AsiaNet 56179
共同JBN 0306 (2014.3.18)
【ニューヨーク、アーリントン(米バージニア州)2014年3月18日PRN=共同JBN】Uptime Institute( (リンク ») )とTelecommunications Industry Association( (リンク ») )(TIA)は18日、データセンターが世界中で計画され、建設され、運用される際にデータセンター設計にとって明確かつ簡潔な語彙(ごい)を確定することによって、データと通信業界の将来に成功をもたらす措置を発表した。Uptime InstituteとTIAの両社は、それぞれのデータセンター・インフラストラクチャー規格体系を永続的に区別することが最善であると考え、TIAは今後ANSI/TIA-942/TIA-942A Standardを改訂し「Tier」の単語を削除する。
Uptime Instituteのジュリアン・クドリツキ最高執行責任者(COO)は「TIAおよびTR-42 エンジニアリング委員会がこの件について快く協力してくれたことを感謝する。規格体系の明確な所有権はその有効性、一貫性、アカウンタビリティーにとって不可欠である。それぞれの専門用語のもつれを解きほぐすことによって、TIAとUptime Instituteの両社はそれぞれが適切とみなすことに基づき、規格およびプログラムの開発を独自に推進することが可能となる。われわれは、この措置がこの問題にとっての持続可能で公共のためになる解決法であると確信する」と語った。
TIAのグラント・サイファート社長は「TIAとUptime Instituteはデータセンター設計の効率を向上させるという考えを共有している。TIAのTR-42エンジニアリング委員会は引き続き、当社の消費者および企業が要望するデータセンターを実現する自発的合意基準を構築、向上させていく。Uptime Instituteとこの件をはじめその他の問題で協力することによって、TIAは通信業界が将来の課題に対処することを支援する最善の方策を行動で示した」と語った。
Uptime Instituteは、データセンターがシステム稼働率の企業要件に関してデータセンター・インフラストラクチャーを効果的に評価する手段の1つとして、1990年代中頃にTier Classification System規格を開発した。Uptime InstituteのTier Classification Systemは、サイト・インフラストラクチャーの予想性能に基づいてユニークでカスタマイズされた標準的な施設を比較する一貫した方法を提供する。
TIAのメンバー企業専門家は長年にわたり、高度な通信ネットワーク開発をサポートする必要性に注力してきた。TIAのTR-42委員会は、構造化されたケーブリングに関する専門的技術で業界をリードしており、われわれの構築環境のすべての分野で堅ろうなネットワークの基礎を築いたのはTIAの設計、着想、構想である。
▽Uptime Instituteについて
451 Groupの子会社であるUptime Instituteは独自思考の指導性、認証、教育、専門サービスを世界中のデータセンター業界に提供する。Uptime InstituteはTier Standard for Data Center Design、Construction、Operational Sustainabilityの開発および世界規模の管理でよく知られている。Uptime Instituteは米国、コスタリカ、ブラジル、英国、スペイン、ドバイ、ロシア、台湾、シンガポール、マレーシアにオフィスを構えている。詳細はウェブサイトwww.uptimeinstitute.comを参照。
▽TIAについて
Telecommunications Industry Association(TIA)は、標準規格の開発、規定と擁護、ビジネスチャンス、市場インテリジェンス、イベント・交流などを通じて、世界中の通信ネットワークのメーカーおよびサプライヤーを代表する。TIAはブロードバンド、モバイル無線、情報技術、ネットワーク、ケーブル、衛星、ユニファイドコミュニケーションのためのビジネス環境を向上させる。メンバーの製品およびサービスは、ヘルスケア、教育、セキュリティー、公共の安全、輸送、政府、軍事、環境、エンターテインメントを含むあらゆる業界および市場の通信を向上させている。詳細はウェブサイトtiaonline.orgを参照。
TIAはAmerican National Standards Institute(ANSI)に認定を受け、ANSIのStandards Boost Businessキャンペーンのスポンサーである。詳細はウェブサイトwww.standardsboostbusiness.orgを参照。
ソース:Uptime Institute
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