JAグループにおいて経済事業を担う全農は、元気な産地づくりの取り組みと、安全・安心で新鮮な国産農畜産物の安定的な提供を目指し、営農活動の支援や、農畜産物の販売、生産・生活資材の購買事業を展開しています。
今回の導入は、2003年1月に都市再生本部*1で決定された「都市再生プロジェクト」の一つとして進められている、「大手町連鎖型再開発事業」に基づくJAビルの移転を契機として計画されたものです。本システムでは、本所内で使用している約1,250台の内線電話を「SS9100」配下でIP化することにより一元管理し、職員の異動や組織変更にともなうオフィスのレイアウト変更に柔軟に対応することが可能となりました。また、FOMA/無線LANデュアル端末の利用により利便性を図るとともに、外線通話にはNTT東日本の「ひかり電話ビジネスタイプ」を導入し、トータル的な通話コストの削減を実施しました。
FOMA/無線LANデュアル端末のWi-Fi(R)内線については、ARUBA社のセキュア無線LANシステムを採用し、802.1x認証方式とWPA2暗号化方式により高セキュリティな無線通話を可能としています。今後、セキュア無線LANアクセスポイントの利用を活性化させることにより、利用者の利便性向上と業務効率化に資することができます。
OKIネットワークスとOKIウィンテックでは、今回の実績を踏まえ、今後とも業務効率化や通信コストの削減を求めるお客様に対し、「SS9100」による、柔軟で、拡張性に優れたIPテレフォニーソリューションの提案、販売活動を積極的に展開していきます。
【システム概要】
JAビル内における、全農のIP内線電話システム。本所内の内線電話をIP化し、公衆IP電話回線(ひかり電話ビジネスタイプ)の使用や、法人向け専用IP回線による内線延長で通信コストの削減を図るとともに、緊急時対策として従来の公衆電話回線やISDN回線を残すなど、ユーザーニーズに細かく対応したIP電話システム。
【「SS9100」の主な特長】
最大20,000ポートを収容可能な、大中規模オフィス向けのIPテレフォニーサーバです。PHSやFOMA/無線LANデュアル端末などによるFMCソリューションや、プレゼンスやTV会議など多彩な機能を持つ「Com@WILL(R)ソフトフォン」とCTI/SaaS*2との連携など、企業のコスト削減や業務効率化に寄与するユニファイドコミュニケーション*3をご提供します。
【用語解説】
*1:都市再生本部
2001年4月の経済対策閣僚会議で決定された「緊急経済対策」において、都市の再生を目指す21世紀型都市再生プロジェクトの推進や、土地の有効利用など都市の再生に関する施策を推進のため、同年5月の閣議決定によって内閣に設置された組織で、本部長は内閣総理大臣、本部員は関係大臣。
*2:SaaS(Software as a Service)
ユーザーがベンダ(プロバイダー)からソフトウェア提供を受ける際に、必要とするものをIPネットワークを介して利用できるサービスもしくはソフトウェアのことです。
*3:ユニファイドコミュニケーション
さまざまなコミュニケーション手段を、IPネットワークに統合することです。たとえば、音声、映像、会議などの機能をもつソフトフォンによりメールや業務アプリケーションの迅速化を図れます。ユニファイドコミュニケーションの実現は、個人、組織の生産性向上と競争優位に大きく寄与しており、これは、グローバルな潮流となっています。
【リリース関連リンク】
「SS9100」紹介サイト: (リンク »)
概要: 沖電気工業株式会社
OKIは米国でグラハム・ベルが電話機を発明したわずか5年後の1881年に創業した、日本で最初に電話機を製造した情報通信機器メーカーです。先見性と勇気をもって果敢に挑戦・行動するという、創業以来の「進取の精神」を連綿と受け継ぎ、ブランドスローガン「Open up your dreams」のもと事業展開しています。現在、「金融システム」「通信システム」「情報システム」「プリンタ」「電子部品・モジュール他」の5つの分野において、OKIグループは社会の発展に寄与する最先端技術の商品・サービスをお客様にお届けし、世界の人々の快適で豊かな生活の実現に貢献しています。詳細はこちらからご覧ください。 (リンク »)
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