京都産業大学
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京都祇園祭の山鉾行事へ学生たちが参加!京都の伝統文化の継承し、祇園祭を支える
京都産業大学 文化学部では、ユネスコ無形文化遺産に指定されている京都祇園祭の山鉾行事に取り組んでいます。伝統文化の継承が課題となっている祇園祭において、2013年に函谷鉾(かんこぼこ)保存会への活動を開始しました。函谷鉾町は商業地に位置して住民のいない町とされ、伝統の継承に課題を抱えていました。函谷鉾保存会では、これまでも学生と協力した取組みを行われていましたが、あくまで単年度での実施で、伝統文化の継承という根本的な解決には至っていませんでした。
本学文化学部京都文化学科の学生は、祇園祭の取組みを通じて京都の伝統を受け継ぎながら、その大切さや重みを学び、成長しています。函谷鉾の活動へ携わるにあたり、祇園祭の運営全般にも関わるため、観光客に対する祇園祭の解説や質問対応も当然必要となります。そこで「函谷鉾検定」と称した祇園祭に関する試験を設け、個々の理解度向上を図っています。祇園祭の取組みへ参加するためには、この検定での基準点を満たすことを必須条件としています。そして、祇園祭に欠かせない厄除けの粽作りや販売をはじめ、山鉾の試運転ともいえる行事の曳き初め、祇園祭の見どころとなる山鉾巡行では、学生たちも鉾の綱を曳き、保存会にとってなくてはならない存在となっています。
本学が祇園祭の取組みを開始して5年目となる2017年、これまで培ってきた祇園祭のノウハウをもとに、函谷鉾保存会の取組に加えて郭巨山(かっきょやま)保存会での活動も新たに始めました。山鉾によって全く異なる歴史や背景に戸惑うことなく、活動の領域つまりは学びの場を広げています。学生たちは後継者不足の祇園祭を支えるだけでなく、現地での活動からしか得ることのできない経験を通じて長い歴史を誇る京都の伝統文化を学び、成長しています。
むすんで、うみだす。 上賀茂・神山 京都産業大学
【関連リンク】
文化学部京都文化学科 「京都文化フィールド演習Ⅱ」で、祇園祭 郭巨山への取組が始動
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京都の伝統文化を未来へ。学生と地域・企業のむすびつきが 次世代へ継ぐ一体感をうみだす。
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京都産業大学 文化学部Webページ
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