【ラグビーワールドカップの歴史】1999年第4回大会 大友信彦
大友信彦さんにラグビーワールドカップの歴史を紹介いただいております。今回はその第4回1995年南アフリカ大会です。
「優勝候補筆頭のオールブラックスが準決勝敗退。ワラビーズは、前王者を破り2度目の世界王座へ」
(文 ◎ 大友信彦)
参加国が20に拡大されて初めての大会は、4カ国ずつ5組に分かれて1次リーグを実施。この大会のみ実施された「準々決勝プレーオフ」には各組2位と「3位ベスト」の6カ国が進出。D組3位のアルゼンチンは、このプレーオフでE組2位のアイルランドを28-24の逆転で破り、初の世界8強に進んだ。決勝トーナメントでは、優勝候補筆頭と目されたニュージーランドが準決勝でフランスに敗れる波乱があり、世紀の番狂わせと呼ばれた。連覇を目指した南アフリカは準決勝で延長戦の末にオーストラリアに敗退。決勝では精度の高いディフェンス網を作り上げたオーストラリアが35-12でフランスを破り、ラグビーワールドカップ初となる2度目の優勝を飾った。ニュージーランドの怪物WTBロムーは新記録となる1大会8トライをあげ、2大会連続のトライ王に輝いた。
平尾監督率いる日本は、CTBマコーミックを史上初の外国人主将に据え、前回大会ではニュージーランド代表で出場したSHバショップ、NO8ジョセフを加えて臨んだがサモア、ウェールズ、アルゼンチンに3戦全敗で終わった。
日本代表の成績(プール予選3敗)
監督:平尾誠二 主将:アンドリュー・マコーミック
日本 9 - 43 サモア
日本 15 - 64 ウェールズ
日本 12 - 33 アルゼンチン
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