デジタル変革の現出の形の1つが働き方の変革だ。いま仕事をする場所にオフィスや自宅といった制限はなくなっており、ワーケーションのようなキーワードも出てきている。こうした柔軟なワークプレイスの実現は、ITシステム・ツールによる支援がなくてはならない。
しかし、こうした”便利”の裏側には当然ながらリスクや問題も存在する。それが近年IT部門を悩ますセキュリティとネットワークだ。新しい働き方をより良く実現するためにはオフィスなどの拠点、自宅、その他のリモートユーザー向けにクラウドやSaaS へのシームレスかつ安全で信頼性の高いアプリケーションアクセスのサポートを提供できる、統合されたネットワークとセキュリティが必要なのだ。さらに、ゼロトラスト実現のためには、従来の境界型防御からの脱却が必須となる。
2021年11月25日-26日、本セミナーに先立ち開催されたVMworld 2021 Japanでは、こうした課題の解決を目的とし、VMwareが提供する新たなネットワーク&セキュリティの考え方やソリューションがいくつか発表されたは記憶に新しいところだろう。そして、今回、本セミナーでは、VMworld 2021 Japan で発表した内容を振り返りつつ、VMworld 2021 Japanのセッションを視聴した皆様から寄せられた疑問や不明点をVMwareおよびVMwareパートナー、第三者の講演を通じて整理、解決していく。
DAY 1 : 1月26日(水) |
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ゼロトラスト ネットワーク DAY |
変革の時代に求められているサイバーセキュリティ対策とはどのようなものなのでしょうか。 ゼロトラスト実現に向けて、1990年代初頭から大きく変わっていない境界防御方式からの脱却シナリオを様々な視点を交えてご紹介します。 |
キーワード ゼロトラスト、境界型防御、マイクロセグメンテーション、NGFW、IDS/IPS、サンドボックス、NDR |
主な対象者 情報システム担当者、セキュリティ担当者、ネットワーク担当者など |
SESSION 1 |
30min
VMworld 2021 Japan の振り返り
Zerotrust Network Security ダイジェスト編 VMworld 2021 Japan では 2020年に買収したネットワーク・セキュリティ会社のLastline社のNDRのVMware NSX への組み込みや新しいセキュリティの考え方である「EASE」などを発表。これらをダイジェスト版でお届けします。
ヴイエムウェア株式会社 [プロフィール] 大手通信キャリア、Linux系受託開発ベンダー、大手外資系ネットワークベンダーを経て、2017 年に ヴイエムウェアに入社。 |
SESSION 2 |
30min
ゼロトラスト実現に必要なこと
本セッションでは、株式会社ラックが蓄積してきたDX 時代のサイバー脅威動向、変化を読み解き、その変化に対応するためのセキュリティ対策をご紹介します。
特に米国CISAの「Zero Trust Maturity Model」のゼロトラストの成熟度/ロードマップを用いながらゼロトラスト実現にむけて必要なことを整理してご紹介します。
株式会社ラック [プロフィール] サイバーセキュリティ企業ラックの研究開発機関であるサイバー・グリッド・ジャパンに所属。最新のセキュリティ対策手法や新たなテクノロジーの安全な利活用について研究を行っている。連載に「働き方改革時代のゼロトラストセキュリティ」など。 |
SESSION 3 |
30min
East-West からNorth-South まで全方位に展開可能なゼロトラストセキュリティ
VMwareのセッションでは、データセンターのみならず、データーセンターからマルチクラウドまでを網羅するVMwareにしかできない、プラットフォームに組み込まれたビルトイン型のゼロトラストについてご紹介します。
さらに、SE Labs から業界初となる AAA 評価を獲得した最新のセキュリティ対策であるNDRについてもご紹介します。 ヴイエムウェア株式会社 [プロフィール] 某外資系ベンダーにてネットワークハードウェア製品の販売を担当するプリセールSEに長年従事。2018年よりVMwareに入社し、現在はネットワーク担当者とサーバー担当者とクラウド担当者の狭間にて次世代の仮想ネットワークとセキュリティを啓蒙する立場として活動中。 |
SESSION 4 |
40min
[パネルディスカッション]
国立情報学研究所 高倉 氏 × ラック 西部 氏 × VMware 橋本 サイバー攻撃やマルウェアなどの脅威におけるセキュリティ対策は、脅威を未然に防ぐことができれば望ましいが、最終的には攻撃者の狙いである情報資産やIT資産そのものを守り抜くことで被害を最小化することが重要です。エンドポイントはもちろん、それら資産が集約するデータセンターがセキュリティ対策の要となります。本セッションでは、国立情報学研究所の高倉弘喜教授、ラック株式会社の西部氏、ヴイエムウェア株式会社の橋本賢一郎を招き、データセンターにおけるゼロトラストセキュリティ対策を議論します。
国立情報学研究所 [プロフィール] 1990年 九州大学工学部情報工学科卒 株式会社ラック [プロフィール] 株式会社ラックのセキュリティセンター JSOCのシニアアナリスト。 ヴイエムウェア株式会社 [プロフィール] ヴイエムウェアのセキュリティエバンジェリストに就任。前職は、VMwareが買収したLastlineで、北アジア地域に関わる全ての業務に従事し、さまざまな企業のセキュリティ対策強化に務める。また2012年より、Interop Tokyo ShowNetのNOCチームメンバーを務める。 モデレーター |
DAY 2 : 1月27日(木) |
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SD-WAN & SASE DAY |
ネットワークアーキテクチャをデータセンター中心のものから、クラウド利用を前提としたものへと移行していくことが不可欠な時代です。 そして、その解決の鍵となるのが「Secure Access Service Edge (SASE) 」です。 なぜSASEがベストな選択肢なのかなど、SD-WANとSASEを徹底的に解説していきます。 |
キーワード SD-WAN、ローカルブレークアウト、VPNパンク、SASE、ZTNA、CWS、CASB、DLP |
主な対象者 情報システム担当者、ネットワーク担当者、セキュリティ担当者など |
SESSION 1 |
30min
VMworld 2021 Japan の振り返り
SASE & SD-WAN ダイジェスト編 VMworld 2021 Japan では VMware SASEの強化としてVMware SD-WAN 4.5のリリースやCASB、DLPの強化などを発表。これらをダイジェスト版でお届けします。マーケットをリードする VMware が進む方向をご紹介します。
ヴイエムウェア株式会社 [プロフィール] 大手通信キャリア、Linux系受託開発ベンダー、大手外資系ネットワークベンダーを経て、2017 年に ヴイエムウェアに入社。 |
SESSION 2 |
30min
[事例セッション] 企業ネットワークをIP-VPNからSD-WANにリプレイスした理由と導入効果
「VMware SD-WANは、コストと品質のトレードオフではない。いいとこ取りである」とプロジェクトをリードした尾上氏は話します。企業ネットワークをIP-VPNからSD-WANにリプレイスした理由や定量的な効果について、徹底的に深掘りしていきます。
三星ダイヤモンド工業株式会社 [プロフィール] 大手製造会社のシステム部門を経て、2007年三星ダイヤモンド工業入社 |
SESSION 3 |
30min
SD-WAN市場のトップベンダーが語る VMware SASEが選ばれる優位性
VMware SD-WAN および VMware SASE はネットワーク・セキュリティ市場におけるリーダーとして、ネットワークとセキュリティの最適化に向けた変革を推し進めていきます。VMware SASEが選ばれる理由をご紹介します。
ヴイエムウェア株式会社 [プロフィール] 外資系ネットワークベンダーにて、大手通信キャリア専任担当の製品販売SE並びに技術サポートスペシャリストとして、製品販売前と販売後の両観点から、ネットワーク製品を中心にレイヤ0からレイヤ4の製品分野に10年以上従事。2019年より VMware に入社し、仮想ネットワーク並びにクラウド・セキュリティにより日本の企業ネットワーク・セキュリティ変革のための一助となべく日々奮闘中。 |
SESSION 4 |
40min
[パネルディスカッション]
東京大学 関谷 氏× 三星ダイヤモンド工業 俣野 氏 × VMware 大平 企業ネットワークに大きな変革の兆しが訪れようとしています。Microsoft 365に代表されるパブリッククラウドの急速な普及に加えて、パンデミックに起因したリモートワークの爆発的な普及により、企業のIT基盤は抜本的な見直しを迫られています。クラウドから端末まで、フラットにシンプルにつなぐ理想の企業ネットワークを目指した動きが民間企業だけに留まらず各社ではじまっています。本セッションでは、東京大学 関谷 勇司氏、三星ダイヤモンド工業株式会社の俣野 裕爾 氏、ヴイエムウェア株式会社の大平 伸一を招き、これからの企業ネットワークを議論します。
東京大学 [プロフィール] 1997年 京都大学総合人間学部卒。2005年 慶應義塾大学政策・メディア研究科 後期博士課程修了。博士 (政策・メディア)。1999年から2000年まで米国 USC/ISI にて DNS の研究に従事。2002年に東京大学情報基盤センター助手に就任。同センター講師、准教授を経て2019年現職。次世代ネットワークプロトコルの研究開発と分散サービスの計測、クラウドコンピューティングの可用性向上、ソフトウェアネットワーキング技術、ならびにサイバーセキュリティに関する研究に従事。2020 年より内閣官房政府 CIO 補佐官を経て現在デジタル庁兼務。 三星ダイヤモンド工業株式会社 ヴイエムウェア株式会社 モデレーター |
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