MITRE Asia Pacific Singapore (MAPS)事務所では、現在米国にしかない航空交通管理研究所とシミュレーションツールをそっくり再現します。この先進的な研究所では、研究開発、およびシンガポールとアジア太平洋地域への技術移転に関する長期的プログラムを推進します。
10,000平方フィートの研究施設には、コックピットシミュレーション、など、MITREの開発したリアルタイムの高速シミュレーションツール、360度の展望塔、航空路およびターミナルコントローラワークステーション、先進的なトラフィックフロー管理ツールとワークステーションが設置されます。この統合施設は、政府、業界、および学術機関との合同研究を実施するコラボレーション環境を実現するために、他の組織の研究シミュレーション機能と容易かつ安全に接続するように、設計される予定です。
最初の作業計画は今年10月に開始予定で、MITRE研究所の業務開始は2015年1月の見込みです。パートナーシップへの投資と体制確立のため、CAASは年間平均1000万シンガポールドルを、MITREは年間平均640シンガポールドルを供出する予定です。
MITRE国際部長のGregg Leoneは次のように述べました。「アジア太平洋地域は、さまざまな課題と需要増大のあるユニークな業務環境で、新たな特化ソリューションが必要です。MITREには、独自の問題と課題の解決のためにカスタマイズされたソリューションを生み出してきた長い歴史がありますので、我々の能力をCAASとアジア太平洋地域のために投じることで大きな成果を期待しています。」彼は次のように付け加えました。「シンガポールの業務は当初、Mimi Dobbsが指揮し、その後の数か月間に少数精鋭のMITREエキスパートが、シンガポールに移転する予定です。」
Mimi DobbsはMITREで15年以上にわたって勤務しているアジア太平洋地域担当の国際部長補佐です。Dobbsは次のように述べました。「CAASと地域のために、今回のMITREシンガポール施設の設立を支援し、研究開発を開始することを光栄に感じています。我々は、アジア太平洋地域特有の課題の解決に役立てるため、MITREが既存の社内研究プログラムを活用できる機会を探し続けていく予定です。」
CAAS会長のYap Ong Hengは次のように述べました。「今回のコラボレーションでは、2つの組織とパートナーのATMに関する経験と知識を組み合せて、シンガポールの中核的ATM研究拠点の枠組みの下で、アジア太平洋地域に特有の航空関連課題に対応するため、この地に大きな価値を提供する予定です。MAPSもまた、ATM関連研究開発、およびシンガポールとアジア太平洋地域への技術移転を推進します。」
MITRE Corporationについて
MITRE Corporationは、システムエンジニアリング、研究開発、および情報技術サポートを米国政府に提供する非営利団体です。MITREでは、米国連邦航空局(FAA)を50年以上サポートしている先進航空システム開発センターなど、米国政府出資の研究開発センターを運営しています。MITREは、FAAとの長年にわたる関係に加えて、さまざまな国際民間航空機関、空港運営業者、航空会社などの航空関係組織に、航空交通管理(ATM)システムエンジニアリング、運航、航空宇宙設計、システム自動化およびインテグレーションなどの分野の技術専門知識とサポートを提供しています。 詳しくは www.mitre.org (リンク ») をご覧ください。
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シンガポール民間航空庁(CAAS)のミッションは、安全で活気に満ちた航空ハブと民間航空システムを成長させ、シンガポールの発展に大きな貢献をすることです。CAASの役割は、航空業界の安全の監督と促進、航空ハブと航空業界の開発、航空ナビゲーションサービスの提供、人材開発のための航空トレーニングの提供、国際民間航空の開発への貢献です。
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