「HCL CTO Straight Talk」で展望する未来

　IoT--モノのインターネットの出現が、いまビジネスの可能性を大きく塗り替えている。

　スマートフォンやゲーム機、家電、車載機器に至るまで、膨大なデバイスが当然のようにネットワークに接続されるようになった。この流れはさらに加速し、従来は想像もつかなかったレベルでのデータ活用が今後も可能になっていくはずだ。

　この「無限の可能性」に、多くの先進的な企業が手を伸ばし始めている。行動分析や未来予測変換などに活用されたり、蓄積されたデータによる新サービスや製品の開発が、徐々に本格化しているのだ。

　「HCL CTO Straight Talk」は、HCLテクノロジーズが主催し、CTOをはじめとする製品開発のテクノロジー・リーダーを対象に、世界各地で好評を博しているイベントだ。同社はITおよびエンジニアリングR&Dサービスをグローバルな規模で展開する。

　日本での2回目の開催となる本セミナーでは「IoTに欠かすことができない通信技術がどのように今後のIoTに寄与していくのか」「収集されたデータを、どのようなプラットフォームで活用し、実際のビジネスにつなげていくのか」について、多くの先進事例を交え、紹介していく。

開催概要

名称

HCL CTO Straight Talk

開催日時

2015年11月24日（火）  15:30開場  16:00開演

場所

帝国ホテル 雅錦の間 [会場について]

参加費

無料（事前登録制）
※本イベントは、席数に限りがありますため、全て抽選でのご案内となっております。

定員

60名

対象

ユーザー企業の経営者、CTO（最高技術責任者）、CIO（最高情報責任者）、情報システム部門、経営企画部門、事業（ビジネス）部門の皆さま。
（※本セミナーはユーザー企業様を対象としております。ユーザー企業のご参加を優先するため、ITベンダー様およびシステム開発事業者様のご応募をお断りする場合があります）

主催

株式会社エイチシーエル・ジャパン（共同主催：朝日インタラクティブ株式会社）

本セミナーは、受付を終了させていただきました。

セッション一覧

16:00 | 16:20

基調講演

Internet of Experience - IoTが「ものづくり」にもたらす新たな可能性 HCLがCTOをはじめとするテクノロジー・リーダー向けに開催するフォーラム「HCL CTO Straight Talk」、日本での2回目の開催を迎えることができました。IoTは製品・サービス・顧客などのあらゆるもの、開発・製造・サポートなどのあらゆるプロセスをつなげ、より良い「体験：エクスペリエンス」の提供を実現します。エンジニアリングパートナーとして日本で20年近くの実績を持つHCLが、日本企業のものづくりにIoTがもたらす新たな可能性についてお話しいたします。 GH Rao氏 President, Engineering and R&D Services HCLテクノロジーズ [プロフィール] 1980年、R&DエンジニアとしてHCLに入社。マイコン、ミニコンのハードウェアサブシステム開発や、ヒューレット・パッカード社との合弁事業においてテクノロジー・エンジニアリングチームを率いた経験を持つ。またテスティング/コンプライアンス・ラボ、ティアダウン・ラボの立ち上げに尽力し、HCLがエンドツーエンドのエンジニアリングサービスを提供できる体制を整えた。現在、世界中の顧客に製品やプラットフォームのエンジニアリングサービスを提供するエンジニアリングR&Dサービス（ERS）のトップとして2万人以上のエンジニアを率いている。

16:20 | 17:00

特別講演

IoTで実現するカスタマーコネクティビティ すべてのものがつながるIoT時代。企業にとっては、自社の製品・サービスとお客様が直接つながることを意味し、業種業態を超えた新たなサービスが生まれています。 時代の要請を企業がどのように受け入れ、対応していくべきなのか、直面している構造的課題を踏まえ、通信キャリアであるソフトバンクの目線で語ります。 鴻池 大介氏 法人事業統括 法人事業開発本部 事業開発統括部 ビジネス開発部 IoT事業グループ グループリーダー ソフトバンク株式会社 [プロフィール] 2005年ソフトバンクBB（現ソフトバンク株式会社）入社。 入社後一貫して新規事業開発に従事し、数多くのソフトバンクグループ内の事業を立ち上げに携わり現職に至る。 2011年に発足したM2M企画営業チーム（ソフトバンクモバイル・当時）を経て、現在、IoTビジネス開発や導入支援など、ビジネスと技術の両面から企業を支援するエンタープライズ向けIoTソリューションを推進している。

17:10 | 18:30

パネルディスカッション

これがIoT時代のデータ活用事例だ！ ～データをどう集め、使うのか？先行企業が取り組みを公開～ IoT時代においてはネットワークを通じて収集したデータをどのようにビジネスに活かしていくかが重要になります。2020年に向けて具体的な導入期に入ったIoTですが、いまだに多くの企業が蓄積されたデータで何ができるのかを模索しています。本セッションでは先進的な企業の成功事例を紹介し、データの収集、運用、そしてビジネスへの活用をサポートするプラットフォームの重要性や、成功の勘所についてパネリストが意見を交わします。 パネリスト 佐藤 有紀子氏 エンベッデッド・セールス・グループ ダイレクター IoT パートナーイネーブルメント インテル株式会社 [プロフィール] 2004年インテル株式会社入社。フラッシュメモリー製品、スマートフォン、タブレット、スマートＴＶ、組み込み機器向けCPUのプラットフォーム・マーケティングを経験。2013年より日本におけるIoTプラットフォームの事業開発、2015年より日本およびアジアパシフィックでのIoTのパートナー開拓に従事。インテル入社前は、モトローラ株式会社、アップル株式会社、などにてプロダクト・マーケティングおよびプロジェクト・マネージャとして勤務。 関 孝則氏 セールスエンジニアリング本部 副本部長 株式会社セールスフォース・ドットコム [プロフィール] 2010年よりセールスフォース・ドットコムにて、PaaSを中心としたセールスエンジニア技術支援、ソーシャルコラボレーション製品、IoTソリューションなどを担当。以前は、日本アイ・ビー・エムにて技術理事、システム製品やグリッドビジネスなどの新規事業の技術担当、 米国IBMコーポレーション技術戦略スタッフ、 Lotus Notes技術コンサルチーム担当、米国IBMコーポレーションにてメインフレーム開発、著作権訴訟スタッフなどに従事。東京理科大学客員教授、長岡技術科学大学非常勤講師。 須賀 高明氏 ネットワークサービス事業本部 IoTビジネス推進室長 富士通株式会社 Sukamal Banerjee氏 Executive Vice President, Engineering & R&D Services, Head of IoT Business HCLテクノロジーズ [プロフィール] HCLのIoT分野におけるリーダーシップ確立、パートナー戦略推進のグローバル責任者。 ソフトウェア・エンジニアとしてアルゴリズムやソフトウェア製品開発の経験を持つ。HCLにとって新たな地域や業種市場の開拓、新たなサービスやビジネスモデルでの顧客獲得を多く成功させ、20年以上に渡りエンジニアリング・アウトソーシング市場におけるHCLのリーダーシップ確立に貢献している。現在は、ハイテク及び通信のお客様担当部門のグローバルヘッドとして市場戦略立案やビジネス拡大に注力するとともに、エンジニアリングR&Dサービス（ERS）全体のプロダクトマネジメント、サービスライン管理の指揮をとっている モデレーター： ZDNet Japan 編集長　怒賀 新也

※プログラムは、予告なしに内容を追加や変更することがございます。ご了承ください。

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