AsiaNet 77463 (0243)
【丹陽(中国)2019年2月19日PR Newswire=共同通信JBN】
*専門知識を共有することにより、GKN Additiveは自動車市場向けに中国におけるMetal Additive Manufacturing(金属付加製造)の採用を加速することを目指す
金属付加製造の大手で、粉末から設計コンセプト、製造までのソリューションを提供しているGKN Additive( (リンク ») )は、同社の中国で最初のカスタマーセンターを開設した。丹陽の最先端の施設では、顧客とパートナーは金属3Dプリンティングのあらゆる側面について学び、GKN Additiveの技術者と協力して実践的なプロトタイピングワークショップで部品を設計、プリント(印刷)することができる。
Logo: (リンク »)
Photo: (リンク »)
この新たな施設は、いまやGKN Additiveのグローバルなプリントネットワークの範囲をアジアにまで拡大することになる。今日、欧州、北米、アジアの6カ所のR&D(研究開発)、製造施設が、インダストリー4.0に組み込まれたデジタル印刷ネットワークを形成し、GKN Additiveの顧客にグローバルなスケーラビリティーとより迅速な納入を保証する。
GKN Powder Metallurgyの付加製造担当プレジデントのグイド・デジャン氏は「中国は世界最大の自動車市場であり、従来型車および新エネルギー車の自動車製造国である。自動車開発の活動は従来の伝統的な地域から中国へとシフトしており、このことは付加製造のような新テクノロジーに対する需要の拡大をもたらしている」と述べた。
同氏は「金属付加製造は自動車業界や電気自動車生産に大きな影響を与える未来のプロセスの1つであるとわれわれは信じている。迅速なプロトタイピング(試作)による市場化までの時間節約から、付加の部品やアセンブリーの再設計と見直し、オンデマンドの交換による在庫の縮減にいたるまで、金属AM(付加製造)はコンポーネントの全ライフサイクルを通じて価値を高める」と付言した。
▽中国の自動車プレミアム市場のトップ5サプライヤーの1つとして既に確立
GKN Hoeganaes、GKN Sinter Metals、GKN Additiveで構成されるGKN Powder Metallurgyは、上海の北方、江蘇省丹陽と儀徴の2カ所の施設に500人を超えるチームを雇用している。2006年に中国市場に参入して以来、GKN Powder Metallurgyは毎年市場シェアを拡大しており、現在では中国の自動車プレミアム市場におけるトップ5サプライヤーの1つとなっている。
GKN Powder Metallurgy Chinaは、主に自動車エンジン、トランスミッション、車体&シャシー向けの高度に設計された金属粉末および焼結製品を製造している。2018年に両施設は、Schaeffler、デンソー(Denso)、フォルクスワーゲン(VW)、Getrag、JATCOなど中国における大手自動車顧客に数百万のVVTローター、VVT固定子(ステーター)、シンクロナイザーハブを供給した。
カスタマーセンターの詳細と金属付加製造の利用方法については、2月21-23日上海で開かれるTCTアジアで、GKN Additiveの展示場(Stand W5-C60)を訪れていただきたい。
▽GKN Additiveについて
GKN Additiveは、プロトタイプ、ミディアムシリーズ(中級)、アフターマーケット向けの高度な金属AM(付加製造)部品および材料のデジタルメーカーであり、新しいテクノロジーを最大限に追求し、よりシンプルに、より速く、より利用しやすくするよう取り組んでいる。GKN Additiveは、GKN Powder Metallurgyの粉末製造、金属加工における2重の専門知識と、世界28カ所の施設の7000人を超える従業員のエンジニアリングネットワークに支えられている。
▽メディア問い合わせ先
Susanne Trautmann
Susanne.trautmann@gkn.com
+49-151-6404-4890
ソース:GKN Additive
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。