◎南アのNTP Radioisotopesが医用ラジオアイソトープ生産で世界に貢献

NTP Radioisotopes SOC Ltd 2014年05月30日

From 共同通信PRワイヤー

◎南アのNTP Radioisotopesが医用ラジオアイソトープ生産で世界に貢献

AisaNet 56892
共同JBN 0588 (2014.5.30)

【プレトリア(南アフリカ)2014年5月30日PRN=共同JBN】南アフリカ原子力公社(Necsa)の子会社であるNTP Radioisotopes SOC Ltdは、毎年撮影される約4000万枚の医療診断画像向けに利用される世界の医用ラジオアイソトープの4分の1を製造しており、世界で3番目の生産、供給企業になっている。南アフリカが誇るこの企業市民は、プレトリアの西部にある最新のNecsa原子力施設内にあり、広範囲の核放射線に基づく製品とサービスによって6大陸60カ国の顧客に定期的にサービスを提供している。

▽NTPは南アフリカのGDPに大きく貢献
NTPは顧客を重視し社会と環境に責任を持つことで、南アフリカを有望な新興市場として世界地図に乗せ、年次報告によると、国内および海外のほぼ10億ランドの放射性医薬品収益に貢献している。

NECSAのファムジル・チェラネ最高経営責任者(CEO)は、NTPは一貫した信頼できるサービスと製品の優れた品質に基づく評価を受け、原材料、施設、処理に対する直接管理あるいは利用によって、ほかのアイソトープ生産者より競争上の優位に立っていると語った。

南アフリカは低濃縮ウラン(LEU)から抽出されたモリブデン99(Mo-99)とヨウ素131(I-131)の商業規模の生産に成功した世界初の国である。

世界的な成果は2009年6月に達成され、NESCAのSAFARI-1原子炉には、これまで使用されてきた高濃縮ウラン(HEU)ではなく低濃縮(非兵器級)ウラン(LEU)が初めて炉心に充填された。チェラネCEOは「この成果はターゲットプレート(そこからモリブデン99とヨウ素131が抽出される)のLEUへの転換と合わせて、初の商業規模LEUからモリブデン99の生産開始の記録を作った」と説明した。

この成功に続いて、2010年末にはLEUから抽出されたモリブデン99が初めて米国に出荷された。モリブデン99の出荷は今日まで続いている。

チェラネCEOは「SAFARI-1は(300日を超える)年間稼働日で最多日数の記録を持つ世界唯一の研究用原子炉である。それによって最適なラジオアイソトープ生産能力が確保されるとともに、最も厳格な保守計画も維持されている。この原子炉は経年48年になるが、極めて良く保守され、常に更新されているので、少なくとも2030年まで稼働されることになろう」と語った。

NTPは米国家核安全保障局(NNSA)の地球的規模脅威削減イニシアティブ(GTRI)が推奨するように、高濃縮ウラン(HEU)のターゲットプレートから低濃縮ウラン(LEU)で製造されるそれへの転換処理を開始した。このNNSAイニシアチブは、(原子)爆弾級のHEUがテロリストの手中に落ちる可能性を排除することを求めており、NTPはラジオアイソトープ生産目的でHEUに依存しない先駆的成果を果たしたことで国際的に高く評価されている。

NTPのドン・ロバートソン医博は「LEUを燃料とする原子炉で生産されるモリブデン99は、製造過程の安全性に大きく貢献し、時に生命を救うことになる重要な医療画像処理に対し、ヘルスケア業界が安全かつ確実に、高い費用効率で、いつでもアクセスしてもらうようにしている」と語った。

▽世界級の企業
SAFARI-1原子炉と最新の処理施設を使う医用ラジオアイソトープ生産におけるNTPの世界級専門技術は、がん、心臓、その他数多くの疾患の診断に利用されるテクネチウム99m(Tc-99m)の減衰(核分裂)生成物であるモリブデン99(Mo-99)、甲状腺疾患の治療に使われるヨウ素131(I-131)などである。ロバートソン医博はさらに「NTPによる商業規模のモリブデン99生産は、1990年代初めに開発された。このような生産能力を持ち、世界市場に浸透した後、NTPは今日この分野で世界的リーダーの1つとして台頭した」と述べた。

NTPは過去18年、ベルギーの国立放射性物質研究所(IRE)との間で成功裏にラジオアイソトープ供給契約コンソーシアムを維持してきた。両者それぞれ、どちらかのプラントが保守目的で操業を停止した際に、バックアップ用にモリブデン99を供給することができた。大規模なIREとの長期的提携関係は、長年にわたり実現した持続的かつ信頼できる供給が理由で、モリブデン99の世界有数の供給者の1つであるというNTPのステータスに貢献した。

チェラネCEOはNTPの業績について言及し、NTPはオーストラリア核科学技術機構(ANSTO)との提携関係を樹立し、それによってNTPのテクノロジーと専門知識とANSTOの大きな能力と専門知識を合わせて、ANSTOに大規模なモリブデン99生産施設を建設することになったと付け加えた。チェラネCEOは「南アフリカとオーストラリアのモリブデン99生産提携は2012年9月に確立され、カナダ、欧州にある一部の大規模モリブデン99生産施設の閉鎖が迫っていたことから、核医療対策上重大な時期に行われた」と語った。

ロバートソン医博は「われわれは核非拡散努力にとって、南アフリカのまさに技術的進歩がこれほど大きな貢献を果たしていることと同時に、核医療の利用から恩恵を受ける数百万患者の生命を守っていることを誇りに思う。このことは平和目的に実証済み核技術を利用する南アフリカとNTPのコミットメントの表れである」と語った。

詳しい情報は (リンク ») を参照。

ソース:NTP Radioisotopes SOC Ltd

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