AMSTERDAM, May 15, 2017 - ( JCN Newswire ) - デジタルセキュリティの世界的リーダーであるジェムアルト(ユーロネクスト NL0000400653 GTO)は、ダイムラーがメルセデス・ベンツ Eクラスに採用する、スマートフォンを活用した新たな「デジタルキー」向けに、トラステッド・サービス・ハブ(TSH)を提供します。高級自動車メーカーの革新的ソリューションにより、ドライバーはNFC対応スマートフォンさえあれば自動車の施錠、開錠、エンジン始動が自由に行えるようになります。ジェムアルトのTSHによって、このソリューションに対応するスマートフォンならどの機種でも、シームレスでセキュリティの確保された無線通信を通じてデジタルキーを内蔵できるようになります。
デジタルキーがジェムアルトのTSHを介して安全にセキュアエレメント[1]にダウンロードされると、ドライバーはスマートフォンをドアハンドルにかざすだけで車の施錠、開錠ができるようになります。エンジンの始動も、ダッシュボード上の充電器に置かれたスマートフォンから、スタートボタンを押すことで行えます。スマートフォンのバッテリー[2]が切れても動作可能なため、従来の物理的なキーを持ち歩く必要はありません。
デジタルキーは「Mercedes me connect(メルセデス・ミー・コネクト)」プログラムに不可欠な要素であり、モビリティとデジタルライフスタイル時代に求められるサービス群と、密接に結びついています。
ジェムアルトで新モビリティソリューション担当バイス・プレジデントを務めるChristine Caviglioliは、次のように述べています。「デジタル化に向け、企業は専門知識を活用しコネクテッドカーのエコシステムに参加する全てのステークホルダーと強固な関係を築くことが求められます。当社のソリューションにより、ダイムラーは顧客の好みに応じた機器をセキュアに使用できる革新的なサービスを提供でき、デジタル化を実現しました。」
[1]セキュアエレメントは改ざんを防止したハードウェアプラットフォームで、アプリケーションのセキュアな実行基盤となり、また機密データを暗号化して格納することが可能です。セキュアエレメントは、移動体通信事業者(MNO)が提供するSIMに、あるいはOEMによる携帯機器に組み込まれている埋め込みセキュアエレメント(eSE)としても採用されています。
[2]スマートフォンが本機能をサポートしている場合、24時間以内に最大10回ドアの施錠、開錠が可能
ジェムアルトについて
ジェムアルト(ユーロネクスト NL0000400653 GTO)はデジタルセキュリティの世界的なリーダー企業であり、2016年の年間売上高は31億ユーロを記録し、世界の180ヶ国以上に顧客を有しています。ジェムアルトは、急速に発展し、密接につながったデジタル社会に信頼をもたらします。
当社技術とサービスにより、企業や行政機関は本人認証とデータ保護が可能となり、個人用デバイス、コネクテッド・オブジェクト、クラウド、およびこうしたデバイス・環境間で安全性を保ち、サービスを提供することができます。
ジェムアルトのソリューションは、決済から企業セキュリティ、さらにモノのインターネットまで、現代生活の中心に据えられています。当社は人々、取引、オブジェクトの認証を行い、データを暗号化し、ソフトウェアに価値を生み出します。これにより、当社のお客様は何十億もの人々やモノにセキュアなデジタルサービスを提供することができます。
当社は世界48ヶ国に112の事業所、43の発行センターおよびデータセンター、30の研究所およびソフトウェア開発拠点を構え、1万5千人以上の従業員を擁しています。
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