中央大学は7月13日(土)に後楽園キャンパス(東京都文京区)で、連続公開講座「LGBTをめぐる社会の諸相」の第2回目「LGBTと歴史―歴史研究の重要性」を開催する。「同性愛」に関して、過去の言説分析を通して緻密な歴史研究を続けてきた成蹊大学の石田仁氏と筑紫女学園大学の赤枝香奈子氏が講演。いまLGBTをめぐる歴史を振り返ることで何が見えてくるのかを確認する。参加費無料、申込不要で誰でも参加可。
今日、社会のさまざまな場において、ダイバーシティ(多様性)への深い理解と積極的な取り組みが求められている。中央大学では2017年に策定・公表した「中央大学ダイバーシティ宣言」に基づき、「性別、性自認、性的指向」の領域で「多様な人たちが皆個人の能力を最大限発揮できる社会」を描くには何が必要か、学び考える場を作ってきた。
その一環として、2018年度に引き続き、LGBTをテーマにした全5回の連続公開講座を開催。このたび第2回として「LGBTと歴史―歴史研究の重要性」を開講する。概要は下記の通り。
[報道関係者の方へ]
ご取材いただける場合は、添付PDF「取材申込書」を中央大学広報室へFAXまたはEmailにてご送付いただけますと幸甚です。ご検討の程、宜しくお願い申し上げます。
■ 連続公開講座 第2回「LGBTと歴史―歴史研究の重要性」開催概要
日時:2019年7月13日(土)15:00~17:30
場所:中央大学 後楽園キャンパス 5号館 5334号室
内容:現在、LGBTをめぐる論点は、ともすれば新しく出現したものか、そうでなければ不変の課題かのように語られがちです。歴史のレンズを通して見るとき、そこに何が見えてくるのでしょうか。「同性愛」に関して、過去の言説分析を通して緻密な歴史研究を続けてきた二人の研究者と共に、歴史を振り返ることで見えてくるもの、歴史研究の意義を確認します。
登壇者:
石田 仁氏 / 社会学(成蹊大学)/ 著書『はじめて学ぶLGBT』(ナツメ社、2019年)ほか
赤枝 香奈子氏 / 社会学、ジェンダー・セクシュアリティ研究(筑紫女学園大学)/ 著書『近代日本における女同士の親密な関係』(角川学芸出版、2011年)ほか
参加費:無料
申込:不要
後援:東京都文京区、LGBTとアライのための法律家ネットワーク
■ 連続公開講座『LGBTをめぐる社会の諸相』の特色
(1) 統計、歴史、防災、アート、こども・若者という他ではあまり聞けないテーマを揃え、LGBTというテーマの幅広い社会的重要性を示す
(2) 各領域で先進的な取り組みを続けてきた研究者・実務家が登壇し、LGBT/SOGIに関する学術的知見の蓄積と今日の社会の課題の関わりを明らかにする
(3) 毎回複数名の登壇者から話題提供を受け、多様な視点から課題の解決を探る
■ 参考
・2019年度 連続公開講座『LGBTをめぐる社会の諸相』
(リンク »)
・2018年度 連続公開講座『LGBTをめぐる法と社会 -過去、現在、未来をつなぐ-』
2018年5月~12月に開催した全8回の講座資料および動画をご覧いただけます。
(リンク »)
・中央大学が5月25日に連続公開講座「LGBTをめぐる社会の諸相」の第1回を開講 -- 「LGBTと統計 -- 統計調査の読み方、使い方」(2019.05.16)
(リンク »)
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中央大学ダイバーシティ推進ワーキング事務局
TEL:042-674-2269
Email:jcdip-grp@g.chuo-u.ac.jp
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