データ移送する際の対策として、移送元におけるデータ暗号化、PC環境におけるファイル共有プログラム有無の確認などの対処法が考えられます。しかし、企業内PCに関してはWinnyを抑止する対策ソフト導入が実施されつつありますが、暗号化やデータ移送先のPCに関しては業務関係者の行動に委ねた企業管理を超えた存在となっています。
つまり、多くのWinny対策ソフトはビジネス利用のみを目的としたPCに主眼をおいており、移送先が私的利用のPCで意図してファイル共有ソフトを内在させている場合の対策としては有効な手段とは考えにくいものと言えます。
このようにデータ移送者側の立場にたった、リスクの少ない移送方法の確立とともに、移送先における安全を担保する手段の確立が急務となってきております。
■概 要
『Safety Disclosure Container FW』は、『Safety Disclosure Container』と同様の機能を有しており、USBフラッシュメモリー内の暗号化プログラムを経由しないとデータの書込みが不可能なため、平文(暗号化されていないデータ)の書込みが出来ないように設定してあります。これにより、社内のデータを社外に持ち出す際に確実に暗号化することが可能になり、更に運用における社員教育などに必要以上の手間をかけることなく導入することが出来ます。
また、インストール不要でレジストリを書き換える必要もなく、制限付きユーザーでも利用することが可能なため、システム管理者の手を煩わせることがありません。
この『Safety Disclosure Container』が持つ機能に先日発表した『Safety Disclosure Find Winny』のデータ復号ポリシーを加え、プログラムを起動しパスワードを入れた段階でPCのHDD内を走査し、PC内にWinnyが存在する場合はプログラムの起動を停止し、暗号化されたデータを復号することが出来ないようになっています。
■販 売
販売に関しては受注生産になりますのでお問い合わせください。
【 関連URL 】
・『書き込めないUSBフラッシュメモリーSSM(Secure System Memory)』を開発
(リンク »)
・データの暗号化を意識させないフラッシュメモリー『Safety Disclosure Container』を発売開始
(リンク »)
・暗号化ファイルの復号時にWinnyを検索する『Safety Disclosure Find Winny』の提供開始
(リンク »)
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