いまデータセンターの効率化が急がれる理由~仮想化やクラウドが引き起こす、特有の課題と対処方法~

クラウド化で一層の省エネ推進--その時データセンターの中では?

 企業が仮想化やクラウドコンピューティングに期待するメリットとして、まず挙げられるのがIT資産の最適化や省エネ化の進展だ。だが一方、データセンターやサーバールーム内部のITインフラが直面する「エネルギー効率」に関する課題は、むしろ増加しているのをご存知だろうか。
 例えば仮想化・クラウド化された環境においては、IT機器の稼働状態は従来に増してダイナミックに変化する。そのためインフラに対する電力供給や空調などの熱制御に対しても、求められる効率性能や制御性は従来よりも厳しくなっているのだ。だからこそ今後のデータセンターには、エネルギーの「見える化」や戦略的な物理インフラの構築が必須といわれている。
 本特設サイトでは、その実現に向けたヒントを多角的に紹介する。なかでも新しい事例として、北海道石狩市の最先端の大規模データセンターで寒冷な気候を活かした世界最高レベルのエネルギー効率を達成したさくらインターネット、こちらも青森で高効率IDCを実現した富士通東北システムズの資料を用意した。

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エネルギーの「見える化」が生み出すデータセンターの効率化

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