国立大学法人東京農工大学大学院工学府(所在地:東京都小金井市、工学府長:三沢 和彦 以下「工学府」という。)と国立研究開発法人理化学研究所革新知能統合研究センター(所在地:東京都千代田区、センター長:杉山 将 以下「AIPセンター」という。)は、平成30年4月1日に「国立大学法人東京農工大学大学院工学府と国立研究開発法人理化学研究所革新知能統合研究センターとの連携講座設置に関する覚書」を締結し、工学府電子情報工学専攻(博士後期課程)に「革新知能基盤連携講座」を設置しました。
工学府では、AIPセンターに所属する研究者を客員教員として委嘱し、工学府博士後期課程に開設される授業及び研究指導または研究指導補助を担当するため博士(工学)の学位取得が可能となります。
本連携講座の学生募集を開始するにあたり、お知らせします。
東京農工大学工学研究院(注1)と理化学研究所は、平成23年3月31日に「国立大学法人東京農工大学大学院工学研究院と独立行政法人理化学研究所との教育研究に係る連携・協力に関する協定」を締結しています。知能情報工学、人工知能工学などの情報学及び関連分野における人材育成の必要性がますます高まっていることに鑑み、この度、本協定を基に工学府電子情報工学専攻に連携講座を設置することになりました。これにより、AI分野における研究教育を戦略的に推進し、産業界や学術界で世界的に活躍できる高度AI人材を育成します。
東京農工大学では、AIに関連する分野について、これまで大学院工学府の様々な専攻において研究教育を実施してきました。本覚書の締結によって「革新知能基盤連携講座」を新設し、AIPセンターから5名の客員教員が着任することで、AI関連分野の研究教育が大きく充実することになります。
客員教員(研究分野)として、大武美保子客員教授(認知行動支援技術)、前原貴憲客員准教授(離散最適化)、美添一樹客員准教授(探索と並列計算)、Qibin Zhao客員准教授(テンソル学習)、Khan Mohammad Emtiyaz客員准教授(近似ベイズ推論)が着任します。これにより、大学院生が東京農工大学の小金井キャンパスだけでなく、客員教員の下、日本橋の理化学研究所AIPセンターで研究を実施し、博士の学位を取得することが可能になります。また客員教員は、授業を実施するだけでなく、指導教員として大学院生の研究指導にあたります。
本連携講座では、平成30年10月入学者から指導を開始します。
平成30年10月入学試験
出願期間 平成30年7月17日(火)から平成 30年7月20日(金)
入学試験日 平成30年8月20日(月)
平成31年4月入学試験
第1期、第2期、第3期の3回の出願機会があります。
また、博士前期課程の学生も連携講座客員教員の指導の下に修士(工学)の学位を取得することが可能です。詳しくは東京農工大学Webサイト( (リンク ») )を御覧ください。
注1 工学研究院は、教員の所属する研究組織です。工学府は、学生が所属する教育組織です。
◆工学府革新知能基盤連携講座に関する問い合わせ◆
東京農工大学小金井地区事務部戦略企画室
TEL/FAX:042-388-7741
E-mail:k-koho@cc.tuat.ac.jp
◆工学府学生募集に関する問い合わせ◆
東京農工大学小金井地区事務部学生支援室入学試験係
TEL/FAX:042-388-7014
◆連携講座客員教員に関する問い合わせ◆
理化学研究所 革新知能統合研究センター
コーディネーター 吉戸 智明
TEL:03-6225-2384
E-mail:tomoaki.yoshito@riken.jp
◆連携講座ホームページ◆
東京農工大学工学府革新知能基盤連携講座ホームページ
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