たった数ヶ月でビジネスを取り巻く環境は激変しました。これまでの最適解が既に通じなくなっている今、多くの企業ではIT活用のあり方そのものを見直し、“ニューノーマル”を旗印にその戦略を再考しています。
しかし企業のIT活用においてもっとも重要な事は変わりません。「人」「モノ」「金」という企業リソースをいかに正しく、そして迅速に把握するか。その一点がなされていなければ、どんなに最新のテクノロジーを導入しようとも企業活動の価値を最大化することはできません。そして今多くの企業が目下の課題として取り組んでいるERPの刷新。その理由を単純にSAP ERPのサポートが終了するからと捉えていては本来目指すべき目標に到達できません。では今ERP刷新を考える理由とは何か?それは時代が変わりビジネスが変わってきている“今”に適した企業システム構築のための背骨たるERPにモダナイズするためです。
さらに、今求められているのはERPそのものの刷新だけではありません。劇的な速度で進むビジネスに追従するためにプラットフォームもあわせて検討しなくてはなりません。多くのユーザーはクラウドに可能性を見いだしています。俊敏性、費用対効果、セキュリティなどのメリットがあるクラウドですが、その中でも何故AWSが選ばれているのか?全世界で実に5,000社以上の企業がSAP ERPをAWS上で稼働させています。そこには今企業がERPに求めている期待の変化が隠されています。
AI、IoT、ビッグデータ、DevOpsなど企業が求めるイノベーションの加速、高度化するビジネスニーズに応えSAPワークロードから新しい価値を生み出したい。その期待に応えるのがAWSプラットフォームだから選ばれているに他なりません。
本特集では、いま多くの企業の心臓部として活用されているSAP ERPの更新をただの置き換えに終わらせないために、これからのビジネス活動におけるERPのあり方、そして目指すニーズに合わせ進化するSAP ERPの価値を最大限に引き出すon AWSの可能性を示します。