「ウーマンウェルネス研究会 supported by Kao」は、公式サイト『ウェルラボ』( (リンク ») )にて、新たなコンテンツを発表しています。以下にご紹介いたします。
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よかれと思って続けているふだんのヘアケア。ていねいにしているつもりが、実は髪に摩擦を与え、キューティクルを壊してしまっているかもしれません。
■こんなヘアケアがキューティクルを傷めている!
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ふだん、こんなヘアケアをしていませんか? 当てはまるものにチェックしていきましょう。
【洗い方編】
□シャンプー前、髪をあまり濡らさない。
□シャンプーをよく泡立てずに洗う。
□シャンプーをちゃんと流したいので、何度もくしを通しながらすすぐ。
【乾かし方編】
□髪を早く乾かすために、タオルでゴシゴシ拭く。
□入浴後は、目の細かいくしでとかしてからドライヤーをかける。
□しっかり乾かすために、ドライヤーの熱を近くから当てる。
□熱で髪が傷みそうなので、ドライヤーは使わず、髪が濡れたまま寝る。
ついついやってしまう、こうした行動。実は髪に摩擦を与え、キューティクルを傷める“もったいないケア”になっているのです。ひとつでも当てはまった人は、髪の洗い方や乾かし方に注意が必要です。
>>ゴワつく、ぺたんこ…洗い方&シャンプーで髪質を変えるには?
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>>髪の質感が変わる!?正しい髪の乾かし方
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■“効かせる”ヘアケアのコツ(1) 摩擦を避ける
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せっかくのヘアケアをムダにしないためにも、正しい洗い方と乾かし方をマスターして、摩擦からキューティクルを守りましょう。
【摩擦を防ぐ洗い方のコツ】
・髪がもつれたまま洗うと、無理な力を与えてしまい髪に摩擦を与えることに。入浴前に目の粗いくしや手ぐしでもつれをときましょう。その際、毛先からからまりを取るようにていねいにとかすのがポイント。
・シャンプーを直接髪につけてから泡立てようとすると、髪に摩擦がかかります。髪につける前に手のひらにとって、軽く泡立ててから、頭皮の数か所に分けて塗りましょう。泡立ちやすくなり、摩擦を抑えることができます。
・シャンプーを流すとき、濡れた髪を手ぐしですいたり、こすったりすると、摩擦が起こるのでNG。たっぷりのお湯を髪に浴びせ、シャンプーの泡を流します。
・シャンプーを流すときにキシキシするのは髪が傷んでいるサイン。洗うときに指通りのよいシャンプーを選ぶことも大事です。
【摩擦を防ぐ乾かし方のコツ】
・洗髪後に髪をゴシゴシ拭くのはNG。タオルで髪を挟み、毛先からポンポンと優しく叩くように水分を取ります。根もとを拭くときは、頭にタオルを乗せ、くるくる円を描くように手を動かします。
・濡れた髪は、キューティクルがめくれ上がり、引っかかりやすい状態。ドライヤー前に髪をとかすときは目の粗いくしで、無理な力をかけずにとかしましょう。
・ドライヤーをかけるときは、根もとを中心に15~20cm程度離してかけましょう。
・髪が濡れたまま寝ると、髪と枕が摩擦を起こし、キューティクルがはがれてしまいます。髪がダメージを受けてしまうので、しっかり乾かしましょう。
■“効かせる”ヘアケアのコツ(2) キューティクルケア
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ダメージが進んだ髪のお手入れをするときは、キューティクル補修専用のエッセンスなどを取り入れましょう。キューティクルは「タンパク質層」の上に、「脂質層」が結合した2層構造になっています。
キューティクル補修専用のエッセンスなどを取り入れることで、傷んだタンパク質層の凸凹を埋め、機能を再生することができます。そのうえでコンディショナーなどを使うと、脂質層が再生され、摩擦が起こりにくくなるため、正しく洗うだけで毛流れがそろう健康な髪が復活するのです。
監修:花王 ヘアケア研究所 上席主任研究員 寺田英治
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