マイクロソフトがTechEd Europeでイノベーションを次々と発表

マイクロソフト

From: 共同通信PRワイヤー

2014-10-28 18:18

マイクロソフトがTechEd Europeでイノベーションを次々と発表

AsiaNet 58397(1184)

【バルセロナ(スペイン)2014年10月28日PRN=共同通信JBN】
*マイクロソフトは多数の強化、アップデート、プログラム拡張を発表

マイクロソフト(Microsoft Corp.)は28日TechEd Europeで、新しいクラウドサービス、モビリティー・ソリューション、API、ツール、パートナー向けソリューションを拡大するエコシステムを発表した。これらはすべて現在のモバイルファースト、ITクラウドファーストの世界で競争、活躍するITプロフェッショナルやデベロッパーを支援することが目的である。

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マイクロソフトのジェイソン・ザンダー・コーポレートバイスプレジデント(Microsoft Azure担当)は「今日の企業は常時オン状態であり、ITプロフェッショナルとデベロッパーは、ビジネスの要求に遅れずついていくため常時プレッシャーを感じている。われわれは当社のクラウドプラットフォームであるAzure、Office 365、Microsoft Dynamicsの能力を生かして、ITプロフェッショナル、デベロッパー、ユーザーがより効率を上げることを可能にするテクノロジーソリューションを提供する」と語った。

▽業務の円滑化を進め、セキュリティーの強化を支援するAzureのイノベーション

マイクロソフトはTechEd Europe会場で、以下を含めてITオペレーションをインテリジェントに自動化し、円滑にするいくつかのクラウドサービスを発表した。

 *Azure Operational Insightsは、Azure、HDInsight、Microsoft System Centerを一体化してクラウド環境全体にあるマシンデータを収集、分析、それをビジネス決定の情報に資する有用な知識に変える。これは2014年11月にプレビューで利用可能となる。
 *Azure Batchは、顧客が数千のコアにアクセスする膨大なスケールアウト・ジョブを展開し、インフラストラクチャーに投資しなくても、わずか数回のクリックで複雑な問題を解決することを可能にする。
 *Azure Automationは、Azureと第三者環境にまたがる時間のかかるタスクを自動化して、反復的なマニュアル処理に伴うリスクを軽減する。一般利用可能。

マイクロソフトはまた、Azure Virtual Machinesとクラウドサービスに対して、即日広く利用可能な以下を含む多数のセキュリティー強化を発表した。

 *複数のネットワークインターフェースカード(NIC)へのサポートによって、顧客はロードバランサー、ファイアウォールなど自前のネットワーキング・セキュリティー機器を導入できる。
 *New Network Security Groupsによって、ネットワーク・アクセスのセキュリティー境界をカスタマイズすることができ、トラフィックフローを十分に制御できる。
 *バーチャルマシンとクラウドサービス向けのMicrosoft Anti-Malware。これはリアルタイムで脅威を防衛する無料サービス。

▽ほぼすべての機器とデータのための総合的なエンタープライズモビリティーマネジメント
マイクロソフトは、Enterprise Mobility SuiteおよびOffice 365に対する管理、セキュリティー、プライバシー、コンプライアンスの強化も発表した。これら新しい機能は、ポリシーを強化、企業資産を保護する能力をITに与え、今日の常時オン、常時働いている従業員を支援する。

 *Microsoft Intuneアップデート。このアップデートによって、顧客はOfficeのモバイルアプリをすべて管理し、マネジメント技術で自分の事業関連アプリケーションをまとめることができるので、よりセキュアなモバイルアプリ閲覧が可能になり、強力な条件付きアクセス機能を提供して、条件付きアクセス機能によって企業リソースをよりよく管理することができる。これは数カ月後に利用可能。
 *Office 365向けの組み込みMobile Device Management(MDM)。iOS、Android、WindowsPhoneデバイス上のOffice 365に対する新たな組み込みIntune MDM能力は個人データを保護したうえで、ポリシー中心のデバイス管理の能力、および不正なアクセスと利用を防ぐために企業データを消去する能力を管理者に提供する。
 *Azure Active Directory(AD)プレミアム・アップデート。Azure AD Application Proxyは2014年末までに一般公開されるが、クラウドを通じて外部ユーザーにオンプレミス・アプリケーションの公開を可能にする。2014年末までにプレビュー閲覧できるAzure AD Connectは、オンプレミス・アセットをクラウドに接続し、ディレクトリーとAzure ADとの同期を容易にする。
 *Office 365のData Loss Prevention(DLP)技術拡張。Office 365の機密文書を保護するため、数カ月後にDLP機能に企業向けSharePoint OnlineとOneDriveが付加される。Officeアプリは情報保護に関連する有用なプロンプトをユーザーに提供するDLP通知機能をサポートする。

▽デベロッパー向けOffice 365のAPIおよびツール
マイクロソフトはさらに、デベロッパーがOffice 365 APIにアクセスし、その中から選択したプラットフォーム、ツール、デバイスを使って新しいデータリッチなプロダクティビティー・アプリケーションを開発できる新しいAPIとツールを導入する。

 *Office 365用の新しいオープンAPI。メール、ファイル、カレンダー、コンタクト用のRESTベースのAPIは、Android、iOS、Windows、ウェブのデベロッパーが400ペタバイト以上のOffice 365コンテンツを活用してOffice 365の数百万契約者に生産性の強化を提供することを支援する。Office 365向けMicrosoft API Sandboxを通じて即日利用可能。
 *ネーティブなアプリ開発向けの新しいモバイル・ソフトウエア開発キット(SDK)。このSDKは、Office 365 APIを利用するデベロッパーが使い慣れたツールと言語を利用して、すべてのプラットフォームでアプリケーションを容易に開発できるようする。Xcode向けの新しいiOS SDKはプレビューで利用可能。Android、Visual Studio向けSDKは広く利用可能。
 *Office 365アプリ起動ランチャー。Office 365アプリ起動ランチャーは、好みのアプリにアクセスできるOffice 365に唯一カスタマイズ可能な場を提供する。デベロッパーはアプリ起動ランチャーを使って、Outlook、Yammer、OneDriveなどアプリとともに自前のアプリに対する可視性を強化することができる。

さらに、欧州におけるVisual Studio Onlineの顧客は、自らのプロジェクトのためにAzureアムステルダム・リージョン(Amsterdam Region)を利用し自前のデータを自宅により近いところに保存することを選択できる。

▽クラウド・パートナーのエコシステム拡大
マイクロソフトは引き続き、以下を含めてパートナーに力を付ける新しいクラウドソリューションを提供する。

 *拡張Cloud OS Network( (リンク ») )は現在、100カ国余りでパートナーへのサポートを提供しており、顧客はハイブリッドクラウド・ソリューションへの広範なアクセスができる。
 *マネージドAPIとデータサービスをカバーするAzure Certified( (リンク ») )の一部である新しいAzure Certified for Application Servicesプログラム。顧客は現在Azure Marketplaceを通じて、New Relic、Cloudera、Hortonworks、CommVault、CoreOS、DataStax、NGINX、Veeamを含め30余りのパートナーが提供する50以上のソリューションにアクセスすることができる。

1975年に設立されたマイクロソフト(Nasdaq:MSFT)は、ソフトウエア、サービスおよびソリューションにおける世界的なリーダーであり、人々や企業が最大の可能性を引き出すためのサポートを行っている。

ソース:Microsoft Corp.

▽問い合わせ先
Rapid Response Team,
Waggener Edstrom Communications,
+1-503-443-7070,
rrt@waggeneredstrom.com

(編集者注)
マイクロソフトの詳しい情報、ニュース、展望はMicrosoft News Center( (リンク ») )を参照。ウェブリンク、電話番号、タイトルは公表時点で正しいものだが、変わる可能性がある。さらにアシスタンスが必要な場合、ジャーナリスト、アナリストはマイクロソフトの Rapid Response Teamもしくは (リンク ») 記載の該当連絡先に問い合わせできる。

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