骨粗鬆症による脆弱性骨折の影響が見過ごされている

ユーシービー 2018年10月18日

From 共同通信PRワイヤー

骨粗鬆症による脆弱性骨折の影響が見過ごされている

AsiaNet 75802

2018年10月18日

この資料は、ユーシービーが2018年10月18日に発表したプレスリリースを日本語に翻訳したものです。
この資料の正式言語は英語であり、その内容及びその解釈については英語を優先します。
詳細は (リンク ») をご参照下さい。

骨粗鬆症による脆弱性骨折の影響が見過ごされている

・新たな調査結果から、3人に1人が骨粗鬆症(こつそしょうしょう)から脆弱性骨折(ぜいじゃくせいこっせつ)を起こすといわれている(注2)にもかかわらず、60歳以上の女性の61%は骨粗鬆症のことをほとんど知らない、または全く知らないことが示された(注1)。
・調査回答者の女性の約半数(55%)は、高齢者の脆弱性骨折の原因が骨そのものの病態ではなく、不運な転倒や事故によるものと考えた。
・3分の1以上(37%)が、医療関係者から骨粗鬆症や脆弱性骨折について、聞いたことがないと回答した。
・毎年890万件以上の骨折の原因となる骨粗鬆症という疾患が、なぜ見過ごされているのかを問う必要がある(注2)。

ブリュッセル、ベルギー(2018年10月18日): ユーシービーは2018年世界骨粗鬆症デー(10月20日)のために、新しい調査結果を本日発表しました。その調査結果から、骨粗鬆症と脆弱性骨折について、そのリスクが最も高い人たちの認識と理解が、驚くほど不足していることが示されました。

現在、50歳以上の女性3人に1人は骨粗鬆症による脆弱性骨折の経験があるといわれています(注2)。今回発表した調査は、60歳以上の女性4,000人以上を対象に実施しました。この調査結果から、調査対象女性の61%が骨粗鬆症についてほとんど知らない、または全く知らないとし(注1)、さらに、55%は高齢者の脆弱性骨折はその多くが不運な転倒や事故によるものと考えていることが示されました(注1)。
さらに、69%は骨の脆弱化は老化によるもので避けられないと考え、70%は脆弱性骨折リスクが高まることは避けられないと考えました(注1)。およそ5人に1人(17%)は骨量減少を防ぎ、骨強度を維持する方法がいくつかあるにもかかわらず、骨粗鬆症予防のためにできることはほとんどないと思うと、コメントしました(注1)。

骨粗鬆症は罹患数が世界で2億人と推定される(注3)、最も発現頻度の高い骨疾患です。この骨粗鬆症が原因となる脆弱性骨折は、毎年890万件以上発生しています(注2)。骨粗鬆症は骨の脆弱化を普通以上に早め、その結果、骨がもろく、折れやすくなり、少しぶつかったり転んだりしただけで脆弱性骨折を起こします。最初の骨折後、1年以内に再骨折をする可能性は5倍になります(注4)。

世界の人口構成は急激に変化しており、60歳以上の人口割合は2015年~2050年の間に12%から22%へ、ほぼ倍増すると推定されています(注5)。「寿命が延びて人生に対してより多くを期待しますが、実はそれに伴う危険性が静かに忍び寄っています。骨粗鬆症と脆弱性骨折による身体的、心理的影響は大きく、これらの疾患は他の疾患と同様に緊急性をもって治療しなければなりません。そうしなければ、世界の医療制度、社会、家族、個人に大きな打撃を与えかねない負担となります」と、国際骨粗鬆症財団(International Osteoporosis Foundation)のCEOであるDr.Philippe Halboutが説明しています。

今回の調査対象である60歳以上の女性は、骨粗鬆症と脆弱性骨折のリスクが最も高いにもかかわらず、調査対象女性の37%が、医療関係者からこうした問題について触れられた事はないとしています。さらにこの調査から、自分自身に関する問題を話すことについて医療関係者に依存していることがわかりました(注1)。すなわち、54%は自分自身に最も重要と思われる問題を医療関係者が話してくれると考えており(注1)、32%は自分自身から要求しなくても健康維持に関する情報を医療関係者からもっと提供してほしいと願っていることが示されました1。

脆弱性骨折により食事や身支度、買物、運転などの日常活動が困難になり、生活に大きな負担をかける可能性があります(注6)。大腿骨近位部骨折をした患者さんの40%は再び単独歩行ができなくなり、4分の1までが骨折後1年以内に死亡しています(注7、8、9、10)。

ただし、今回の調査では60歳以上が人生に情熱を持ち、活動的でありたいと願っていることも明らかになり、47%は頻繁に休暇を取って海外旅行をすると回答しました(注1)。

これまでの経験と残りの人生への期待について親世代と比較したところ、調査対象の85%は自分自身の健康と幸福の維持について自身の親世代より積極的であると回答し(注1)、84%はより健康な生活をより長く送れると考え1、82%は残りの人生からより多くのものが得られると期待しています(注1)。こうした願望があっても、骨粗鬆症や脆弱性骨折は活動的な人生を楽しむ上で大きな脅威となる可能性があります。脆弱性骨折が起きてしまったら、その瞬間から適切な行動を取らない限り、残りの人生にむけた願いや希望がかなわないかも知れません。

「世界の50歳以上の女性3人に1人が脆弱性骨折を起こします。ところが最大のリスクを有する女性は、脆弱性骨折のことも、それが自分の自立と生活の質に大きく影響する可能性があることも認識していません。今回の調査結果は、今日の60代の女性が、人生に自分自身の親世代を上回るほどの情熱と願望を抱いていることを明確に示しました。現在、年間890万件以上の脆弱性骨折の原因となり、健康な老後の大きな障害となる骨粗鬆症が、なぜこれほどまでに見過ごされているのかを問う必要があります」と、ユーシービーの副社長で骨領域部門長のDr. Pascale Richettaはコメントしました。

(リンク »)


調査について
ユーシービーはHarris Interactive Ltdと共同で、60歳以上の女性を対象とした調査を実施しました。この調査は骨粗鬆症と脆弱性骨折に対する認識、考え方、リスク認知調査の一環として、2018年8月~9月に主要先進10か国(ベルギー、デンマーク、フランス、ドイツ、イタリア、日本、スペイン、スウェーデン、英国及び米国)において実施されました。
60歳以上の女性4,504人に骨粗鬆症と脆弱性骨折についてオンライン・インタビューを行いまた。サンプルサイズは、ベルギーやデンマーク、スウェーデンで約333、それ以外のほとんどの国では500でした。

References
(注1)Harris Interactive. Osteoporosis and Fragility Fracture Risk Survey 2018.
(注2)Ström O, Borgström F, Kanis JA, Compston J, Cooper C, McCloskey EV, Jönsson B. Osteoporosis: burden, health care provision and opportunities in the EU: a report prepared in collaboration with the International Osteoporosis Foundation (IOF) and the European Federation of Pharmaceutical Industry Associations (EFPIA). Arch Osteoporos. 2011;6:59-155. doi: 10.1007/s11657-011-0060-1.
(注3)Reginster JY, Burlet N. Osteoporosis: A still increasing prevalence. Bone. 2006 Feb;38 (2 Suppl 1):S4-9
(注4)van Geel TA, van Helden S, Geusens PP, Winkens B, Dinant GJ. Clinical subsequent fractures cluster in time after first fractures. Ann Rheum Dis 2009;68:99–102.
(注5)WHO, Ageing and health: key facts. Available at (リンク ») (Last accessed: September 2018).
(注6)Cooper C (1997) The crippling consequences of fractures and their impact on quality of life. Am J Med 103:12S-17S; discussion 17S-19S
(注7)International Osteoporosis Foundation. The Global Burden of Osteoporosis. What you need to know, Available at:   (リンク ») (last accessed September 2018).
(注8)Bentler SE, Liu L, Obrizan M, et al. The Aftermath of Hip Fracture: Discharge Placement, Functional Status Change, and Mortality. American Journal of Epidemiology, 2009;170:1290–1299.
(注9)Hu F, Jiang C, Shen J, et al. Preoperative predictors for mortality following hip fracture surgery: A systematic review and meta-analysis. Injury, 2012; 43: 676–685.
(注10)Magaziner J, Simonsick EM, Kashner TM, et al. (1990) Predictors of functional recovery one year following hospital discharge for hip fracture: a prospective study. J Gerontol 45: M101.

ユーシービーグループについて
ユーシービーグループ(www.ucb.com)は、ベルギーのブリュッセルに本社を置くグローバルバイオファーマで、ニューロロジーや免疫・炎症、骨領域の重篤な疾患と共に生きる患者さんのより良い生活の実現を目指して、革新的な医薬品の研究開発や創薬ならびに ソリューションの提供に力を注いでいます。世界約40か国に拠点を置き、従業員数は約7,500名を擁しており、2017年の収益は45億ユーロ(約5,700億円)でした。ユーシービーはユーロネクスト・ブリュッセル証券市場に上場しています(シンボル:UCB)。
ユーシービージャパンは1988年に設立され、抗てんかん薬「イーケプラ(R)」、「ビムパット(R)」、関節リウマチ治療薬「シムジア(R)」を中心に事業を展開しています。これからも、患者さんの価値を創造するバイオファーマリーダーとして、従来の治療で十分な改善が得られなかった患者さんに新たな治療の選択肢を提供することを目指して、日本の医療・健康へ更に貢献することを使命として参ります。

この件に関するお問い合わせは下記にお願いします。
ユーシービージャパン株式会社 広報部
電話:03-6864-7633
(リンク »)

(日本語リリース:クライアント提供)



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