Molecular Healthがコンピューター支援バイオマーカー利用のEPHB4受容体に欧州特許取得

Molecular Health GmbH

From: 共同通信PRワイヤー

2015-04-28 14:25

Molecular Healthがコンピューター支援バイオマーカー利用のEPHB4受容体に欧州特許取得

AsiaNet 60295(0544)

【ケンブリッジ(米マサチューセッツ州)、ハイデルベルク(ドイツ)2015年4月27日PRN=共同通信JBN】
*数百万のがん患者の満たされない治療ニーズに応える

Molecular Healthは27日、「Tissue Protective Erythropoietin Receptor(組織タンパク質エリスロポエチン受容体)」との名称の欧州特許を付与されたと発表した。この最新の特許は、EPHB4(チロシンキナーゼ受容体)はEPHB4がエリスロポエチン(EPO)と結合して、腫瘍の増殖を促す新しい受容体であるとのMolecular Healthの発見をサポートしている。EPOは赤血球の生成を刺激し、腎不全あるいはがん治療で生じる貧血症の治療に処方される。がん患者の約40%は、化学療法で治療を受けるがん患者ほぼ90%に発症する貧血症にかかる。Molecular Healthの科学者はがん患者の転帰と入手できる分子データを解析して、同社のコンピューター支援バイオマーカー発見プラットフォームを利用して新しい受容体を特定した。このプラットフォームを使ってMolecular Healthは、生物製剤業界による治療研究・開発を支援することができる。

EPOは腫瘍増殖や死亡を加速することを含めて、いくつかの症例でよく知られた有害事象(副作用)を持っていることが分かった。その結果として、ヘルスケアプロバイダーはEPOを処方するのに先だって、患者の利用や治療効果限定する可能性などについて、特殊訓練を受けなくてはならない。

Molecular Healthのルッツ・ヴェルカー最高経営責任者(CEO)は「Molecular Healthが最近取得した特許は、貧血症に苦しむ数百万がん患者の治療という満たされない医療ニーズにさらに深く対応する機会を持っている」と語った。

欧州でこの最新特許が付与されたことは、治療上の有害事象を回避し、がん患者のEPO療法の利点をさらに向上する機会を広げる。合わせて、Molecular Healthの複数の特許は、新しいエリスロポエチン受容体EPHB4の発現レベルを特定することによって、がん患者がとりわけEPO療法に適しているかどうかを決定する方法を詳述している。Molecular Healthは米国とカナダでも同様の特許を保有している。

Molecular Healthはその特許の方法に基づく予測テストに対して、いくつかの商用化チャンネルを探索している。

▽MOLECULAR HEALTHについて
Molecular Healthは、分子データをそれぞれ個々のがん患者により有効で安全な治療選択肢を与える効果的な臨床情報に変える有力な生物医学会社である。同社の医療ソフトウエア「TreatmentMAP」は、欧州における個人化されたがん医療に対するその種の初の登録済み医療機器である。Molecular Health GmbHは、治療決定と関連するサービスの情報提供を支援するため、患者の臨床およびゲノムのデータを統合解析するソフトウエア・システムを設計、開発、製造する目的でドイツ工業規格(DIN EN)の監査、認証を受けている。詳細は (リンク ») を参照。

▽報道関係者問い合わせ先
North America: Mark Rodgers: 832-247-3068 mark.rodgers@molecularhealth.com
Europe / ROW: Rudi Schmidt: +491716050043 media@molecularhealth.com

ソース:Molecular Health GmbH

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]