AsiaNet 59762(0346)
【セントルイス(米ミズーリ州)2015年3月11日PRN=共同通信JBN】シグマアルドリッチ(Sigma-Aldrich(R) Corp.)(NASDAQ:SIAL)は11日、同社の受諾製造サービス事業部門であるSAFC(R)Commercial(www.safcglobal.com )が中国の有力バイオ医薬品企業BeiGene(www.beigene.com )と商業販売・サービス契約を結んだと発表した。北京にある革新的な腫瘍会社BeiGeneは、同社が標的とする腫瘍治療薬の発見と商業開発を支援するため、SAFCの市販ターンキー細胞株製造プラットフォームであるCHOZONおよび細胞株エンジニアリングサービスを購入する。
BeiGeneの生物製剤部長であるカン・リー博士は「CHOZONプラットフォームは、当社が標的とするがん治療に使われるモノクローナル抗体とその他遺伝子組み替えタンパク質の製造を最大化する能力によって大変な価値をもたらす。時間はあらゆるプロジェクトにとって最も大切なものである。CHOZONプラットフォームとサービスを選択するに当たって当社の目標は、早期開発におけるバイオプロダクション(生物製剤製造)時間を短縮し、最高のタンパク質の品質規格を持って迅速なクローン製造能力を付けることである」と語った。
SAFCのCHOZONプラットフォーム・グローバルシニアマネジャーであるケビン・ガットシャル氏は「SAFCはアジア市場でGS-/- CHO細胞株を昨年初めて商用配置したのに続いて、われわれは同地域には組み替え細胞株開発プラットフォームCHOZONの利用に大きな関心があることを知っている。CHOZONプラットフォームは、有効なイノベーションと最高品質の治療法をサポートする。同プラタとフォームは業界屈指のターンキー・ソリューションを提供する。ユーザーはCHOZON発現ベクター中で関心のある治療用タンパク質の遺伝子を特定、クローン化すれば、後は形質移入、選択、クローン化の伝統的な細胞株開発戦略を適用すればいい。CHOZONプラットフォームは、製造準備に向けて着実に生成するクローンを提供するよう設計されている」と語った。
シグマアルドリッチのCompoZr(R)ジンクフィンガーヌクレアーゼ(Zinc Finger Nucleases、ZFN)( (リンク ») )遺伝子改変技術によって可能になる、初めて商品化されたグルタミン合成酵素(GS)ノックアウトCHO(チャイニーズハムスター卵巣)細胞株は2011年に製品化された。完全なCHOZONプラットフォームにはCHOZN GS-/- CHO細胞株( (リンク ») )と最適化された一組の環状グアノシン一リン酸(Cyclic guanosine monophosphate、cGMP)が生成し科学的に定義されたメディアとフィードが含まれる。細胞株、メディア、フィードのほかに、SAFCは広範なユーザーサポートを提供し、その中には形質移入からバイオリアクターへのスケールアップ、包括的な細胞株安全試験、開発ヒストリーまで数々のプロトコルについて顧客と共同作業が含まれる。
CHOZONプラットフォームの詳しい情報は (リンク ») を参照。
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