すべての企業が高度化するサイバー攻撃の対象となった――近年、脆弱な海外工場や取引先中小企業などを入口としたサプライチェーン攻撃の被害増加、ランサムウェアの流行など、企業活動へのサイバー脅威が劇的に高まっている。しかし、ITセキュリティ人材の不足など、日本の多くの組織では、セキュリティ運用の現場が非常に厳しい状況にある。そうした状況を打破するためには、セキュリティ運用を単なるIT領域のこととしてではなく、経営課題として戦略的に取り組んでいかねばならない。本イベントでは、こうした経営課題としての戦略的サイバー脅威対策をテーマに、企業の経営層およびセキュリティ担当者が知っておくべき、これからのセキュリティのあり方を紹介する。
本セミナーは、受付を終了させていただきました。
13:30-14:00
DXの成功に不可欠なサイバーリスクマネジメントとは
DX時代には、柔軟で創造的なビジネス展開にデジタル技術が欠かせなくなるが、それに伴い事業上のサイバーリスクも高まる。デジタル技術による便益とリスク対策のバランスをとることが重要となるが、そのためには経営層によるDXとサイバーセキュリティについてのリーダーシップが重要になる。本講演では行政での経験等を踏まえて、サイバーリスクマネジメントの重要性について概説する。
![]() 東海大学 1987年(当時の通商産業省に入省)から2020年(7月退官)まで行政において主としてサイバーセキュリティ政策、安全保障貿易審査などに携わり、例えば、サイバーセキュリティ基本法制定・改正やサイバーセキュリティ戦略の立案、日本年金機構事件等の重大事象への対応などに従事した。2022年4月から現職。元内閣サイバーセキュリティセンター副センター長、経済産業省サイバーセキュリティ・情報化審議官。博士(工学)、MA in Management。
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14:00-14:30
DX時代に必要なセキュリティ運用モデルとは
コロナ禍によりビジネス・働き方などが変化し、加えて想定を超えてDXが進んだ影響で、企業・組織のセキュリティの在り方が変化してきています。この時代に、より重要度を増すセキュリティ「運用」は従来型の人による運用に加え、SOARや脅威データ活用などこの時代にあわせた様々なトレンドが登場しています。本講演では、コンサルティングから製品導入、運用等の業務を一気通貫で提供する弊社より、このDX時代に必要なセキュリティの運用モデルについて講演をさせていただきます。
![]() アクセンチュア株式会社 |
14:30-15:00
SOC構築に向けた4つのステップで実現する最適化アプローチ
金銭目的を中心とした止むことなくセキュリティ攻撃に対応するための様々なポイントソリューションを実施する中、より包括的に行い、それらの網羅的な監視、検知を強化することは各組織の喫緊の課題と考えております。SIEMを基盤としてSOCが構築されるなか、どのように成熟度があげていくか、最適化する方法について、人、プロセス、テクノロジーのそれぞれの観点からステップごとに紹介させて頂ければと思います。
![]() Splunk Services Japan合同会社 ペンテスター、IDS/IPS設計実装支援、セキュリティ・オペレーション・コンサルタント。セキュリティスペシャリストとして政府、民間を問わずサイバーセキュリティの高度化に向けたユーザの課題解決に全力を注いでいます。
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