OSSが日本で知られ始めた創成期からOSS関連のマーケティングの仕事をしています。もうすっかり、経歴は20年を超え、OSS業界の中ではベテランマーケッターの域になっております。
当時よく話をしていたのは「非OSSのソフトウェアは料理で、OSSは材料です。材料なので、OSSは腕のいいシェフが料理しないとおいしい料理は食べられません。」というような内容です。
あれから20年以上の時が流れました。当時の料理の材料だったOSSは進化して、素材だけでもおいしくいただけるようにはなりました。OSSも進化し、今や高機能、高品質なソフトウェアになりました。
とはいえ、OSSはまだ材料なので、全く知らない人が扱えるものではないです。社内に専門家がいる場合はその人に依頼すればよいですし、そうでない場合は、社外に保守を委託するべきと思っています。WordPressやLinux、PostgreSQL、MySQLなどなどメジャーなOSSはかなり品質が上がっているので、詳しくなくてもトラブらない限りは、簡単にインストールでき、運営できるレベルになっています。しかし、OSSはどこかのメーカーの製品というわけではないので、保守はどこかと契約するか、自分で何とかするしかないのです。トラブルの時に対応できる専門家と契約をしないと、障害時に復旧に時間がかかったり、復旧させることができない時があるのです。それゆえに、保守が必要だと考えています。
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