複数のシステムを組み合わせ、オフィスワークを改革するソリューションを提供

第一弾として、インタラクティブホワイトボードと文書管理システムの連携で会議の効率化を支援

株式会社日立ソリューションズ

2012-01-19 00:00

株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:林 雅博/以下、日立ソリューションズ)は、さまざまなシステムを組み合わせて効率化を図ることで、企業の知的生産性の向上を支援する「オフィスワーク改革ソリューション」を提供していきます。まず、その第一弾として、インタラクティブホワイトボード「StarBoard」と文書管理システム「ラビニティOne」の連携で、会議資料の共有と管理を効率化することで、共創力向上を支援するソリューションの提供を1月20日から開始します。

 近年の海外展開、オフィス統廃合、M&A、BCP(*1)対策、BPO(*2)活用などの経営環境の変化に対応したワークスタイルとして、TV会議、フリーアドレス、在宅勤務などを検討する企業が増加しています。企業がこのようなワークスタイル改革を成功させるためには、情報システムを導入して業務効率を高めるだけでなく、企業の知的生産性が高まるようにさまざまな情報システムを組み合わせて活用することが必要です。

*1 BCP(Business Continuity Plan) 事業継続計画
*2 BPO(Business Process Outsourcing) 業務委託

 そこで、日立ソリューションズは、さまざまなソリューションを以下の3つの観点からオフィスのワークスタイル改革として体系化しました。
 1つ目は、社員一人ひとりの知的生産性を向上する「個人力向上」、2つ目は、社員のコラボレーション活動による知的生産性を向上する「共創力向上」、ならびに3つ目は、情報漏えい対策や労務管理などの煩雑な作業を効率化し、企業における知的作業のための時間を増やす「仕事環境最適化」です。これらの3つの観点に関連する複数の製品やサービスを組み合わせ、ワンストップで提供します。

 今回、日立ソリューションズは、「オフィスワーク改革ソリューション」の第一弾として、インタラクティブホワイトボード「StarBoard」の企業向けソフトウェア「StarBoard Software for Business 1.0」に新たに追加された「ラビニティOne」連携プラグインを利用することで、「StarBoard」と文書管理システム「ラビニティOne」をシームレスに連携するソリューションを提供します。
 「StarBoard」の画面上から「ラビニティOne」の文書管理サーバーに一元管理された会議資料を参照することや、「StarBoard」の画面上での書き込みを「ラビニティOne」の文書管理サーバーに簡単に保存することができます。これにより、会議前の資料準備や会議後の議事録展開の手間を省くことで効率化を図ることができるとともに、会議資料に対する書き込みをリアルタイムに共有することで会議中の誤認識を防ぎ、議論を深めることができます。また、会議資料の配布が不要になるため、会議のペーパーレスを定着させることも可能となります。

 例えば、製造業のお客様の場合、図面レビューを行う際に、テーブル型のインタラクティブホワイトボード「StarBoard Link DR」を用いて、「ラビニティOne」の文書管理サーバー内にある図面などのデータを共有し、レビュー結果をその図面上に手書きすることができます。書き込まれた図面などのデータは直接文書管理サーバーに保存できます。また、製造現場の作業員が持つタブレット端末からも書き込まれた図面データを参照できるので、作業の指示をスムーズに伝えることができます。

■ オフィスのワークスタイル改革の3つの観点
オフィスのワークスタイル改革の3つの観点
個人力向上
社員のスキルアップ支援やいつでもどこでも業務ができる柔軟なワークスタイルを実現することにより、社員一人ひとりの知的生産性の向上をシステム環境面から支援します。例えば、営業員が外出先からでも社内情報を入手できるようにし、その場でさまざまな知的作業ができるようにします。

共創力向上
有識者の意見を容易に集められる社内SNSなどを活用することにより、社内外をシームレスに結ぶコラボレーション環境や、会議室でのプレゼンや資料を共有できる環境を提供することで、社内コミュニケーションの活性化や、ビジネススピードの向上を図り、社員の共創力向上を支援します。

仕事環境最適化
情報漏えい対策や労務管理など煩雑で多くの時間を要していた非生産的な作業を簡便化することにより、知的作業に割くことができる時間を増やします。生体認証による手間のかからない安全性の高い本人確認や、健康管理による社員のワークライフバランスの実現により、企業全体として知的作業に専念できる仕事環境を整えます。

■ 「StarBoard」と「ラビニティOne」を連携する製品構成例
製品名/概要
StarBoard Link DR (プロジェクターセット)
図面など大判資料の会議に適したテーブル型インタラクティブホワイトボード(机上投射型プロジェクターCP-AW251NJと机上投射スタンドTT-251のセット)(*3)StarBoard Software for Business 1.0の1ライセンス含む
StarBoard ラビニティOne連携プラグイン
ラビニティOneとの連携を可能とするStarBoard Software for Business 1.0のプラグイン
ラビニティOne
使い勝手のよいユーザインタフェースが特長の文書管理システム
ラビニティOne iPad連携オプション、またはラビニティOne Android連携オプション
iPadやAndroid端末からラビニティOneにアクセスするためのサーバアプリケーション(オプション)
ラビニティOne iPad/iPhone対応クライアント、またはラビニティOne Android対応クライアント
iPadやAndroid端末にインストールする、ラビニティOneにアクセスするためのクライアントアプリケーション(オプション)

上記以外にStarBoard用のクライアントPC1台、ラビニティOne用のサーバPC1台やタブレット端末1台が別途必要です
*3:CP-AW251NJ、TT-251は日立コンシューマエレクトロニクス株式会社の製品です

上記構成の参考価格 : 約270万円 (PC、タブレット端末、ネットワーク機器の費用は含まない)

■ 販売開始時期
2012年1月20日

■ 紹介URL:

(リンク »)
<商品・サービスに関するお問い合わせ先>

■株式会社日立ソリューションズ 問い合わせ窓口
 URL: (リンク »)
 Tel:0120-571-488
<報道機関からのお問い合わせ先>

■日立ソリューションズ
 担当部署:コーポレート・コミュニケーション本部 広報・宣伝部
 担当:宮本、廣納(ひろのう)
 TEL:03-5479-5013  E-mail:koho@hitachi-solutions.com

※「iPad」は、Apple Inc.の登録商標です。
※「Android」は、Google Inc.の登録商標です。
※「StarBoard」「ラビニティ」は、株式会社日立ソリューションズの登録商標です。
※ 記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
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