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~原因はパソコン&スマホ!現代人に多いドライアイ~
涙の分泌量が減ったり、涙の成分が変化したりすることで目が乾いてしまうドライアイ。今回は、目の現代病ともいえるドライアイについて学びましょう。
■ドライアイのしくみ
ドライアイの特徴として、目が乾いた感じがする、しょぼしょぼする、ごろごろするなどがあげられます。放置しておくと、角膜に傷がついて痛みを感じることもあります。涙には目にうるおいを与えるだけでなく、目を保護するという大事な役割があります。もともと、涙の分泌には加齢と女性ホルモンが関わっているため、ドライアイは40~50代以上の女性に多くみられました。
ところが最近、パソコンやスマートフォンの画面を見る習慣が生活の中に深く入り込んできたことから、男女を問わず、若い世代にもドライアイの症状を訴える人が増えています。気密性の高い住環境、乾燥しやすいオフィス環境に加え、ストレスフルな生活環境も自律神経の乱れを引き起こし、涙の分泌に影響を与えているといわれています。
■原因は現代人のライフスタイル
ドライアイが増えている背景には、ライフスタイルの変化があります。本来、人間の生活の9割は遠くを見て、1割は近くを見るというものでした。ところが文明の発達によって、近くのものを見る時間が増え、さらにテレビやスマートフォンの画面のように光るものを見る生活に変わり、自律神経のバランスを崩しがちになっているのです。
ドライアイの原因は、現代人の生活習慣にあります。チェックリストであなたの生活を確認してみましょう。
▼ドライアイのチェックリストはこちらから
(リンク »)
涙の分泌は、目の乾燥を防ぐために必要なもの。しかし、パソコンやスマートフォンの画面を見ているとまばたきの回数が減り、涙の量が減少します。本来、近くを見るときは副交感神経に作用するのですが、テレビやスマートフォンは交感神経を刺激してしまうため、自律神経が乱れ、涙の分泌が減少してドライアイの一因になることも。さらに、乾燥しやすい住環境やアイラインやマスカラなどのアイメイクもマイボーム腺がつまる原因となり、ドライアイを引き起こす可能性があります。もちろんストレスや不規則な生活も、自律神経に影響を及ぼすので注意しましょう。
■ドライアイと同時に起こりやすい眼精疲労とブルーライト障害に注意!
ドライアイに悩む人の数は1995年には約800万人でしたが、2003年には約3倍の2,200万人へと増加しています。この急増し始めた時期がデジタル機器の普及し始めた頃と重なるため、原因はパソコン、スマートフォンなどの普及によるものと考えられています。その意味で、ドライアイは目の現代病ともいえます。
最近は、「ドライアイ」、慢性的な目の疲れが引き起こす「眼精疲労」、良質な睡眠の妨げにもなり得る「ブルーライト障害」の3つが同時に起こっていることが多く、注意が必要です。大切なのは、パソコンやスマートフォンに振り回されないこと。日々のこまめなケアや早めの対処を心がけましょう。
(監修:後藤英樹先生)
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