Public Interest RegistryとNonprofit Tech for Goodが第1回慈善贈与トレンド報告を発表

Public Interest Registry

From: 共同通信PRワイヤー

2017-09-13 10:15

Public Interest RegistryとNonprofit Tech for Goodが第1回慈善贈与トレンド報告を発表

AsiaNet 69933 (1348)

【レストン(米バージニア州)2017年9月13日PR Newswire=共同通信JBN】
*国際調査が世界の慈善贈与の背景にあるトレンド、選好、習慣を明らかにした

「.org」「.ngo」「.ong」ドメインを運営する非営利企業、Public Interest Registry( (リンク ») )とNonprofit Tech for Good( (リンク ») )は13日、「2017 Global Trends in Giving Report(2017年世界慈善贈与トレンド報告)」( (リンク ») )を公表した。95カ国4000人以上のドナーを調査した第1回報告は、世界のドナーがどのように、なぜ贈与し、非政府組織(NGO)、非営利、慈善組織と関わっているかについて、総合的な理解を提供している。調査はまた、各大陸、人口動態にわたるコミュニケーションと慈善贈与に果たすテクノロジーの役割を分析している。

▽主な世界の調査結果
*ドナーの92%はNGOを倫理的で信頼できるとみており、96%は社会変革を起こすためにこのような組織が不可欠と考えている

*ドナーの45%は居住国外のNGOに贈与

*世界のドナーはオンラインで金銭的に貢献することを好んでおり、それは各世代共通の感情で、ミレニアルの62%、X世代とベビーブーマーの59%がオンライン贈与を好む

*オンラインのドナーの中で42%はソーシャルメディアが贈与を最も誘発するツールとしており、そのうち62%がFacebookを挙げ、Twitter(15%)、Instagram(10%)が続いた

*ドナーが最も信頼するウェブサイト、eメールアドレスのドメインは「.org」(72%)「.edu」(7%)「.ngo」(6%)

*最も贈与を誘発するツールとしてソーシャルメディアを挙げたのはミレニアル(33%)、X世代(28%)で、ベビーブーマーは資金集めイベント(24%)から最もインスピレーションを受けたと回答

*ドナーの67%は過去1年、NGOのボランティア活動をしており、このうち97%はそのNGOに金銭的貢献も

*男女のドナーはともに、子どもと青少年を支援する組織を最優先

*進歩派のドナーは人権/市民権の大義に、保守派のドナーは宗教/信仰の大義に贈与しているとみられる

Public Interest Registryのブライアン・キュート最高経営責任者(CEO)は「NGOコミュニティーが使命達成を成功させるには、ドナーと効果的に関わることが重要で、それが不可欠の場合もある。報告の実態は、世界と特定地区の有益な文化的診断をしている。しかし、もっと重要な点は、国内外の慈善マインドのある人々の誰を、いつ、どのようにターゲットにするか世界のNGOが理解するうえで、調査結果が役立つことである」と語った。

▽アジアのドナー概要
*アジアのドナーは子どもと青少年の大義に最も多く贈与し(18%)、次いで女性・少女支援の組織に贈与(12%)

*アジアでは祝日前後の贈与が一般的で、ドナーの32%はクリスマス、25%がイード・アルフィトル(イスラム教のラマダン明け)、17%がディワリ(ヒンズー教の新年)に贈与

▽オーストラリア&大洋州のドナー概要
*オーストラリア、大洋州ではX世代が最大のドナーグループ

*この地区ではドナーの39%が政治的な穏健派と識別され、75%が女性

*ここでは全地区中最高の70%のドナーが資金集めのイベントに参加しているが、ほかのどの調査対象地区よりも多い66%はFacebookが最も贈与に影響があると回答

Nonprofit Tech for Goodの創設者、ヘザー・マンスフィールド氏は「世界のドナーの選好を調べてみると、圧倒的多数の回答者が富裕国からであることを明示している。これは、NGOが途上国で効果的に支援者と関わるツールのテクノロジー不足と直接的な相関関係がある。われわれの希望は、今後の報告がより多様なドナー・コミュニティーを反映することである。特にインターネット・インフラの進化によって、世界の隅々からより多くのドナーが出現することになるだろう」と語った。

今年初めに調査した「2017 Global Trends in Giving Report」( (リンク ») )は、アフリカ、アジア、オーストラリア&大洋州、欧州、北米、南米の95カ国4084人のドナー回答者について、性別、世代、イデオロギーの分析も含めて概観した。

調査結果、手法に関する詳しい情報、報告全文とグラフィックスのダウンロードは以下参照。
(リンク »)

▽Public Interest Registryについて
Public Interest Registryは、世界3位の「ジェネリック」トップレベル・ドメインで世界中で1040万以上のドメイン名が登録されている「.org」トップレベル・ドメイン、および新参の「.ngo」「.ong」ドメイン、OnGoodコミュニティー・ウェブサイトを運営する非営利企業である。Public Interest Registryはまた、インターネット上の現地語使用を支援、奨励するため、4つの国際化されたドメイン名も運営している。インターネット上の協力、安全、危機管理の提唱者であるPublic Interest Registryの使命は、世界中の非営利コミュニティーがインターネットをより効率的に利用できるようにするだけでなく、ドメイン・ネーミング・システムに関する政策およびその他の課題に関連するインターネット関係者の中でリーダー的役割を果たすことである。Public Interest Registryは2002年Internet Safety(internetsociety.org)によって創設され、米バージニア州レストンに本拠を置いている。

▽Nonprofit Tech for Goodについて
Nonprofit Tech for Goodは、毎月ほぼ10万人がソーシャルネットワークにアクセスし、100万人以上がフォローする中で、非営利専門家の主要なソーシャル/モバイルメディアのリソースになっている。ヘザー・マンスフィールド氏が創設して運営するNonprofit Tech for Goodは、非営利テクノロジー、オンライン通信、モバイル/ソーシャル資金集めに関連する有益で分かりやすい情報、ニュース、リソースの提供に集中している。

▽報道関係問い合わせ先
Krystin Williamson, Allison+Partners for Public Interest Registry
pir@allisonpr.com
(619) 342-9383

ソース:Public Interest Registry

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