アクテル、RTAX-DSP向けのコンフィギュラブルなデジタル・フィルタ生成機能を実現する、CoreFIR v4.0を発表

アクテルジャパン株式会社

2010-07-29 00:00

アクテル(米国カリフォルニア州マウンテンビュー、日本法人:アクテルジャパン株式会社、東京都渋谷区)は本日、規格認定を取得したアクテルのRTAX-DSP FPGA(2010年7月27日の日本発表プレスリリース:「アクテルのRTAX-DSP FPGAがMIL-STD-883クラスB規格の認定を取得」を参照)で提供される、耐放射線性を備えた組み込み積和演算ブロックを活用したCoreFIR v4.0を発表しました。RTAX-DSP FPGAは、宇宙飛行アプリケーションで実証済みの業界標準RTAX-S FPGAアーキテクチャに、耐放射線性を備えた計算ブロックを統合した製品です。CoreFIR v4.0では、高度なパラメータ化が可能なシングルレートの完全列挙型有限インパルス応答(FIR)フィルタを実装するために、これらのオンチップ・リソースを使用しています。このFIRフィルタによって、DSPシステムに不可欠な構築ブロックの1つが提供されます。


SRAM FPGAに使用される高スループットのDSP技術とは対照的に、アクテルのアンチヒューズベースのRTAX-DSPデバイスは耐放射線性を備えているので、宇宙での放射線の影響を抑えるために複雑な複数のチップを実装する必要がありません。これにより、消費電力、熱負荷、設計の複雑さが軽減される一方で、システム全体の信頼性が向上されます。設計者は、CoreFIR v4.0とRTAX-DSP耐放射線性FPGAを活用することで、DSP機能の迅速な設計と実装が可能となり、アクテルのRTAX-Sアーキテクチャの持つ宇宙飛行アプリケーションでの幅広い実績のメリットを利用することができます。


CoreFIR v4.0の主な特長:

* 高度なパラメータ化が可能なDirectCore RTLジェネレータ
* 高性能なシングルレートの完全列挙型MACフィルタ
o 最大120の計算ブロックを持つRTAX-DSPデバイスで、2~240のTAPを構成可能
o 2~18ビットの入力データ精度
o 2~18ビットの係数精度
o 符号付きまたは符号なしのデータおよび係数
o 最大46ビット幅のアキュムレータ
o 係数対称性の最適化
o ランタイム時の再ロードが可能な係数、複数の係数セット、または固定係数
* RTAX-DSPファミリの以下のデバイスで、CoreFIRは最大130 MHzで実行されます
o RTAX2000D
o RTAX4000D


価格と出荷時期
CoreFIR v4.0は、ご注文に応じて提供しています。ご注文方法については、アクテルの販売店までお問い合わせください。


アクテルについて
アクテルは低消費電力FPGAとミックスド・シグナルFPGAのリーダーで、システムならびに電力管理の包括的な製品群を提供しています。アクテルは、電力が課題(=Power Matters)だと考えています。詳しい情報は、ウェブサイト (リンク ») を参照してください。



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