箕面のゆずを守るため、新たなシカ害対策を実施しました

箕面市役所

2010-01-29 14:35

 箕面市地域担い手育成総合支援協議会では、大阪府内で唯一の産地である「箕面の柚子(ゆず)」の生産環境の向上と地域特産品の販売強化につながる技術経営能力のスキルアップをめざし、ゆず樹木をシカ等の食害や樹皮はぎ被害から保護するため、止々呂美ゆず生産者協議会と連携して、新たな獣害防除器具を設置しました。  止々呂美ゆず生産者協議会では、今年のゆずの出荷に向けて、箕面市地域担い手育成総合支援協議会や大阪府農の普及課と連携して、生産環境と栽培技術の向上に取り組んでいます。
●背景
 「止々呂美ゆず生産者協議会(尾上喜治会長)」では、年間約10トン程度の出荷数が見込まれる箕面のゆずの品質や収量向上に向けて強剪定の栽培技術講習会を開催するなど、地域農業者が協力してゆず生産能力の向上に取り組んでいます。
 また、ゆず樹木を野生シカなどの食害から保護するため、防護柵を設置するなど生産環境の向上も図っています。しかし、老朽化した防護柵から野生動物が侵入したり、土地形状が傾斜地の場合は、完全に受益地を保護することがむずかしいなどの課題がありました。
●対策
 箕面市地域担い手育成総合支援協議会(東山磯治会長)では、止々呂美ゆず生産者協議会と連携して、ゆずを獣害被害から守るため、成木1本1本に獣害防除器具を試験設置しました。(ゆず成木約430本に装着)。
 獣害防除器具は弾力性があり獣害によって破断されにくい防護ネットを使用し、ゆず成木に直接巻き付けることで、より効率的な対策効果を期待しています。

 箕面市地域担い手育成総合支援協議会では、防除器具の実用性を検証しながら、止々呂美ゆず生産者協議会の生産技術や経営ノウハウを研鑽するための技術講習などを大阪府農の普及課とも連携しながら支援しています。
*)箕面市地域担い手育成総合支援協議会
 農業の担い手の育成支援体制の一元化・強化を図るために、箕面市、箕面市農業委員会、大阪府北部農と緑の総合事務所、大阪北部農業協同組合、箕面市農業経営者連絡協議会により設立された協議会です。(平成21年12月15日設立)。

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TEL 072-724-6728(直通)
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