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【エーバーバッハ(ドイツ)2014年11月3日PRN=共同通信JBN】
*ドイツのGELITA AGはオイルフリー(油成分を含まない)生物分解性冷却潤滑剤に対する新しい基材を開発した。
ゼラチン製造業者として知られるGELITA AGは最新のイノベーション技術によって、アレルギー誘発物質アレルゲンや毒性物質をまったく使わないオイルフリーの冷却潤滑剤を製造する道を開いた。機能タンパク質は通常の油性物質と違って、金属加工が円滑に行われることを保証する。さらなる利点は、無用の油性残留物が避けられることである。
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GELITAの科学者は、ある既知の自動車部品供給企業と地域の工業大学と協力して、オイルフリー冷却潤滑剤用の革新的な原材料であるタンパク質リキッドコンセントレート(タンパク質濃縮液)のNOVOTEC(R)CL 800を発見、開発した。これら機能タンパク質に基づく金属加工液の外観は水のように見えるが、油より優れた性能を持ち、ミネラルオイルベースの製品より特に優れた冷却機能を示す。この濃縮液は油乳剤より安定している。このような性能は、潤滑膜の圧力安定性を測定する機器を使って行った参考レシピの比較試験(ライヒェルト摩耗試験)で実証された。さらに追加された15カ月の現場テストでは日常的なパフォーマンスと長期的な安定性が確認された。多くの冷却用潤滑油性製造業者が現在、この新しいタンパク質によるソリューションが自社製品に有用かどうかをテスト中である。
NOVOTEC(R) CL 800に基づく冷却用潤滑剤は、工作物、用具、削りくずに不要な油性残留物を生み出さない。従って、加工パーツは念入りな洗浄を必要とせずに次の製造過程で利用することとができる。これによって全加工処理の効率を増し、削りくずの再利用に供する。NOVOTEC(R) CL 800はさらに、生態学的に分解可能であり、アレルゲンや汚染物質も発生しない。GELITAのタンパク質濃縮液は、現代のあらゆる製造処理過程に値する環境に優しい冷却潤滑剤の製造に適している。
さらに詳しい情報は (リンク ») を参照。
GELITA Groupはコラーゲン・タンパク質の世界大手メーカーである。
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相互参照資料として、写真はEPA通信(epa european pressphoto agency、 (リンク ») )と (リンク ») で入手できる。
▽メディア問い合わせ先
GELITA AG
Michael Teppner
Tel.: +49-6271-842190
E-mail: michael.teppner@gelita.com
ソース:GELITA AG
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