龍谷大学(本部:京都市伏見区、学長:赤松徹眞)はこのたび「第13回青春俳句大賞」の受賞作品を選出した。今年度は「中学生部門」「高校生部門」「短大・大学生部門」「英語部門」「文学部部門」「想いでの修学旅行部門」の6部門で、2015年6月~9月にかけて募集を行ったところ、合計88,586件の応募があった。選考委員9名による厳正な審査の結果、部門ごとに最優秀賞、優秀賞、入選そして選考委員特別賞、JTB特別賞の合計83句を選出した。
「青春俳句大賞」は、世界最短の詩形文学である「俳句」を通じて、現代に生きる若者が感じたこと、思ったことを自由に表現し、社会に発表するための場を提供することを目的として2003年度から開催しており、今年度で13回目を迎えた。
今年度は、「中学生部門」「高校生部門」「短大・大学生部門」「英語部門」「文学部部門」「想いでの修学旅行部門」の6部門で、2015年6月~9月にかけて募集を行ったところ、合計88,586件の応募があった。例年応募総数の半数以上を占める「中学生部門」には52,352件の応募があり、英語部門には2,062件、「想いでの修学旅行部門」には9,400件の応募があるなど各部門ともに、俳句への関心がうかがえる結果となった。
選考委員9名による厳正な審査の結果、部門ごとに最優秀賞、優秀賞、入選、選考委員特別賞そしてJTB特別賞の合計83句を選出した。
事業概要、最優秀賞および優秀賞の受賞作品については、以下のとおり。
<青春俳句大賞概要>
【募集部門】
「中学生部門」「高校生部門」「短大・大学生部門」「英語部門」「文学部部門」
「想いでの修学旅行部門」
【募集期間】
2015年6月1日~2015年9月30日
【テ ー マ】
中学生部門、高校生部門、短大・大学生部門、英語部門・・・自由
文学部部門・・・「ときめき」、想いでの修学旅行部門・・・「想いでの修学旅行」
【選考委員】
有馬 朗人(元文部大臣、俳人協会顧問、学校法人根津育英会武蔵学園長、俳誌「天為」主宰)
茨木 和生(俳人協会常務理事、俳誌「運河」主宰)
大峯 あきら(元龍谷大学教授、俳人協会顧問、同人誌『晨』代表)
ウルフ・スティーブン(龍谷大学国際文化学部教授)
寺井 谷子(現代俳句協会副会長、俳誌「自鳴鐘」主宰)
大石 悦子(俳人協会評議員、日本文芸家協会会員、俳誌『鶴』同人)
入澤 崇 (龍谷大学文学部長、龍谷大学文学部教授)
杉本 健次(株式会社JTB西日本 取締役京都支店長)
草刈 徹 (株式会社JTB西日本 京都支店 営業統括課長)
【発表方法】
2015年1月19日に入賞作品を専用サイト上で発表。
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■第13回龍谷大学青春俳句大賞 入賞作品
【最優秀賞】
・中学生部門
長崎の夾竹桃は白ばかり
滋賀県 阿部 雅也さん 彦根市立東中学校3年
・高校生部門
鷹渡る大事なことは復唱す
東京都 高田 優香さん 私立学習院女子高等科1年
・短大・大学生部門
かなづかひひつかかりつつ歌留多読む
新潟県 野口 沙紀さん 新潟リハビリテーション大学4年
・想いでの修学旅行部門
該当者なし
・文学部部門
帰郷してすぐに祭りの人となる
愛媛県 菅 伸明さん 一般
・英語部門
Summer vacation Going to my hometown without my father
兵庫県 長谷川 慧司さん 私立甲陽学院中学校1年
【優秀賞】
・中学生部門
該当者なし
・高校生部門
先生にもらう塩あめ雲の峰
広島県 福島 千尋さん 広島県立広島高等学校2年
二階まで土の匂へる夕立かな
愛知県 長谷川 凜太郎さん 私立名古屋高等学校3年
・短大・大学生部門
白秋忌母校の歌を口ずさみ
東京都 高木 雅敏さん 明治大学4年
秋すだれ留学生の正座かな
神奈川県 釜田 祐哉さん 青山学院大学1年
・想いでの修学旅行部門
清水のおみくじは吉秋の空
東京都 櫻井 えり子さん 世田谷区立梅丘中学校3年
・文学部部門
ラムネ飲む少年すでにのどぼとけ
愛媛県 菅 貴久代さん 一般
好きになるまでの三寒四温かな
新潟県 織田 亮太郎さん 一般
・英語部門
sunflower and its shadow fighting at noon
京都府 田崎 晃成さん 私立洛星中学校2年
My rusting bicycle still in the garage
兵庫県 佐溝 真一さん 私立甲陽学院中学校1年
※その他、入選句、選考委員特別賞はホームページで紹介しています。
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【後 援】
文部科学省・京都府・京都府教育委員会・京都市・京都市教育委員会・滋賀県・滋賀県教育委員会・大津市・大津市教育委員会
【産学連携企画協力】
JTB西日本 京都支店
▼本件に関する問い合わせ先
龍谷大学学長室(広報)藤崎
TEL: 075-645-7882
E-mail: kouhou@ad.ryukoku.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター (リンク »)
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