SPSS、顧客理解にチャレンジする「SPSS Marketing Executive Seminar」8月に開催

~階層ベイズ、MNL、ハイブリッドモデリングなどの新しい分析手法を活用~

エス・ピー・エス・エス株式会社

2005-05-17 09:00

 Predictive Analyticsを提唱するエス・ピー・エス・エス株式会社(以下 SPSS Japan)は、マーケティング・エグゼクティブ向けの「SPSS Marketing Executive Seminar(MES)」を8月19日(金曜日)にSPSS Japanのセミナールームで開催することになりましたので、お知らせします。テーマは「新しいマーケティング・データ分析と戦略構築~顧客理解による価値ベース・マーケティングの展開~」、講師は、関西学院大学商学部教授の井上 哲浩 氏です。昨今のマーケティングの大きな課題は、市場である顧客の理解にあるとの考えに立ち、マーケティング・サイエンスやマーケティング・エンジニアリングのエキスパートとして知られる井上氏とともに、顧客理解による価値ベースのマーケティング戦略構築を伝授します。
受講対象は、顧客データの収集、分析、活用に関心のある方となります。特に、「データをどのように分析すれば顧客を理解できるのか」「どのようにデータを収集すれば顧客を理解できるのか」など、データベース・マーケティングの一歩先に興味をお持ちの方にご満足いただける内容となっています。定員は32名で、受講料は31,500円(税込み)です。

マーケティング戦略の中核コンセプトは、関係性マーケティング、ブランド・マネジメント、IMCと呼ばれる統合マーケティング・コミュニケーションを経て、価値戦略が焦点となりつつあります。価値は、マネジャーやマーケターのサプライサイドと顧客のデマンドサイドの両側面から見ておく必要があり、有効な価値戦略を構築するには、顧客の価値に対する理解が不可欠になります。その顧客理解を得る上で大変に都合が良いことに、最近では、例えばICタグといわれるRFIDの技術により、個人あるいは単品といった個に関するデータを容易に、しかもトレーサビリリティと呼ばれる時系列的に収集できるような環境が急速に整いつつあります。
今回のMESでは、技術革新が進展する新しいマーケティング環境下での新しいマーケティング・データに対して、階層ベイズや条件付多項ロジットモデル(MNL)、ハイブリッド・モデリングなどの新しい分析を行うことで、顧客理解による価値ベースのマーケティング戦略の構築を試みます。

MESに関しましては、報道関係者のお席も用意いたしておりますので、ご多用のことと存じますが、是非ともこの機会にご出席くださいますよう、お願いいたします。また、参加をご希望される場合には事前にご連絡くださいますよう、お願いいたします。

なお、本セミナーの概要は次のとおりです。

<「SPSS Marketing Executive Seminar Vol.18」の概要>
■テーマ:新しいマーケティング・データ分析と戦略構築
     ~顧客理解による価値ベース・マーケティングの展開~
■講 師:関西学院大学商学部教授 井上 哲浩 氏
■開催日:2005年8月19日(金曜日)10:00~17:00
■会 場:SPSSセミナールーム(東京・恵比寿)
■定 員:32名
 ※定員となり次第、締め切りさせていただきます。
 ※本セミナーは講義形式となっております。
■受講料:\31,500(税込)
 ※セミナー終了後、懇親会を開催いたします(参加無料)。
■内 容:
1.新しいマーケティング・データの分析と戦略構築
* インターネット・ベースのマーケティング戦略
* 顧客理解と顧客価値創造の戦略
* 個対応インターネット・ベースのリサーチ・デザイン
* ユビキタス対応のマーケティング戦略

2.顧客理解と価値識別の個データ分析1
  ~ ICタグ、RFIDデータのマーケティング活用 ~
* 技術としてのICタグとマーケティング活用
* ICタグによる個そしてトレーサブルなデータによる顧客理解
* データ・フュージョン

3.顧客理解と価値識別の個データ分析2
  ~ 新プロシジャーMNLの活用 ~
* 個データを有効に処理するMNL(多項ロジット)のマーケティング活用
* MNLによるロイヤルティ識別と顧客理解

4.顧客理解と価値識別のコミュニティ戦略
* コミュニティとインタラクティビティ
* コミュニティにおける新しい距離概念
* コミュニティとミッション性・戦略性
* コミュニティにおける情報性

5.効率的CRM達成のため新アプローチ
  ~ 機械学習と統計手法のハイブリッド ~
* 機械学習系のCRM
* 統計手法系のCRM
* 両系を混合したハイブリッド・モデルと効率的CRM
■活用製品:SPSS Base(Advanced Models、Regression Models)、Clementine、Amos
■対 象:顧客データの収集・分析・活用にご関心のある方
■申込先: (リンク »)
■問合せ先
エス・ピー・エス・エス株式会社 セミナー事務局
〒150-0012 東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクェアタワー10F
TEL:03-5466-5511  FAX:03-5466-5621  Email:jpseminar@spss.com

■講師プロフィール
井上 哲浩(いのうえ あきひろ)
<略歴>
関西学院大学商学部卒業
Anderson Graduate School of Management,
University of California, Los Angeles. Ph.D. (Marketing)
現在  関西学院大学商学部教授
日本マーケティング・サイエンス学会理事、日本消費者行動研究学会理事

<主な著書>
『Discrete Choice Models Integrating Competitive Market Structure, Preference Structure, and Marketing Tool Effects』UMI Press(単著)
『消費者選択行動のニュー・ディレクションズ』関西学院大学出版会(共著)
『マーケティングの数理モデル』朝倉書店(共著)
『マーケティング・ハンドブック』朝倉書店(共訳)


<SPSSについて>
SPSSが提唱するPredictive Analyticsは、現状および将来についての信頼できる結論を的確に描き出すように、データをビジネス上有効なアクションに結びつけることをいいます。
SPSSは、Predictive Analyticsソリューションの第一人者として、ソフトウェア製品と関連サービスを提供しています。SPSSが提供するソリューションは、企業・教育研究機関・医療機関・政府官公庁など、Fortune1000社の95%を含み幅広く導入されています。1968年に設立されたSPSS社の製品は、全世界25万人以上に利用されています。
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