AsiaNet 55662
共同JBN 0104(2014.1.29)
【ロンドン2014年1月29日PRN=共同JBN】Appian Natural Resources Fund(これより以下はAppianもしくはFund)は29日、金属と鉱業に限定して投資するプライベートエクイティ(PE)ファンドの取りまとめを完了したと発表した。このPEファンドにはリミテッドパートナーから合計3億7500万ドルのコミットメントが集まった。
Fundは選ばれた地域の有望な投資先とみられる金属・鉱業会社やプロジェクトに専門に投資する目的で設立された。Appianは経験豊富な鉱業専門家やPEと投資銀行の担当者を集め、鉱業会社に資本と操業技術を提供して操業・開発を最適化し、最終的にはその会社のリターンを高め、投資価値を創造することを目指す。英ジャージー島を本拠とするFundは、中南米や北米、アフリカ、欧州の特定の地域にある中小規模の資産や会社に的を絞って投資する。現地のオーナーや経営者、投資家と提携して、世界水準の操業・経営技術を生かし、Fundの投資家とその他のステークホルダーのために大きな価値を生み出す。Fundのネットワークでは追加的な多額の資金プールも利用でき、それによって副次的な投資機会が生まれる
▽世界水準の操業・経営技術
Fundのアドバイザー、Appian Capital Advisoryはロンドンに本社を置き、主要鉱業都市を結ぶ国際的なネットワークを持つ。経営陣は大手鉱業会社やPE、投資銀行出身の専門家で構成され、鉱業界での経験年数は合わせて150年以上になる。生産までを管理する鉱山は60カ所強、取りまとめた鉱業界の取引は金額で2000億ドルを超え、投資家に多額のリターンをもたらしている。経営陣は鉱業のライフサイクル全体を通した価値創造の実績があり、強力な操業・経営技術によって鉱業会社が資産を最適化し、操業を整備し、価値や魅力的なリターンを生むことを支援している。
▽包括的で戦略的な投資アプローチ
Appianは経営管理のほかに、投資先企業が技術者不足やプロジェクトの改善に取り組むために業界の専門家人材のプールを提供できる。Fundは長期的視野に立ち、投資規模は1000万ドルから1億ドル。マネジメントチームにとって、忍耐強く、協力的な投資家だ。鉱業会社は投資を受ける期間を通してAppian Capital Advisoryの操業・金融チームとそのネットワークから支援を受けつつ、金融リスクを回避できるため、資産の開発や最適化に専念し、長期的価値の創造に経営努力を集中できる。
ジャージー島を本拠とするFundが主に投資するのは、埋蔵資源が確定され、3年以内を目標に採掘を開始する早期生産案件。経営陣は旧鉱山や不良資産に眠る採算性を評価し、急成長が期待できる資産の探索にも努める。Fundは柔軟な目標を掲げ、官民双方の資産や法人に投資する。
Appianの創業者であるマイケル・W・シェルブ氏は「世界で最も堅実で優良な投資家の強い支援を受けてAppian Natural Resources Fundが立ち上がったことを、とても喜んでいる。わが社のユニークなビジネスモデルは、融通の利く資金だけでなく、極めて重要な操業・金融・技術サポートを提供できる。Appianがリターン目標を達成し、鉱業企業の経営陣やプロジェクトにとって、長期に安定した協力的なパートナーになれると信じている」と語った。今回のFundの立ち上げでは、世界的なプライベート資金調達・金融コンサルタント会社のMercury Capital Advisorsが募集代理企業になった。
詳しい情報は:
Appian Capital Advisory LLP
Michael W. Scherb, Verne Grinstead and Vincent Jacheet
5th Floor
33 St James's Street
London
SW1A 1HD
+44(0)207-004-0951
(リンク »)
info@appiancapitaladvisory.com
Appian Natural Resources Fund LP
47 Esplanade
St Helier, Jersey, JE1 0BD, Channel Islands
Bell Pottinger
Charles Vivian / James MacFarlane
+44(0)20-7861-3232
ソース: Appian Natural Resources Fund
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