Denmark, Feb 26, 2015 - ( JCN Newswire ) - 業界では、費用対効果の高い自動化プロセスを実現するために、産業用イーサネットインターフェース(PROFINET IO、Modbus TCP、BACnet/IP等)対応PLC(プログラム可能なロジックコントローラ)への注目が急速に高まっています。これはプロセスの連続的な自動化プロセスを可能にし、均一化された安定した品質、プロセスへのより高い信頼性を実現します。ここで使用されるポンプ製品は、プロセス制御システムの望ましい状態からの目標値からの偏差に対応し、その他のプロセス制御信号と通信できなければなりません。
グルンドフォスでは、ポンプ製品をフィールドバス・システムに統合するため、既に長年にわたり様々なフィールドバス・インターフェースを活用してきました。CIMとCIUの2つのタイプのインターフェースがあります。CIMは「Communication Interface Module(通信インターフェースモジュール)」の略で、グルンドフォス製ポンプに直接組み込めるアドオン通信モジュールで、「Communication Interface Unit(通信インターフェースユニット)」の略であるCIUは、24~240 VAC/VDC電源を内蔵する外部ボックスです。同社ではまた、スマートデジタル定量ポンプDDA向けに、投薬する本体ユニットの下部に直接取り付けるE-boxを開発しました。
現在、既存のフィールドバス(Modbus RTU、PROFIBUS DP、LON、BACnet MS/TP等)は、リアルタイムの産業用イーサネット通信規格に置き換えられるか、補完されることが多くなっています。グルンドフォスではこのため、従来のフィールドバス・プロトコル(ビル自動化、水道施設や産業プロセスの遠隔操作に用いられる)に加え、産業用イーサネット・バス・プロトコル(PROFINET IO、Modbus TCP、 BACnet/IP等)に対応するCIM / CIU 500インターフェースを提供します。
CIM 500インターフェースは重要度の高い産業用イーサネットプロトコルに対応し、完全な現場内(オンサイト)での柔軟性を提供します。ロータリー・スイッチをオンにするだけで、PROFINET IO、Modbus TCP、BACnet/IPを選択可能です。
特にPROFINET IOやModbus TCP プロトコルに対応する新型PLCまたはSCADAシステムに関連して、CIM500インターフェースは、プロセスオペレータに様々な利点をもたらします。
- 標準イーサネットインターフェースに基づき、PLCと直接通信
- グルンドフォスの可変速度制御ポンプを使用して性能を最適制御
- アラーム・警告についてのお客様の具体的な評価
PLC またはSCADAシステム
- エネルギー消費、ポンプ動作時間、起動回数を監視
- ポンプの追加的なセンサー値を監視
- モジュラー設計、従来システムへの後付けも可能
- 異なるイーサネットベースのフィールドバス・システムに単一のモジュール
グルンドフォスでは、各CIM/CIUデータ通信インターフェースについて、機能プロファイル、マニュアル、サポートなど必要情報を収録したDVDを提供し、システムインテグレータによるPLC/SCADAシステムへの容易な統合を可能にします。
CIM/CIU 500イーサネットインターフェースにより、リアルタイムの産業用イーサネットプロトコルで、グルンドフォス社製の幅広いポンプ製品やコントローラのカップリングが可能になります(これはグルンドフォスiSolutionコンセプトのコンポーネントでもあります)。ポンプシステムに対するこの全体的なシステムアプローチは、油圧ポンプ、速度制御ドライブ、センサー、コントローラ、通信インターフェース等の全コンポーネントをインテリジェントな結合システムに統合します。
詳細情報に関しては www.grundfos.com をご覧いただくか、お住まいの地域の販売店までお問い合わせください。
画像1: 第1世代フィールドバスと産業用イーサネットプロトコル用ポンプおよびコントローラ向けの様々なCIMデータ通信インターフェース
画像2: iSolutionsは、ポンプ、モーター、ドライブ、制御・保護モジュール、測定装置、データ通信ユニット、監視装置から構成されます
画像3: PROFINET IO、Modbus TPC、BACnet/IP用CIU 500イーサネットモジュール
多様なCIM: (リンク »)
CIU500 イーサネットモジュール: (リンク »)
Grundfos_iSolutions: (リンク »)
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