1. 実施概要
【実施方法】 インターネット上から回答
【実施期間】 2012年11月28日~2012年12月17日
【モニター数】 2,147名
<モニター内訳>
2. 結果ポイント
◆ スマートフォン所持者は全体で45.4%に上るが、年代が上がるにつれて、その所持率は下がっている
◆ スマートフォンは「インターネット閲覧」(70.0%)に最も利用されている一方、スマートフォン以外の端末では
「メール」(83.1%)が最も利用する機能として選択された
◆ スマートフォン所持者のうち、72.8%は買換え時に「下取りサービスを利用したい」と回答した
◆ 次回買換え時において、スマートフォン利用者の96.8%は次回も「スマートフォンにする」と回答した反面、
スマートフォン以外の端末利用者においては「スマートフォンにする」とした回答は57.4%にとどまる
◆ 次回買換え時、スマートフォンを買うとした回答者のうち、「中古のスマートフォン端末でも良い」とした回答者は16.1%に
とどまる
◆ タブレット端末を利用しているとした回答者は全体の12.8%にとどまり、利用者は「自宅でネット閲覧」
3. 結果内容
スマートフォンの所持率について、全体では45.4%となったが、年代別に見るとその所持率は大きく差がでる結果となった。10代~20代において同所持率は70%前後となるが、30代では50%、40代以降では30%を下回る結果となり、年代の上昇と共にスマートフォンの所持率は低下していることが分かる。
次にスマートフォンの使われ方と魅力として、「インターネットの閲覧」(70.0%)に最も使われていることが分かり、
同時に魅力についても「インターネットの閲覧が便利」(73.9%)とする回答が最多となった。これらから、スマートフォンについては“電話”よりも“インターネット閲覧端末”としての役割を担っていることが分かる。
一方、スマートフォン以外の端末、いわゆるガラパゴス携帯(ガラケー)の使われ方については「メール」(83.1%)が最多、
次いで「通話」(61.9%)が選択され、“連絡手段”として利用されていることが分かる。
また、その魅力として「通信料が安い」(51.4%)ことを挙げる回答者が最も多かった。更に「操作が簡単である」(44.8%)ことを挙げる回答者も多く(スマートフォン同項目16.2%)、高年層の所持率において、ガラケーが高くなっている要因の一つになっていると考えられる。
買換え時に、不要となったスマートフォンにおいて、「下取りサービスを利用したい」とした回答者は72.8%に上る。
また、サービスへの期待としては「下取り価格が高いこと」(74.6%)が最も多く、買換え費用を少しでも抑えたいと考えていることが推察される。しかし、次回スマートフォン端末の購入を考えている回答者において、価格の安い「中古品でも良い」と考える回答者は16.1%にとどまる。中古品を避けたい理由として「バッテリの劣化」(55.0%)が最上位に挙げられ、多彩な機能を搭載しているスマートフォンにおいては、特にバッテリの寿命が重要視されていることがうかがえる。今後、下取りサービスから発生する中古スマートフォンの流通先の確保が課題となりそうだ。
タブレット端末の利用について、「利用している」とした回答者は12.8%にとどまる。また、その利用場所と利用目的については「自宅でインターネット閲覧」(66.2%)が最も多く、持ち運びに便利であるタブレット端末の特性とは相反する利用状況であるようだ。
※調査結果詳細はこちら (リンク »)
本資料に記載されている内容についての問合せは以下までご連絡ください。
また、本資料を利用される際は提供元を「オークネット総合研究所」と明記の上、ご利用下さい。
【本件に関するお問い合わせ】
オークネット総合研究所 吉岡・金井
TEL:03-3512-6140 E-Mail:request@ns.aucnet.co.jp
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。