近年、GPSを搭載した機器が多々販売されており、その機能を用いた位置情報を検知するシステムが増えています。しかし、GPSは電波が入らないところでは、位置検知することができないという問題がありました。そこで、無線LANを用いることにより、屋内や地下などで詳細な位置情報を検知することを可能にしました。
今回販売を開始する「位置検知・通報システム」は、株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明)の位置検知エンジン(位置情報システム「AirLocationⅡ」(*1) および、通過検知システム「AirLocation/MJ」(*2) )を活用し、屋内や地下の無線LAN環境下で、Webブラウザ上にヒト、モノの位置検知結果を簡単に表示することができます。Webブラウザが閲覧できるスマートフォン(iPhone,Android末,WindowsMobile端末 等)があれば、ヒト、モノの位置検知結果をスマートフォン上に表示することが可能です。これにより、PCを設置することが難しい場面でも、スマートフォンがあれば、位置情報を把握することが可能です。例えば、建設現場での作業員の位置確認、物流倉庫での出荷物や運搬機器の把握、オフィス内を移動中の社員の位置把握が可能になります。
また、通過検知システムを利用すれば、ハンズフリーで入退室の認証を行うことができます。例えば、機密エリアや危険区域へ社員が侵入した場合に、すぐに管理者へ通知することが可能です。このように、「位置検知・通報システム」は、瞬時に位置情報を把握することで、労務上の負荷軽減、業務効率の向上を実現します。
*1: 5台の基地局(無線LANアクセスポイント)と無線LAN端末(PC、PDAなど)の間を伝播する無線LAN信号を利用して三辺測量を行うことにより、端末位置を高精度に検知する位置情報システム製品です。
*2: LFアンテナを使用し、LF電波カーテンを形成。タグを装着し、かざすことなくハンズフリーで入退認証や扉の解錠が可能な通過検知システム製品です。
「位置検知・通報システム」では、機器導入からシステム構築、運用・保守まで、お客様の環境に合わせ、ワンストップで提供します。また、既に「AirLocationⅡ」「AirLocation/MJ」を導入済みのお客様にもWeb化対応し、提供することが可能です。
■ 価格
「位置検知・通報システム」全体の提供価格 個別見積
※既に導入済みの「AirLocationⅡ」「AirLocation/MJ」をWeb対応化する場合 \525,000-~(税込み)
■ 「位置検知・通報システム」のご紹介
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担当者 :宮本、廣納(ひろのう)
Tel: 03-5479-5013 E-mail:koho@hitachi-solutions.com
※「AirLocation」は、株式会社日立製作所の登録商標です。
※「Android」は、米国グーグル社の登録商標です。
※「iPhone」は、米国アップル社の登録商標です。
※その他、記載している会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。
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