LSBと省略されることもある「遅延静的束縛」について学んでいきましょう。
上級の試験範囲にもある上に機能としても大切なものです。
まずは、PHPマニュアルから引用してみましょう。
(リンク »)
PHP 5.3.0 以降、PHP に遅延静的束縛と呼ばれる機能が搭載されます。
これを使用すると、静的継承のコンテキストで呼び出し元のクラスを参照できるようになります。
より正確に言うと、遅延静的束縛は直近の “非転送コール” のクラス名を保存します。
静的メソッドの場合、これは明示的に指定されたクラス (通常は :: 演算子の左側に書かれたもの) となります。
静的メソッド以外の場合は、そのオブジェクトのクラスとなります。
…これで分かる人がいたら「すごいなぁ」と本気でおいちゃんは思うわけなのですが。
実際の所、さほど「物凄く奇異だったり奇妙だったりする事」をやっているわけではなくて。
「クラス継承時、普通にインスタンスからアロー演算子でアクセスする時と同じような挙動になるような事ができるよ」っていうだけの、分かってしまえばとても素直な機能になります。
日本語で説明をするより、コードを重ねて説明するのが一番早いので、いくつかのコードで説明をしていきましょう。
まずは、LSBとは関係ないっぽくみえる、普通の「newでインスタンス作る」系の、継承を交えたクラスの挙動です
この続きは以下をご覧ください
(リンク »)
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。