国ビジネス担当になったのは1年くらい前ですが、ちょうどその頃から現地にいる皆さんもその変化を強く感じるようになってきたようです。それは、阿里巴巴(アリババ)グループのクラウドサービス「阿里雲(アリユン)」が新しいサービスを次々と投入し始めた時期でもありました。実際に現地にいてその辺りはどうですか。

中戸川氏:阿里雲では、半年に1カ所という頻度でリージョン(データセンター)が増えていきましたね。今では、青島、北京、上海、広州、香港、アメリカの6カ所からデータセンターを選べます。データセンター拠点の拡大もそうですが、すごい勢いでサービスも拡充させています。

渡邊氏:日本もすぐに追い抜かれるという印象すらあります。IaaSの市場とPaaS市場が同時に立ち上がって、企業のシステム環境がオンプレミスからクラウドに一気に移行しました。日本では、レンタルサーバーやVPSなどのホスティング事業がクラウドの前段階としてありました。中国ではいきなりオンプレにするかクラウドにするかの選択をする環境ができあがった。

中戸川氏:そうですね。ただ、品質はまだまだ改善の余地があります。先日も阿里雲の香港リージョンの全ノードが半日ダウンしていました。日本ではリージョンごと半日停止することって考えられませんよね。ノードが落ちただけも問題です。

渡邊氏:ちょっと信じられないですよね(笑)。でも、そういったことも含めて、中国のクラウド事情は、中国でのビジネスを象徴していると感じます。

 もともとクラウドの利用においては、サーバーやネットワークなどが止まっても影響を最小限で抑えられるように、アプリケーションレイヤーにおいても品質を最大限担保できる形で設計することが理想だと思います。日本では、どちらかというと、インフラ自体が止まらないことを前提にアプリケーションを設計することが主流だと感じます。一方、中国は、インフラは止まるのは仕方がないから、止まった場合にもある程度対応できるようにアプリケーションを設計する。どちらかというと、中国での使われ方のほうがクラウド本来の考え方に近いのではないでしょうか。

 クラウドを利用する目的は、システムやビジネスの柔軟性を増し、環境変化への対応力を高めるためというところが大きい。ビジネス環境がころころ変わる中国にぴったりではないかと思うのです。

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