半導体/フラットパネル・ディスプレイ装置などの開発・製造・販売事業をグローバルで展開するローツェ。同社の重要な取引先がいる米国では2022年8月、米国内の半導体開発・量産などへの投資を支援する「CHIPS法」が成立したことで、取引先からセキュリティ対策も含めたサプライチェーンの管理強化が求められていた。
以前からサイバー脅威の増大を懸念していたローツェでは、5年計画におけるIT/セキュリティの刷新を決断。特にエンドポイント保護の強化を目指し、次世代アンチウイルス(NGAV)・EDR導入の検討を開始後、4社の製品候補から3製品を試用し、同社はライセンスコストを重視したMDRサービスを選んだ。
しかし、社内での工数が大きく跳ね上がった事で、運用工数がかかり他の作業に支障をきたしてしまった。少ない人数でIT業務を担う組織として運用工数の削減を図るため、同社はすぐにリプレースを決断。セキュリティレベルの大幅な向上と社内工数の削減、取引先のセキュリティ要求にも対応した方法とは。刷新の詳細を見ていこう。
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