Webmetrics の監視サービスによって、問題発生から 把握までのタイムラグが解消され、迅速な対応が可能に

Webmetrics / 株式会社セールスフォース・ドットコム

2006-02-15 09:00

米国カリフォルニア州サンディエゴ - 2006年2月14日 - Webmetrics は、株式会社セールスフォース・ドットコムが日本の顧客向けサービスを監視するためにAppMonitorを導入したことを発表しました。

株式会社セールスフォース・ドットコムでは、日本の顧客向けサービスの監視のために Webmetrics の監視サービスを導入し、1 分間隔で行うログインの監視、5 分間隔で行うトランザクションのパフォーマンスの監視のほかに、最近追加した北米向けサービスのトランザクション監視のために合計3つのアカウントを利用しています。

salesforce.com 米国本社には、従来から稼動している監視システムがありますが、同社のサービスでシステム障害等の問題が発生した場合に、本社のシステムで検知後日本支社に報告されるまでにタイムラグが生じるため、問題の把握と対応が遅れるという問題がありました。「日本の顧客に対するサービス向上のために、本社からの報告を待つことなく、瞬時に問題を把握し、問題発生と同時に対応したいというのが、日本法人で独自に Webmetrics の監視サービスを導入した最大の理由です。」 (株式会社セールスフォース・ドットコム 製品統括本部長 内田氏)

導入効果としては、顧客からの問い合わせに瞬時に対応できるようになったことが挙げられます。これまでは、顧客から問い合わせがあると、本社に問い合わせ、ログの確認や回答を待って顧客に対応するのに 1~2 営業日かかっていたのが、Webmetrics の監視レポートによって、即時に対応できるようになりました。

また、警告通知機能により、問題発生と同時に社員の携帯電話に通知されるため、営業時間外であっても 365 日 24 時間、本社のエンジニアや顧客と同時あるいはそれよりも早く問題を把握して迅速に対処することが可能になり、顧客サービスの向上という点で大きな効果をもたらしています。

Webmetrics を採用したもう 1つの理由として、同氏は Webmetrics が世界中の拠点から監視していることを挙げています。同社のサービスが正常に稼動しているにもかかわらず、ウイルスなどが原因で局地的にネットワークのパフォーマンスが低下したり、東京からアクセスできないなどの問題が発生した場合、世界 24 拠点からの監視により、「問題の切り分けを迅速かつ容易に行うことができる」と同氏は述べています。また、顧客のネットワーク自体に問題があったためにサービスに接続できなかった場合でも、自社ではなく外部からの監視サービスによる客観的なデータによって、顧客に説得力のある説明ができることは、Webmetrics 導入後の利点の 1 つです。

さらに、システム稼働情報やエラー統計情報などを日本支社独自に分析できることも、システムの稼働率および信頼性向上のために役立っています。


株式会社セールスフォース・ドットコムについて
株式会社セールスフォース・ドットコムは、オンデマンドCRM(カスタマー・リレーションシップ・マネージメント)のマーケットおよびテクノロジーのリーダーです。提供している主なアプリケーションはCRMですが、同社が提供するオンデマンド プラットフォーム上では、顧客が自由にアプリケーションを開発することが可能で、CRM以外にも人事管理やプロジェクト管理、品質管理などさまざまな用途で利用されています。2005年10月末現在、全世界で18,700社、351,000ユーザーが「Salesforce」を利用して、営業、マーケティング、カスタマーセンターおよびカスタマーサービス部門を管理・運営しており、日本市場での利用規模も今後ますます拡大していくことが期待されています。

Webmetricsについて
Webmetrics は、ウェブでの高いオンライン パフォーマンスと競争上の優位性を築き、エンドユーザーが常に快適に利用できるウェブ環境の実現を目指す企業向けに、Web サイトの診断、監視、および分析サービスを提供するリーディング カンパニーです。 個人/中小企業から大企業まで、またパートナーであるプロバイダは、Webmetrics のサービスを使って ウェブサイトとトランザクション、およびそれをサポートするシステムの診断、監視、パフォーマンス測定を行うことにより、24 時間 365 日の連続稼動と完全なパフォーマンスを実現することができます。Webmetrics の GlobalWatch ネットワーク (監視拠点) は、世界 25 都市に広がっています。Webmetrics を利用しているカスタマーには、SalesForce.com ジャパン、DHL、Symantec、Virgin などがいます。

Webmetrics は、1999年に設立され、米国カリフォルニア州サンディエゴに本社を置くプライベート カンパニーです。詳しくは、日本国内00531-13-0903 又は本社 +1-877-524-8299までお電話でお問い合わせいただくか、当社のウェブサイト www.webmetrics.jp 又は www.webmetrics.com をご覧ください。

このプレスリリースの付帯情報

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]