ポーラ美術館(神奈川県・箱根町)では、2018年3月17日(土)から7月16日(月・祝)まで、「エミール・ガレ 自然の蒐集」展を開催いたします。本展覧会には、19世紀末に活躍したフランスのガラス工芸作家エミール・ガレの初期から晩年までの名品130点が集結します。
「森」を生命の象徴として捉えていたガレは作品に植物や昆虫のモティーフを多く用いていますが、神秘的な生命の源として「海」に深い憧れを抱き、クラゲやタツノオトシゴなど、海の生き物たちを
作品のモティーフにしていたことはあまり知られていません。
(リンク ») そんなガレが関心を寄せた「海」について楽しく学べるイベントとして、さかなクン(東京海洋大学・名誉博士/客員准教授)がポーラ美術館の1日館長を務めます。また、ガレが作品のモティーフとして表現した海の生き物たちの生態を知り、海洋生物への興味、関心を深め、作品鑑賞をより楽しむことにもつなげられるよう、イラスト解説を交えたトークショーを開催いたします。また、会期中はオリジナルの写真ボードを使用した撮影コーナーを設置いたします。当イベントにて、写真ボードの御披露目をし、さかなクンにサインをいただきます。
■イベント概要
(リンク ») 【開催日時】2018年3月24日(土) 13:00~14:15
13:00~13:15 さかなクン1日館長就任セレモニー
13:15~14:15 トーク&イラストドローイングイベント
「さかなクンのギョギョッとアートなトークショー」
【講 師】さかなクン(東京海洋大学・名誉博士/客員准教授)
【会 場】ポーラ美術館
【料 金】無料(ポーラ美術館の入館券が必要)
【定 員】要事前申込み 先着180名
【参加方法】3月1日(木)11:00よりサイトPeatixより申込
(リンク ») *3月1日(木)11:00よりアクセスが可能になります
右:クラゲをモティーフにした作品《くらげ文大杯》1898-1900年サントリー美術館蔵(菊地コレクション)©TAKESHI FUJIMORI
■「エミール・ガレ 自然の蒐集」展 概要
(リンク ») や生物学をはじめとする博物学的な知識と卓越した技術を駆使して、傑出した芸術作品を次々と生み出したガレ。自然界に存在するさまざまなかたちを見つめ、植物や昆虫、動物、そして海の生物といった数多くのモティーフを意匠化したガレの芸術制作は、自然を蒐集するコレクターになぞらえることができるでしょう。本展では、初期から晩年までのガレの優品を巡りながら、芸術家の創造の源泉であった「自然」を、「森」と「海」というふたつの視点から紹介します。
会 期:2018年3月17日(土)~7月16日(月・祝)(会期中無休)
主 催:公益財団法人ポーラ美術振興財団ポーラ美術館
特別協力:東京大学総合研究博物館
右:タツノオトシゴをモティーフにした作品《花瓶「海馬」》1901-1903年 北澤美術館蔵
■入館料(かっこ内は団体料金)
(リンク ») 1,800円 (1,500円)
シニア割引(65歳以上) 1,600円 (1,500円)
大学・高校生 1,300円 (1,100円)
中学・小学生 700円(500円)
*料金はいずれも消費税込み *団体は15名以上
*中学・小学生の入館については、土曜日は無料
*中学・小学生が授業の一環として観覧する場合、中学・小学生および引率教員等の入館は無料
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。