AsiaNet 52081
共同JBN 0144 (2013.2.19)
【ミュンヘン2013年2月18日PRN=共同JBN】欧州最大のソーラーパネル供給業者RECが電圧誘起出力低下(PID)の耐性に関する認証の取得を発表。
(Photo: (リンク ») )
シンガポール太陽エネルギー研究所(SERIS)が認定したPID耐性の試験プロトコルは業界において最も過酷とされる条件の1つであり、その条件に則しソーラーパネルのPID耐性が検証された。
*電圧: -1000 V
*環境温度: セ氏 60°C
*相対湿度: 85%
*試験時間: 96時間
REC Peak Energyソーラーパネルの試験結果は出力低下が2%以下と非常に良好であり、高い品質と信頼性を示した。設計、部材の選択および社内製造プロセスの最適化を経て、RECのソーラーパネルは最も過酷な環境下における耐久性および信頼性という点でさらなる改善の成果を得た。
RECのソーラーパネルは既にテュフ・ラインランド(TUV Rheinland)が規定する認証を取得しており、こちらの試験条件では、電圧: -1000 V、環境温度: セ氏25°C、試験時間: 168時間がパネルに負荷される。
RECのルック・グラーレ上級副社長(ソーラー事業の販売およびマーケティング担当)は、「われわれはこのプロトコルによるPID耐性試験をパスした数少ないメーカーの1つで、しかもこれほど優れた結果だったことを大変光栄に思っている。安定した高い生産性、製品の質および耐久性は現在の市場で最も重要であり、この過酷な試験を通し卓越した性能が示されたことは、RECのソーラーパネルが業界最高クラスであることを明確に示している」とコメントを寄せている。
今回のPID認証の取得は、最も過酷な試験条件や使用環境においても優れた性能を示す信頼できるソーラーパネルを製造するというRECの方針をあらためて裏付けるものである。また、今回の試験結果はREC製ソーラーパネルが有する劣化度の低さの証明でもあり、中立かつ信用度の高い第三者機関によって行われた製品の信頼性に関する定量的な独立評価を提供する。この認証取得は世界中の顧客、デベロッパー、銀行や投資家に向け、最も過酷な気候条件でもRECが提供する保証に見合う性能を持ったソーラーパネルをRECは供給することを担保するものといえる。
▽RECについて
RECは太陽光発電ソリューションを世界的に提供するリーディングプロバイダーである。約20年に及ぶ専門知識と経験を持つ当社は、持続的に高性能な製品およびサービスを提供し、太陽光発電産業とエレクトロニクス産業に資する企業である。パートナー企業とともに、世界的に成長し続ける電気需要に適応するより良いソリューションを提供することで価値を創造する。RECの全従業員数は2300人、2012年には70億NOK(ノルウェー・クローネ) / 約10億ユーロ / 13億米ドル 以上の収益を達成した。
RECの製品や会社の詳細については (リンク ») を参照。
ソース:REC Solar Sales and Marketing GmbH
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