アクテルの防衛および航空宇宙向け製品マーケティング・ディレクター、Ken O'Neillのコメント
「低消費電力で信頼性に優れたFPGAを航空市場に投入してきたアクテルの歴史と確かな実績が、ボーイング787向けの安全上重要なサブシステムに取り組んできた多くの設計チームによって評価されました。その結果、当社の多くのFPGAが、それぞれボーイング787航空機に使用されることになりました。 当社は、信頼性に優れたデジタル・ロジックを新しい航空機内の複数のシステムに提供するばかりでなく、ボーイング社やその関連企業が必要とする高度なサポートも行っており、この技術革新に貢献していることを誇りに思っています。アクテルは、航空宇宙産業向け品質システムの規格であるAS9100認証を取得した最初のFPGAサプライヤーです。
アクテルのフラッシュベースProASIC3およびProASICPLUSデバイスは、低消費電力でワンチップ、かつ電源投入後即時動作機能を備えたソリューションです。このソリューションでは、高性能と優れた信頼性が、不揮発性およびインシステム・リプログラマブル機能とともに提供されます。SRAMベースのFPGAとは異なり、アクテルのフラッシュベースFPGAには、中性子によって誘発されるコンフィギュレーション・アップセットに対して耐性があります。 面倒な中性子放射線の発生は、海抜ゼロ地点に比べ、民間の飛行高度では約150倍高くなるため、航空電子工学システムの設計者にとってはこの耐性は不可欠なものとなります。 放射線によって誘発されるコンフィギュレーション・アップセットは、安全上重要な航空宇宙向けのアプリケーションに対して悪影響をもたらします。そのため、このアップセットが原因となって、SRAMベースのFPGAが極めて重要なコンフィギュレーション・データを失うこととなり、その結果、予測できない動作を引き起こす可能性があります。中性子によって誘発されるコンフィギュレーション・アップセットの詳細情報は、ウェブサイトwww.actel.com/products/solutions/serをご覧ください。
アクテルについて
アクテルは低消費電力FPGAとミックスド・シグナルFPGAのリーダーで、システムならびに電力管理の包括的な製品群を提供しています。アクテルは、電力が課題(=Power Matters)だと考えています。詳しい情報はウェブサイトwww.actel.comをご覧ください。
※ Actelの名称とロゴおよびActel Fusionは、Actel Corporationの登録商標です。Pigeon Pointの名称および灯台の定型ロゴはPigeon Point Systemsの登録商標です。 その他の全ての商標とサービスマークは、それぞれの企業・団体に所有権が帰属します。
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