Schwarzman Scholars、第1期生を発表

JCN

From: JCN Newswire

2016-01-29 17:30


TOKYO, Jan 29, 2016 - ( JCN Newswire ) - 【2016年1月11日(北京 / ニューヨーク)】北京の名門校清華大学を拠点とする修士プログラムSchwarzman Scholarsは、本日、第1期生を発表いたしました。Schwarzman Scholarsには3,000名を超える応募者から111名が選ばれ、合格率がわずか3.7%という世界でも最難関プログラムの一つとなりました。Schwarzman Scholarsの1期生には32か国から71大学の学生(44%は米国、21%は中国、35%はその他の国)が選ばれました。この学生たちは、精華大学のキャンパス内に新設されたSchwarzman Collegeで生活し勉学に励みます。学生の生活費等は、すべてプログラムから支給されます。

選抜された111名の学生には、2名の日本人が含まれています。なお、この2名は、ソフトバンクグループ株式会社 代表取締役社長である孫正義氏が、本プログラムを通じて支援しています。

このプログラムの創設者、Stephen A. Schwarzmanは、「Schwarzman Scholarsの第1期生には非常に優秀な学生が集まりました。彼らは若くしてリーダーとしての高い素質があることを示し、学業と学業以外の両面の様々な活動において際立っていました。Schwarzman Scholarsを終えた学生たちは母国に戻り、変化し続ける複雑でダイナミックな世界において、リーダーシップを発揮するでしょう。私は第1期生たちが、そのようなリーダーとなることを確信しています」と述べています。

この111名の学生は知能と学力に加え、将来のリーダーシップ、精神力、新たなトレンドを予想する能力、ならびに異なった文化、観点、立場を理解しようとする意欲を評価対象とした厳しい選考過程を経て選ばれました。まず、3,000名を超える応募者が世界中の著名な選考委員によって審査され、次いで300名の最終候補者が、北京、バンコク、ロンドン、またはニューヨークにおいて、CEO、国家元首経験者、大学理事長、非営利団体役員、ジャーナリスト、その他の指導者による面接へと進みました。Schwarzman Scholarsの第1期生は、これらの著名人から構成された面接委員団によって選ばれました。このプログラムへの最終選考に残った3.7%のうち、実際に参加する意向を示した学生は95%に達し、米国の上位ビジネススクールやロースクールの合格受諾率を上回りました。

Schwarzman Scholarsの入学担当グローバルディレクター、Rob Garrisは、「Schwarzman Scholarsの第1期生には、世界に対する見識を広め、新たなチャレンジやリスクに挑み、将来のリーダーに必要な中国への理解を深めようと励む優秀な人々が集いました。これら111名の学生は、これから広がる将来のグローバルリーダーネットワークの初期メンバーであり、共に協力し世界に多大な影響を与えることでしょう」と述べています。

このスカラーシップには、すべての参加者の旅費と生活費を含む奨学金が含まれます。これは総額4億5,000万ドルを予定しているプログラムへの寄付金からまかなわれますが、このうち3億7,500万ドルは、すでに調達されています。プログラムに対しては、PepsiCo Foundation、Volkswagen、Johnson & Johnson、Econet Foundation、Lenovo、Varkey Foundationを含む、世界の著名な財団や企業からの新たな支援が表明されています。学生たちはこのプログラム専用に建設された、最先端の教育と居住用施設であるSchwarzman Collegeにて共に生活し学びます。

Schwarzman Scholarsの学部長を務めるDavid Daokui Liは、「私たちは21世紀の課題を解決する次世代のリーダーを育成するために、専門性に優れ知性を刺激するカリキュラムを、世界の学術界に呼び掛け編成しました。参加者が示す才能とスキルの幅広さ、実績、可能性に大変興奮しています。また、彼らが中国に対する理解を含め、グローバルな相互理解のネットワークを構築し、将来の課題に向けた準備をする体制を提供できることを心待ちにしています」と述べています。

学生らは公共政策、経済やビジネス、国際関係学を学びながら、思想家、イノベーター、企業経営者、政治家、社会的リーダーから構成された国際的コミュニティの中で1年間を送ります。知的な取り組み、プロフェッショナルとしての育成、および文化が交流する環境の中で、学生らは互いから学び、さまざまな学問領域を追求すると共にリーダーとしての能力を養います。Schwarzman Scholarsでの経験は、学生らの世界への理解を広げ、未来のグローバルなリーダーのネットワークを創出するでしょう。

Schwarzman Scholarsの学生リストと第2期の応募方法についてはこちら( (リンク ») )をご覧ください。第1期生の選考過程のビデオはこちら( (リンク ») )をご覧ください。

Schwarzman Scholars について
Schwarzman Scholars は、国際理解と平和を促進するために1902年に設立された Rhodes奨学制度に着想を得たもので、21世紀以降の課題に対応することを目的として設立されました。Blackstoneの共同創業者であるStephen A. Schwarzman は、このプログラムに1億ドルを個人として寄付し、永続的な財源を確保するため民間の各機関から、さらに3億5,000万ドルの資金を募っています。この4億5,000万ドルの資金は、中国で最も権威のある大学のひとつであり、中国の科学技術研究の拠点として不可欠の役割を果たしている北京・清華大学において1年間の修士プログラムを受講するために、米国や中国な、世界各国から集まる年間で最大200名の学生を支えます。この難関プログラムに選抜された学生は、講義や旅行、中国への理解を深めながら、学問と文化に専念する1年を北京で過ごします。募集は2015年秋から開始され、第1期生のプログラムは2016年から開始されます。詳しくは www.schwarzmanscholars.org にてご確認ください。また、Facebook( www.facebook.com/SchwarzmanScholars )とTwitter( @SchwarzmanOrg )もご覧ください。

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