あらためて検討を始めたい、 既存システムのクラウド移行

 クラウド活用は、新規のシステム導入において容易になってきているが、それだけではなく、既存システムのクラウド移行においても実績とノウハウが蓄積されて、日本の企業にフィットする形で進めることが可能になってきた。先進的な取り組みを進める企業だけでなく、Windows Server 2008のサポート終了に対応しようとする企業から、金融や医療・自治体といった公共サービスまで、多くの組織で導入・検討が始まっているという。既存システムのクラウド移行の実情と、そのためのノウハウについて解説する。

浸透し始めた「クラウドファースト」

 数年前までは、クラウドに漠然とした不安を感じる人は少なくなかった。例えば、「オンプレミスと比較して、十分な可用性を実現できるのか」「セキュリティ対応はしっかりしているのか」「必要な時に自分たちの手で操作・運用できるのか」といった、システムの信頼性についての懸念だ。また、従来のシステム予算にクラウド移行のための予算を組むことに対し、マネジメント層の理解を得られるかといった費用面の心配もあった。そのために、クラウドの利点を理解していても、実際に適用するのは一部の先進的な企業に限られていた。

 しかし、現在では、企業の活動を支えるIT活用において、導入当初からクラウドサービスの採用を検討する「クラウドファースト」が存在感を増している。国内大手調査会社は、ユーザー企業が2017年度に導入/刷新を検討しているシステムの導入(予定)形態として、クラウド(IaaS、PaaS、SaaS)がオンプレミスを上回るとしている。

 実際、クラウド導入の実績とノウハウも充実してきている。新規のシステムであれば、多くの場合、クラウドの方が容易に導入できる。既存のシステムも、その用途と形態に応じて、移行すべきか・どのように移行すべきかが明確になっている。また、Microsoft Azureのように、日本の企業にフィットするクラウドサービスの充実も目を見張るものがある。多くのビジネスパーソンやエンジニアから、このような潮流を肌で感じているという声が聞こえてくる。

 今や、クラウド移行に伴う行動計画の策定が重要なテーマとなっているのだ。そのためには、「クラウドへの移行対象システムの棚卸が難しい」「クラウド化の手順がわからない」「クラウドの選定・冗長化等の知識が乏しい」「クラウド移行の制限・制約が把握できていない」といった技術面での課題や、「予算獲得のため、現システムのスコア化を実施したい」「クラウド移行時のROIを把握したい」といったマネジメント面での課題が浮上してくる。

 このような課題に対応するため注目を集めているのが、クラウド移行のためのアセスメントサービスである。システム開発からコンサルティング、アウトソーシング事業を手掛けるパーソルプロセス&テクノロジーでは、自社システムの現状を的確に把握すると共にクラウドへの移行計画の立案が可能になる「Azureアセスメントサービス」を提供している。このサービスは既存システムのクラウド移行を進めるには、具体的にどうすれば良いかを明確にする第1歩になるだろう。

 ではどのような手順とノウハウで、既存システムをクラウドへ移行していくのか。その詳細は次の通りだ。

この後のダイジェスト

既存システムのクラウド移行パターン
仮想化か、データ移行か、あるいは再構築か…
クラウド移行アセスメントのプロセス
クラウドへの移行計画を立案可能に--アセスメントサービスも有効
サポートベンダーの協力が不可欠
自社のニーズを真に実現できるのか
Microsoft Azure を選んだ場合のメリット

この記事の全文はダウンロート資料(PDF)としてご覧いただけます。

提供:日本マイクロソフト株式会社
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2018年6月30日