◎Appleがトップの座堅持 BrandZの世界100ブランド

Millward Brown / WPP

From: 共同通信PRワイヤー

2013-05-21 10:30

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◎Appleがトップの座堅持 BrandZの世界100ブランド

AsiaNet 53052
共同JBN 05723 (2013.5.21)

【ニューヨーク2013年5月21日PRN=共同JBN】サムスン(Samsung)がブランド価値を51%増やし、Apple(アップル)との差を縮める-。「2013年BrandZ(商標)世界トップ100ブランド(BrandZ Top 100 Most Valuable Global Brand for 2013)」でAppleが1850億ドルの価値を得てトップの座を堅持した。同社は前年比で1%の微増にとどまったが、直近の競合企業サムスンはブランド価値210億ドルで世界ランキングの30位に入った。

(Logo: (リンク ») )

Googleはナンバーワンを狙う手ごわい競合相手になっている。前年のマイナスから今年は5%のプラスに転じ、1140億ドルの価値で2位を占めた。IBMは1120億ドルで3位だった。

Millward Brown Optimor(ミルワード・ブラウン・オプティマー)のマネジングディレクター、ニック・クーパー氏は「スマートフォン市場の主導権を争うサムスンは、卓越したイノベーション期と市場占有率の拡大を均衡させることによって、ブランド価値を大きく伸ばした。昨年の宣伝費は160億ドル増加した。市場の競争激化、競合他社の追い上げにもかかわらずトップの座を維持したAppleの手腕は、強力なブランドがビジネスにもたらす価値を示している。人々は株価を問わず、なおブランドを好んでいる」と語った。

WPPの委託を受けてMillward Brown Optimorが実施しているBrandZ(商標)世界トップ100ブランドの調査は今回8年目になる。財務データとともにブランドの将来と現在の購入者の見解を使い、その価値を算出する唯一のランキングである。

トップ100ブランドの総価値は2006年以来77%上昇、今や2兆6000億ドルに達している。

The Store at WPPのデービッド・ロス最高経営責任者(CEO)は「今年の格付けはブランドの投資利益が際立っている。強力ブランドはプレミアム価格と株主還元増を駆使して市場シェアを伸ばし、利益を増やしていることが分かる」と指摘した。

ブランド調査会社、Millward Brown(ミルワード・ブラウン)のグローバルCEO、アイリーン・キャンベル氏は「市場投資還元を示すブランド評価などの手段は、役員室のマーケティング担当に強力な発言力を与える。マーケティングが財務・事業成功の重要な要素として確実に深く理解、説明されるからである」と付け加えた。

▽2013年世界トップ100ブランド

順位(前年順位)、ブランド名、分野、ブランド価値(単位100万ドル)、前年比率
1(1)Apple                      ハイテク    185,071         +1%
2(3)Google                      ハイテク    113,669         +5%
3(2)IBM                        ハイテク    112,536         -3%
4(4)マクドナルド(McDonald's) ファストフード  90,256         -5%
5(6)コカ・コーラ(Coca-Cola)  ソフトドリンク  78,415         +6%
6(8)AT&T                       通信       75,507        +10%
7(5)マイクロソフト(Microsoft) ハイテク     69,814         -9%
8(7)マールボロ(Marlboro)     タバコ      69,383         -6%
9(15)Visa                      クレジットカード 56,060        +46%
1(10)China Mobile(中国移動通信)通信        55,368        +18%

▽今年の調査報告のハイライト
*急上昇グループは有意の差別化:ブランド価値の伸長率トップ10は「有意」「区別」「顕著」というBrandZ(商標)の評価基準で、平均よりかなり高いポイントを上げている。プラダ(Prada)はプラス63%と最もブランド価値を上げた。ほかの高級ブランド各社を上回る急成長で、今回は高級品部門の4位(総合95位)に入り、95億ドルと評価された。

*ビール会社が急伸:世界で最も広く消費されているアルコール飲料のビールは、今年のランキングで最高の成長部門になった。ビールブランド上位10社はプラス36%となり、今や総額630億ドルの価値を示した。この部門は中南米と中国の販売増が寄与している。グルーバルな醸造企業、ハイネケン(Heineken)は80億ドルで世界3位のビールブランドになっており、ジェームズ・ボンド映画の最新作「007スカイフォール」をめぐる広報活動の恩恵を受けた。ブラジルのブラーマ(Brahma)ビールは昨年61%成長、40億ドルの価値があるとされた。

*高評価ブランドが急成長:過去8年にわたる「株ポートフォリオ」としてのBrandZ(商標)世界トップ100ブランドによる分析は、現在の株式市場指標「S&P500」に比べてはるかに高い実績を上げている。S&P500各社の価値が23%伸びたのに対し、BrandZ(商標)のポートフォリオは58%成長、強力ブランドを持つ企業が株主に一層高い価値を与え得ることを証明している。図表は以下を参照。
(リンク »)

*ハイテクブランドが継続して上位を占める中で中国のデジタル部門に明るい兆し:BrandZ(商標)世界トップ100ブランドでハイテク、通信ブランド29社がランクイン、その価値が100社総額の43%、1兆ドル以上と引き続きランキングを支配している。この部門の成長は横ばい。Facebookのブランド価値下落と対照的に、中国の同業テンセント(Tencent)は52%伸び、8億近いアクティブユーザーを擁してランキングの急成長トップ10に入っている。Yahoo!もGoogleから新CEOを迎えることになった後、ブランド価値を高める期待と株価が上昇、ランクインした。

BrandZ(商標)世界トップ100ブランドの調査報告はオンラインで閲覧できる。報告には世界主要地域、13市場部門で最も価値があるブランドのランキング、分析が盛り込まれている。地域、部門別内訳、WPP各社による綿密な考察を含むBrandZ(商標)ランキング全文は以下のサイトからダウンロードできる。
(リンク »)

ランキングとブランドに関する詳しい情報はAppleとAndroid用の無料インタラクティブ・モバイルアプリ、またはiPadマガジンとして以下のサイトから入手できる。
(リンク »)

▽BrandZ(商標)世界トップ100ブランドのランキングについて
「BrandZ世界トップ100ブランド」ランキングはMillward Brown OptimorがWPPグループの事業会社のために開発したもので、使われ出してから8年目になる。世界で200万人を超える消費者とインタビューを行い、何千もの「消費者向き」ならびに、企業向け(B-to-B)ブランドについて聞いたことに基づいたブランド評価と、ブルームバーグ(Bloomberg)やKantar Worldpanel(カンター・ワールドパネル)のデータを使って各社の財務、事業面の業績を徹底して分析したものとを組み合わせ、ブランドがビジネスの収入、株式時価総額を上げるうえで果たす価値を調べるのはこの調査だけである。ブランドは営業実績、製品出荷、ポジショニングの明確性、リーダーシップなどを組み合わせており、消費者の見方はブランド価値を決定する重要な要素になる。ランキングは地域的な差異を考慮するが、それは真にグローバルなブランドでさえ、国によってブランドの貢献が大きく変わる可能性があるためである。役に立つ追加素材は以下を参照。
(リンク »)

▽Millward Brownについて
Millward Brownは世界を代表する調査会社の一つで、効果的な広告、戦略的コミュニケーション、メディア・ブランド資産調査を専門にしている。Millward Brownは定質的、定量的な調査ソリューション両方を一体的に組み合わせることによって、顧客が強力なブランド、サービスを構築する手助けをしている。Millward Brownは56カ国に86のオフィスを持っている。Millward Brownのその他の特殊業務はダイナミック・ロジック(Dynamic Logic、デジタルマーケティングの有効利用で世界をリード)、メディア専門家のネットワーク(メディア効率事業)、Firefly Millward Brown(世界的な定質的調査ネットワーク)、The Neuroscience Practice(神経科学を利用して従来の研究手法の価値を最適化)、Millward Brown Optimor(顧客のブランド、マーケティング投資収益の最大化支援に特化)など。Millward BrownはWPPグループの中で分析、情報、コンサルティングを扱う部門、カンタールの一部である。

▽WPPについて
WPPは世界最大のコミュニケーションサービス・グループで、705億ドルを売り上げ165億ドルの収益を上げている。広告・メディア投資管理、消費者調査、広報・公共活動、ブランド設定とアイデンティティー、健康管理コミュニケーション、ダイレクト・デジタルプロモーションとリレーションシップ・マーケティング、専門家コミュニケーションなどの総合的な広告およびマーケティングサービスを提供する。グループは世界110カ国に3000のオフィスを構え、関連職員を含め16万5000人以上を擁している。

WPPは2012年の2012 Cannes Lions International Festival of Creativity(カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル)で、設定後2年連続でHolding Company of the Year(最優秀持ち株会社賞)を受賞した。

▽問い合わせ先
Teresa Horscroft
Eureka Communications
Tel: +44-(0)1420-564346
Mobile: +44-(0)7990-520390
Email: teresa@eurekacomms.co.uk

Miquet Humphryes
Director, Global Corporate Marketing Millward Brown
Tel: +44-(0)1926-826179
Email: miquet.humphryes@millwardbrown.com

ソース:Millward Brown and WPP

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