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Sky株式会社のもうひとつの顔「カーエレクトロニクス開発」企画・設計から開発・試験までを一貫して提供

Sky株式会社といえば、テレビCMでもおなじみのクライアント運用管理ソフトウェア「SKYSEA Client View」で知られるが、実はもう一つの顔がある。それは、多様な分野におけるソフトウェア開発だ。中でもカーエレクトロニクス分野におけるソフトウェア開発では多くの実績がある。自動車では組み込み型コンピューター(ECU)が多数搭載され、ECUが多様化されていることもあり、車載システム開発の規模も増加、当然そのコストも増大しているのが現状だ。一方で、市場の新商品のニーズが高まることによって短納期での開発が強いられ、さらに品質に関してのリスクが高まる懸念も拭えない現在、Sky株式会社では各設計工程に応じたシミュレーションを行う「モデルベース開発」を採用することでソフトウェア開発の効率化を図り、さらには品質を高めることに正面から向き合っている。本稿では、その技術力の一端を紹介するが、2020年11月5日から開催される「Sky Technology Fair 2020 Virtual 」でも、その取り組みが紹介される。

車載ECUの数が増え、「モデルベース開発」が必須に

 現在の自動車業界は「百年に一度の変革期」を迎えていると言われ、既に先進運転支援システム(ADAS)がほとんどの新車に搭載され、衝突安全に関する機能も数年前から驚くほど進化するなど、その変革が目に見える形で進んでいる。コネクテッドカーの機能は高級車だけでなく、コンパクトカーや軽自動車まで浸透している。

 現在の自動車には、多数の組み込み型コンピューター(ECU)が搭載され、その数は多数の装備を満載した高級車では100、一般的な自動車でも30~50と言われる。ECUは、文字通りエンジンの燃料供給などの機能に始まり、今では車体の挙動を電子制御したり、各種センサーのためのECUを配置したりするなど自動車全体の情報を制御するように発展し、特に2000年代に入ってから一気に増加してきた。

 ここ数年の傾向としていわゆる自動ブレーキを含むADASが標準的に搭載されるようになり、ECUはその重要性を増して高い信頼性も求められるようになった。信頼性を高めるためには開発と評価を重ねていくしかないが、ECUは単体で完結するものではなく、自動車全体のシステムとして、複数のECUからのデータを取りまとめて活用するなど複雑さは増すばかりだ。

 しかも、安全に直結するECUも多く、ECU同士の通信を含めた動作は信頼性が何よりも求められる。従来なら実際の車両に搭載するなど、現実のハードウェアを用意してテストを行っていたが、ECUの数が多くなり機能も高度化している現代の自動車は、そのような方法では開発が間に合わない。

 そこで、Sky株式会社では、ECUなど車載機器の「モデルベース開発」に取り組んでいる。これは、ソフトウェアで自動車や他のECUをシミュレーションし、開発を行っていくこと。各設計工程に応じたシミュレーションを行うことで、ハードウェアを全て用意する前にシステムの精度を高めることができ、開発のスピードと品質の向上を図ることができる。

 また、モデルベース開発には、シミュレーション環境の構築も重要で、その点でもSky株式会社は多数の実績があり、パワートレイン系、EV/HV系、走行安全系など、多くの分野で環境の構築の活用実績がある。

 また、Sky株式会社ではさらに進め、開発者がソースコードをコミットし、ツールでテスト、製品のソースコードにマージ、ビルドしてリリース、といった作業が発生するが、その過程も自動化するDevOpsにも積極的に取り組むことで、開発をより効率的に行っていくということも、Sky株式会社の車載機器開発の特徴の一つだ。

図:車載ECU
図:車載ECU
図:モデルベース開発
図:モデルベース開発

インフォテイメントから参入したSky株式会社の強みが活きる時代に

 ここでSky株式会社と車載機器への関わりを示しておこう。Sky株式会社が車載機器との関わりはカーナビゲーションの組み込みソフトウェアの受託開発に始まった。現在のSky株式会社はクライアント運用管理ソフトウェア「SKYSEA Client View」などで好評を得ているが、創業時は組み込みソフトウェアの受託開発から手掛けており、複合機や携帯電話などのモバイル機器のソフトウェアを開発してきた。その一つとしてカーナビゲーション機器のソフトウェアを開発、さらに車載エレクトロニクス全般へと広がっている。

 カーナビゲーションなどインフォテイメントシステムでは、Bluetoothなど近距離無線通信や、携帯電話ネットワークを使ったモバイル機器開発の通信技術開発の経験が生きている。当初はハンズフリー通話や、道路情報を即座に反映する通信ナビゲーションなどユーザー側に近い機器によるものが多かったが、コネクテッドカーの登場と普及により変化が訪れた。

 今ではコネクテッドカーの割合が高まり、将来は自動運転やカーシェアなどの分野には不可欠とされるが、既に車両の管理という点では活用の幅が広がり、商用車の世界では通信の活用でメンテナンスコストの低減やそれに関わる車両のダウンタイム短縮といった取り組みが進んでいる。

 また、ADASでは、単にセンサーで物体検知してブレーキをかけるだけの時代から、カメラによって歩行者や自転車、その他の障害物を判断するなど、高度な画像認識技術が不可欠の時代に変わっている。

 そしてこれらを活用するには、要素技術だけでは十分ではない。ここでもSky株式会社の技術が生きてくる。

図:画像認識
図:画像認識

品質保証のエンジニアを多数用意し信頼性を

 エンジンやブレーキなど直接自動車の安全に関わってきたECUの開発では、ソフトウェアの品質は重要課題だ。重要部分のECUは動作が自動車の安全に直結し、その動作のいかんによっては人命や財産まで関わってくるからだ。

 Sky株式会社では、ソフトウェアの品質を高めるため、前述したようにモデルベース開発も採用しているが、ソフトウェアの品質をどう担保していくかという課題に対しても、十分な対策を行っている。

 その一つは、品質保証のためのエンジニアを多数用意していることだ。「JSTQB認定テスト技術者資格」というソフトウェア工学に基づいた資格を持つ技術者を養成し、動作確認だけでなく、要件漏れなど専門的な観点からチェックを行っている。

 ソフトウェア評価を専門にしている要員は約900人で、Sky株式会社全体では約3400人(協力パートナー企業からの要員含む)の技術者を抱えていることから、実に約4分の1のエンジニアが品質保証に携わっていることになる。

「Sky Technology Fair 2020 Virtual 」をオンラインで開催

 Sky株式会社では、オンラインイベント「Sky Technology Fair 2020 Virtual 」を11月5日~1月5日に開催する。「With / Afterコロナ」の新しい時代を迎えた今、組織のワークスタイルの変革に必要不可欠なテクノロジーの最新情報を集め、オンラインで映像や資料とともに紹介するイベントで、Sky株式会社が開発する最新ソリューションや先進技術への取り組みをはじめ、協力企業の最新テクノロジーも多数同時展示する。また、時代の最先端を走る専門家の方々による、AIやクラウドコンピューティング、コロナ禍の新しい働き方やビジネススキルなどに関する各種講演も開催される。

 「With / Afterコロナ」時代に向けてAIやIoTの活用といったソリューションのほか、ソフトウェア開発の高速化、安定化に加えて働き方改革に合わせた取り組みなども紹介。車載機器では、モデルベース開発、AI、画像認識などを紹介する予定で、Sky株式会社のソフトウェア開発に関する力を垣間見ることができる。

Sky Technology Fair 2020 Virtual

提供:Sky株式会社
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2020年11月30日
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