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【マウンテンビュー(米カリフォルニア州)2016年2月23日PR Newswire=共同通信JBN】
*MobileIron Security Labsが初のMobile Security and Risk Reviewを公表
モバイルエンタープライズセキュリティーのリーダーであるMobileIron Inc.(NASDAQ: MOBL)は23日、同社の新しい研究部門MobileIron Security Labs(MISL)とMISL初の報告書「Q4 2015 Mobile Security and Risk Review(2015年第4四半期モバイルセキュリティーとリスクのレビュー)」を公表した。Q4 2015 Mobile Security and Risk Reviewは、コンプライアンスの失敗、侵入されたデバイス、データ損失リスクなど他のセキュリティー・リポートでは触れられなかった注目すべき一連の脅威およびリスクを取り上げている。Mobile Security and Risk Reviewは結論として、モバイルエンタープライズ展開の強化を提言している。
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リポートはウェブサイト (リンク ») からダウンロードできる。米太平洋時間3月15日午前10時からのウェビナーへの登録は以下で。
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MobileIron Security Labsディレクターのマイケル・ラッゴは「内部および外部の双方からのモバイル脅威は増加しており、エンタープライズセキュリティーの鎖の輪は、最弱の鎖(つけいる隙)と同程度の強度しかない。ほんの1つのデバイスがセキュリティー侵害を受ければ、企業ネットワーク全体にマルウエアが感染し、ファイアウォールの背後に存在するセンシティブな企業データを盗み出すことが可能となる」と語った。
▽半数以上のエンタープライズに少なくとも1台の不適合なデバイスがある
モバイルデバイスは、ユーザーが個人識別番号(PIN)防御を無効にしたり、デバイスを紛失したり、最新ポリシーが欠如したりするなど、さまざまな理由で適合していないことがある。不適合なデバイスは、マルウエア、セキュリティー上の弱点を突く手段、データ窃盗のための広範な攻撃対象領域をつくり出す。
ラッゴはまた「本当のリスクは、エンタープライズがこの問題の深刻さを過小評価することである。ほんの1台のデバイスがセキュリティー侵害を受け、それが検知されなければ、1つの突破口となる。すべての企業、とりわけ高度に規制された業界の企業にとって、これは極めて大きな問題となる」と語った。
▽セキュリティー侵害を受けたデバイスは42%増加
ジェイルブレイクされるか、ルート化されたデバイスをセキュリティー侵害を受けたとみなすと、セキュリティー侵害を受けたデバイス事案はこの四半期で大幅に増加した。第4四半期、1割ののエンタープライズでは、少なくとも1台のデバイスがセキュリティー侵害を受けた。セキュリティー侵害を受けたデバイスを持つエンタープライズの数は42%増加したことが注目される。同時に、悪意ある攻撃はさまざまなツールを利用して、セキュリティー侵害を受けたデバイスを突き止めにくくしている。MISLはジェイルブレイク用ツールのバリアントのほか、デバイスがジェイルブレイクされた事実を隠蔽し、検知されなければ安心感を生み出す検知対策ツールのバリアントを見つけた。
その他の調査ハイライト
*パッチを適用しているエンタープライズは10%以下で、データ損失に対してデバイスが無防備な状態
*22%のエンタープライズではユーザーがPINを取り除き、第1防衛ラインを崩壊させている
*95%以上のエンタープライズはモバイルマルウエアに対する防御を講じていない
ブラックリストの上位のモバイルアプリのリストを含むQ4 2015 Mobile Security and Risk Reviewをダウンロードするにはウェブサイト (リンク ») を参照。
Q4 2015 Mobile Security and Risk Reviewは、2015年10月1日から12月31までの間に集めた顧客提供の匿名使用データの集計に基づいている。
▽MobileIronについて
MobileIronは世界中の企業のモバイルファーストを実現する基盤を提供している。詳細は以下のウェブサイト (リンク ») を参照。
ソース:MobileIron
▽問い合わせ先
Clarissa Horowitz
MobileIron
clarissa@mobileiron.com
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