3D Systemsがドバイ航空ショーで同社E2Eソリューションによって航空宇宙産業におけるリーダーシップを実証

3D Systems

From: 共同通信PRワイヤー

2017-11-13 17:32

3D Systemsがドバイ航空ショーで同社E2Eソリューションによって航空宇宙産業におけるリーダーシップを実証

AsiaNet 70985 (1803)

3D Systemsがドバイ航空ショーで同社エンドツーエンド・ソリューションによって航空宇宙産業におけるリーダーシップを実証

【ドバイ(アラブ首長国連邦)2017年11月10日PR Newswire=共同通信JBN】
*エンドツーエンド製造ソリューションはサプライチェーンのプロセスを加速し、航空機が地上にいる(AOG)時間を短縮する

*新しいDuraForm(R)ProX(R)FR1200素材はFAR25.853に準拠し、航空宇宙市場が必要とする難燃性基準を満たす

3D Systems(NYSE: DDD)( (リンク ») )は10日、今秋開催のドバイ航空ショーで厳選された顧客とともに航空宇宙・防衛産業向けの付加製造(additive manufacturing)専門技術を展示すると発表した。3Dプリンティングを発明した同社は航空宇宙・防衛産業向けに設計され、最も広範なソフトウエア、テクノロジー、素材、サービス能力から成る業界最高のエンドツーエンド製造ソリューションを提供する。これらのソリューションは、顧客が従来の製造プロセスと比較して、より少ない総運用費用(TCO)で伸張強度を維持したまま、大幅軽量なパーツをより迅速に、製造することを支援する。

Photo - (リンク »)

ドバイ航空ショーの訪問者は、3D Systemsのブース、スタンド1560で航空宇宙関連顧客とともに開発した3D製造ソリューションを見学することができる。

3D Systemsのブライアン・ホッジソン氏(高度航空宇宙アプリケーション担当)は今年のイベントで基調となるプレゼンテーションを行い、航空宇宙のために3Dプリンティングを産業化するメリットについて説明する。この基調プレゼンテーションは、地元時間11月15日午後0時40分からUnmanned Aircraft Systems(無人機システム)に関する航空ショーの会議( (リンク ») )で行われる。

▽SLS(レーザー焼結)と航空機内装パーツ向けの新しい難燃性素材
3D Systemsの最新のDuraForm(R)ProX(R)FR1200ナイロン素材はFAR 25.853に準拠し、航空宇宙市場が内装キャビンパーツに必要とする難燃性基準に合致する。この素材はAITM煙濃度・毒性要件を満たし、その非ハロゲン化フォームミュレーションは健康にも好ましい。DuraFormProX FR1200で製造されたパーツは、他社の素材では実現できない優れた表面品質とビブラントホワイトを実現し、後処理および塗装に最適である。3D SystemsのSLS付加テクノロジーとともにこの素材を使用すれば、サプライチェーンを加速する極めて迅速でツール不要のオンデマンド製品を実現でき、在庫を軽減し航空機が地上にある(AOG)時間を短縮する。この素材は、主要な国際航空会社によって現在認定が行われている。

▽時間とコストを大幅削減するためのインベストメント鋳造
3D Systemsは3Dプリンティング・インベストメント鋳造パターンのためのテクノロジーおよびサービスのリーダーである。同社のSLA付加製造プラットフォーム、QuickCast(R)メソドロジー、素材を組み合わせることによって、軽量、ゼロアッシュ・バーンアウト処理によって完全な表面仕上げを提供する。Vaupellなどの顧客はAccura(R)CastPro(TM)Free素材を使用して、航空宇宙顧客向けのアンチモン不要のSLAキャスティング・パターンを製造、従来の方法よりも極めて少ないコストでかつてないスピードと品質を実現している。Vaupellの新規事業開発担当セールスエンジニアであるアンディー・リーブス氏は、特定の直径26インチ・パーツパターンは3D SystemsProX(R)800 SLA 3Dプリンターを使えば2、3日の内に約6000ドルから1万5000ドルで製造できると推定する。同じパーツを従来のツールで製造すれば、数カ月から1年以上かかり、コストも20万ドルから30万ドルに上ることになる。

▽ミッションクリティカルなリスク回避アプリケーション向けのDirect Metal Printing
3D Systemsは多数の航空宇宙会社と緊密に提携し、業界向けのメタル付加パーツを研究、設計、認定している。衛星利用システムを製造する大手欧州メーカーはそのパートナーの1社で、3Dプリンティング・メタルパーツによって衛星設計を変革する目的でこのテクノロジーを積極的に研究している。3D SystemsのDirect Metal Printing(DMP)はこのメーカーのアプリケーションで現在認定され、チタニウムに完全利用可能であり、従来の方法で製造されたパーツと同等ないしはそれ以上の伸張強度があり、大幅に軽量かつ著しくコンパクトなパーツを実現する。今日、衛星のような一部の製品にとって、メタルパーツの80%は3Dプリンティングを使用して製造されており、従来方法で製造されたパーツに取って代わっている。

3D Systemsのブライアン・ホッジソン氏(高度航空宇宙アプリケーション担当)は「3D Systemsは航空宇宙・防衛産業で長い歴史があり、当社の顧客と多数の提携でも成功してきた。このイベントで、われわれは当社顧客の業務の生産性、再現性、耐久性、効率的な総コストを提供するさまざまな製品を展示できることを大変うれしく思う」と語った。

▽プロトタイプ製造から製品製造までのソフトウエア加速プログラム
3D Systemsはテクノロジー、素材、専門的サービスを提供することに加え、デジタル化・設計・シミュレーションから製造・検査・管理まで、デジタル製造ワークフローをサポートするソフトウエア・ポートフォリオ一式を保有している。同社の総合的なポートフォリオは、CADデータを直接扱って作業でき、製造の精度・精密度を向上させるように設計された高度なエンジニアリングツールで顧客を支援する。同社は業務用途に耐えるソフトウエア・ソリューションを提供して航空宇宙製造ワークフローをサポートし、軽量パーツ設計、迅速な旧式パーツ製造、付加的かつ伝統的な製造のための準備を可能にする。2017年ドバイ航空ショーの訪問者は3D Systemsのブースを訪れ、業界をリードする3D SystemsのGeomagic(R)Design X(TM)とGeomagic(R)Control X(TM)がリバースエンジニアリングおよびCADベース検査を含む3Dスキャニング・アプリケーションにどのように利用できるかを見ていただきたい。

▽次世代の付加製造ソリューションへの幕開け
航空宇宙・防衛産業向けの3D Systemsのエンドツーエンド・ソリューションは、顧客のワークフローに合わせた独自のソリューションを提供することを可能にする幅広い同社の付加製造ポートフォリオの一部である。今週初め、同社は同社のポートフォリオ・ラインアップを大幅に強化する新しい製品を発表し、業界に幅広い付加製造ソフトウエア、サービス、テクノロジーの幅広いセットを提供、これらは広範な業界の顧客アプリケーションに対処することができる。

今回の発表( (リンク ») )には、新しいプラスティックおよびメタル生産素材、ワークフロー・ソフトウエアの優れたスイート、顧客が同じ素材を使ってプロトタイプ製造から製品製造にスケールすることを可能にする次世代プリンティング・システム、同社が30年培った付加製造経験、高度アプリケーション専門技術、世界規模の事業展開を活用した新しい専門サービス能力などが含まれている。

▽3D Systemsについて
3D Systemsは、3Dプリンター、プリント素材、オンデマンド製造サービス、デジタル設計ツールなどを含む包括的な3D製品およびサービスを提供する。同社のエコシステムは製品設計ショップから工場フロア、手術室までの高度アプリケーションをサポートする。3D Systemsの高精度ヘルスケア能力には、シミュレーション、Virtual Surgical Planning、医療および歯科装置、患者特有の外科装置などが含まれる。3Dプリンティングの開祖として、また未来の3Dソリューションの形成者として、3D Systemsは30年の歴史を費やして、専門家や企業が設計を最適化し、ワークフローを変革し、革新的な製品を市場に提供し、新規ビジネスモデルを推進することを可能してきた。

同社の詳細はウェブサイト (リンク ») を参照。

ソース:3D Systems

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]