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【ラベージュ(フランス)2016年11月9日PR Newswire=共同通信JBN】
*Sigfoxはパートナー・エコシステムとともに、コストがわずか2米ドルから始まる世界初の超低コストのインターネット・オブ・シングス(IoT)モジュールのおかげでコネクティビティーを考える画期的な方法を発表
*シリコン業界では、価格はチップセットのサイズと複雑さに直結している。Sigfoxは独自のネットワーク・アプローチを使って、チップセット仕様を大幅に単純化し、デバイスツークラウド通信の価格障壁を歴史的な低価格に引き下げた
*このSigfoxエコシステム・イニシアチブによって、最終的にはIoTの大量市場における加速、導入、展開を可能にする
インターネット・オブ・シングス(IoT)を駆動するグローバル通信ソリューションで世界をリードするSigfox( (リンク ») )は9日、パートナー・エコシステムと協力して、世界初の超低コストIoT通信モジュールによってIoT革命を実現したと発表した。
Sigfoxエコシステムを通じて実現したSigfox認定かつ使用可能な最新モジュールのコストは、欧州、中東、アフリカ市場向けがほんの2米ドル、米州、アジア市場向けが3ドル弱である。
クラウドコネクテッド・デバイスが発展する世界において、高コストと短いバッテリー寿命は今後、過去のものとなる。この障壁はこれまでクラウドと通信するデバイスに必須の複雑なシリコンチップが原因だった。
Sigfoxは違う。デバイスツークラウド通信は今後、コネクションなしでも可能である。Sigfoxネットワークとデバイスは単にリッスンインし、世界中からの特別フォーマットのメッセージを受信するので、リモコンにあるような単純なシリコンチップを必要とするだけである。Sigfoxはこの独自のアプローチによって、デバイスがクラウドと通信するバッテリーに依存する必要がない未来を実現できる唯一のIoT通信プロバイダーとしての地位を固めた。
新しい超低コストIoTモジュールは、LTEセリュラーモジュールよりも最大20倍( (リンク ») )、最も近い競争テクノロジーよりも5倍も安価であり、コスト障壁を大幅に引き下げる。Low Power Wide Area(LPWA)ソリューション市場は、年間90%拡大し、2021年には245億ドルに達するとされており( (リンク ») )、この日の発表は成長と、この市場へのアクセスを加速するものである。
Sigfoxはこの比類のない低コストを達成するため、パートナーと協力してシリコン・レベルに至るまでの設計と仕様のあらゆる面を最適化した。さらにモジュールの仕様は、可能な限りの低コストを確保するとともにさらに高いイノベーション水準を推進するために、特許使用を無料とした。
Beecham Researchの上級リサーチアナリストであるデービッド・パーカー氏は「IoTにデバイスを接続する総コストが低減しており、モジュールのコストが諸要素の中で主要な要素となる。今回の発表はSigfoxが市場にもたらしたIoTサービスプロバイダーのアプローチを強化し、接続コストを引き下げするとともに、より多くのアプリケーションが経済的にコネクトされ、市場をいっそう拡大する」と述べた。
超低コストのモジュールを提供する最初のパートナーは、モジュールメーカーのWisol( (リンク ») )で、ON SemiconductorのシングルチップSoC( (リンク ») )に基づくサンプルをすでに提供し、2016年12月には大量生産を開始する。さらにInnoComm( (リンク ») )はNXP( (リンク ») )トランシーバーに基づくモジュールを生産する。そのサンプルは2017年1月から入手可能となり、2017年3月に大量生産を開始する。
Sigfoxネットワークは24カ国に広がり、2018年には60カ国を超える見込み。Sigfoxはコネクテッドデバイスを開発、販売、サポートするエコシステム・パートナーの総合的なサプライチェーンを構築した。このパートナーは半導体、モジュールメーカー、開発者、デザインハウス、Electronics Manufacturing Services/Original Design Manufacturers、デバイスメーカー、流通業者で構成されている。
Sigfoxエコシステム・パートナーは、Wi-FiとBluetooth Low Engergy(BLE)など、Sigfoxプロトコルとその他の補完的コネクティビティー・プロトコルを一体化した新しいモジュールも発表する予定。これらのプロトコルをSigfoxと一体化することは、追加メリットと多くのIoTアプリケーションに必要な機能を提供することになる。追加されたこの低コスト・モジュールは2017年初めに入手可能になる。
Sigfoxのスチュアート・ロッジ執行副社長(グローバルセールス&パートナー担当)は以下のように語った。
「9日の発表は、われわれのエコシステム・パートナーの能力を反映しており、この能力は低コストのデバイスを実現し、Sigfoxと互換性があるモジュールおよびデバイスの大量生産を加速する」
「われわれは数十億のコネクテッドデバイスが社会や経済発展に関与する未来を確信している。低電力消費デバイスのコストを大幅削減することで、われわれはこの確信を非常に早く現実のものにできる」
「Sigfoxはシリコンおよびデバイス・パートナーを含むエコシステム全体と協力することによって、今後もIoTの大量導入に対する障壁を低くすることに注力していく。われわれはわれわれのエコシステム・パートナーを拡大し、サポートし、コスト問題を克服して市場が必要とする新しいソリューションの利用を可能にしていく」
Sigfoxはこのようにパートナー・ネットワークとともに、ビジョンの「Make Things Come Alive(モノを活気づける)」を実現する。
NXPのボルカー・グレーガー副社長(セキュア・カー・アクセス担当)は「Sigfoxのエコシステムとデバイスコネクティビティーへの革新的アプローチに参加できることをうれしく思う。このIoTモジュールはこれまで事実上想像もしなかった新しいビジネスモデルと使用事例を促進する役割を果たすものである」と語った。
ON Semiconductor副社長のトマス・ウォルフ博士は「Sigfoxとそのパートナー・エコシステムは、性能では一切妥協することなく極めて高度なインテグレーションと極めて低いBOMによって、IoT将来に対する障壁を低くした。コネクテッドデバイスのバッテリーとサービス寿命を大幅に拡大することによって、われわれは、もはやバッテリー寿命が可能性に対する制限にならない未来を想像できる」と語った。
Wisolのジホ・キム最高経営責任者(CEO)は「Sigfoxの世界規模のモジュラー・パートナーであるわれわれは、無限のIoTチャンスにとって理想的な、競争力があるモジュール・ソリューションを発表できることを大変うれしく思う。われわれは、当社のモジュール・ソリューションによってデバイスメーカーがIoTソリューションを極めて容易かつ迅速に構築するうえで重要な役割を果たすと確信している。われわれはSigfoxとの提携を強化し、Sigfoxの世界的なネットワークとエコシステムを拡大していく」と語った。
InnoCommのポール・ワンCEOは「新しい仕様が簡潔であるため、Sigfoxネットワーク上でモジュールを開発することは信じられないほど容易になる。それは概念実証を大量生産やハイボリュームに根本的に転換する。これは、特にサービスプロバイダーを目指す製品メーカーの間で大量導入を促進するために不可欠である。
Sigfox Partner Network上でのWisolとInnoCommのソリューションに関する詳細は以下を参照。
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▽Sigfoxについて
Sigfoxはインターネット・オブ・シングス(IoT)を駆動するグローバル通信ソリューションで世界をリードするプロバイダーである。同社のソリューションはデバイスツークラウド通信に革新的なアプローチを導入した。それは、複雑な接続ないしはSIMカードを管理する必要なくデバイスがインターネットを行き交うデータを送信、受信を可能にする。Sigfoxネットワークとデバイスは、世界中からの特別フォーマットの無線メッセージを単にリッスンインし受信するだけなので、リモートコントロールにあるような単純なシリコンチップだけを必要とする。この独自のSigfoxソリューションを使用すると、デバイスはエネルギー消費を大幅に低減するためバッテリーが不要になり、エナジーハーベスティング・ソリューションがデータ送信を駆動することになる。
同社のビジョンは「Make Things Come Alive」である。われわれが生活する物理世界に発言権を与え、クラウドにそれを接続することによって、Sigfoxはモノが社会や経済発展に関与することを可能にする。
Sigfoxネットワークは現在24カ国にプレゼンスがあり、2018年までには60カ国に達する予定で、3億9700万人の人口をカバーしている。多数のコネクトされたモノはすでに5大陸すべてにあるSigfoxネットワークに登録され、企業がデジタル変革を加速し、新しいサービスを開発し、価値を創出することを可能にしている。
起業家のルドビク・ルモアンとクリストフ・フルテ両氏が2010年に創設した同社はフランスの「IoTバレー」のツールーズ近郊のラベージュに本社がある。Sigfoxはパリ、マドリード、ミュンヘン、ボストン、サンフランシスコ、ドバイ、シンガポールなど世界中にオフィスを構えている。詳細はウェブサイトwww.sigfox.com ( (リンク ») )を参照するか、Twitterの@SIGFOXをフォロー。
▽報道関係問い合わせ先
Simon Chan, Edelman for Sigfox
simon.chan@edelman.com
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Laurence Collet, Sigfox
laurence.collet@sigfox.com / press@sigfox.com
+33-7-86-27-36-43
ソース:Sigfox
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